本日は、
特にヅカ的に大きな出来事はありませんでしたが、
東京宝塚劇場での『はいからさんが通る』は、
座席が拡大されるのかどうかが気になるところです
さて、本日は、
当ブログでもよく取り上げる宝塚OGについてです
先日よりずっと語りたかったことを、
今回語ろうと思います
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
宝塚OGに関する記事を読んで…
私はYahooニュースで読んだのですが、
先日よりFRIDAYの記事で、
退団後の宝塚OGの苦労話がありました
9月4日の配信と、
本日9月14日の配信です
14日には、
私が一生懸命応援している95期生の一人、
ゆいちぃ(実羚淳さん)も登場
ゆいちぃはインスタをしているので、
95期OGは普段から覗いていますが、
記事になるのは新鮮!
最近では、
みりおん(実咲凛音さん)のインスタにも、
ゆいちぃとのお写真がアップされてましたっけ…
なので、
95期ファン、みりおんファンの方は、
ゆいちぃの姿が懐かしかったのではないかと思います
さて、本題ですけど、
インタビューをして、
しっかり取材されている記事を読んで思ったのは、
やっぱり苦労しているなぁ…ということ
これに尽きます
タカラジェンヌはOGになると「ただの人」化してしまう無念さ
当ブログでは、
何度も語っていますが、
タカラジェンヌは宝塚歌劇団を卒業してしまうと、
ただの人になってしまいます
ちょっと言葉はキツイ言い方なのですが、
実際、現役時代は、
タカラジェンヌとしてスポットライトを浴び、
たくさんのファンが応援してくれます
ですが、退団をしてしまうと、
宝塚歌劇団という魔法が解けてしまい、
在団時のファンは、そのまま応援してくれなくなるからです
ファンは、残念なことに、
次の生徒さんへと興味が向いてしまうからです
1人のタカラジェンヌに惚れ込んでいても、
好きな姿は宝塚歌劇団あってこそなのです
それは何もトップスターや、
人気の路線スターだけではなく、
すべてのOGに言えることです
逆に言えば、
トップスターだって同様に、
必ずと言っていいほどファン規模が小さくなります
かつて、どなただったか忘れましたけど、
すごい人気のトップスターが、
退団後はファンが1割くらいだった、という話を聞いたことがあります…
極端な言い方をされているだけかもしれませんけど、
ファンの数が極端に減るというのは、
OGあるあるでしょう
退団直後から、
1~2年は人気を保てますけど、
その後のファンの数は減少していく、
というのが普通なんだと思います
だからこそ、
退団後はしっかりファンを繋ぎとめておくだけではなく、
新規開拓もしていかなければなりません
そこがなかなかうまくいかないのが現実でしょう
職種を変えて大活躍しているOGもたくさんいる
とはいえ、
職種を変えて成功したOGもたくさんいらっしゃいます
たとえば、
花組の元娘役だった75期生のみずき愛さん
⇒元花組娘役だったみずき愛さん…福室文美さんという名で異業種で大活躍!
シュガークラフトアーティストとして、
ご活躍されているとか
また、元星娘で、
94期生のひなたの花梨さんは、
本名の四方花林さんでカメラマンに転身されてます
宝塚ホテルの支配人に就任した、憧花ゆりのさん
貴柳みどりさんも、
阪神阪急グループのレム日比谷の支配人に就任しています
また、
元雪組トップスターのたかね吹々己さんも、
旅館の女将に転身されるとおっしゃってました
スポットライトを浴びる芸能界以外でも、
活躍する場を見つけて、
第一線でご活躍中なOGさんは、他にもたくさんいらっしゃるでしょう
芸能界で一般に名前が浸透して活躍しているOGが少なすぎる件
一方で、
芸能活動を中心に頑張っていきたい、
というOGさんはたくさんいらっしゃいますし、
それが本音でしょう
歌って、踊って、お芝居をするという魅力に心を奪われて、
その世界に飛び込んだわけですから、
できれば、一生携わっていきたい、
という気持ちがあるのは、当然だと思います
ただし、
現実はそう簡単にはいきません
宝塚歌劇団という場所には、
残念ながら永遠にいられないのですから、
退団後は、活躍の場所を自分で見出さないといけないのです
宝塚OGのその後の芸能界での活躍を見ると、
必ずしも成功しているとは思えないのが現状でしょう
華やかにご活躍されているOGさんはわずか一握りです
一般の方々が思い浮かべる元タカラジェンヌといえば、
このメンバーでしょうか…
②黒木瞳さん
③檀れいさん
④真矢ミキさん
⑤紫吹淳さん
⑥遼河はるひさん
⑦はいだしょうこさん
⑧大和悠河さん
正統にドラマや映画でご活躍というと、
上から3人のだんさん(檀れいさん)までになり、
リカさん(紫吹淳さん)からは、
バラエティ班という感じがします
ミキさん(真矢ミキさん)はちょうど中間
しかし、月組出身や月組スター多し…
上記では、ミキさんとしょうこお姉さん以外、
月組絡みです…
⇒月組の人事をわかる範囲で振り返る…いろいろあり過ぎ(^_^;)
上記には含めませんでしたが、
マミさん(真琴つばささん)も、
テレビには出られてますね(これまた月組絡み)
バラエティ班もバカにはできません
ここから人脈や仕事に繋がるわけですから、
オーディションなんかも受かりやすいかもしれませんし、
オファーも来るでしょう
顔を売っておくという手段としては、
有効なのではないでしょうか
いろいろうるさく厳しく言われがちですけど、
OGさんも生活がありますから、
そこをプロとして頑張っているだけです
どんなフィールドにせよ、
OGさんご本人が頑張っていらっしゃるのであれば、
我々ファンは応援するのみ!
極端に宝塚歌劇団を蔑めるのはよろしくありませんけど、
ユーモアを含めた感じで楽しいエピソードなら、
いいんじゃないでしょうか、と私的には思います
OGはオーディションに受からないという現実
また、
冒頭でお話したネットニュースの記事は、
宝塚OGサポーターズクラブのインタビュー記事でした
そこには、
オーディションになかなか受からず苦労された、という
瞳ゆゆさんの話がありました
現在フリーアナウンサーとしてご活躍中とのこと
ゆゆさんは、
アナウンサーの道を歩まれているので、
ちょっと状況は変わりますが、
オーディションに受からない、というのは、
きっと宝塚OGあるあるなんだと思います
歌唱力があると言っても、
芸能界には、
本当に歌える華やかな方々がたくさんいらっしゃいます
宝塚歌唱をよしとしない、ところもあるでしょうし…
また事務所の力関係もあるでしょう
事務所での大きな仕事というのもあるでしょうし、
所属事務所がなければ、
個人で仕事を取ってこないといけませんから、
余計にハードルがあがります
小さな劇場でのお芝居や、
小さいさまざまなイベントもあり、
そこにOGさんがご出演されるケースも多々あります
ただ、
それだけで食べていくというのは、
実質困難でしょう
バレエを教えたり、
アルバイトをしながら、両立させているか、
家からの援助になるんだと思われます(←憶測です)
実際、
バレエやフィットネス系の先生をされているOGさんが多いので、
そういう需要はあると思います…
ただし、
舞台などの芸能1本で食べていけているOGさんは、
ほんの一握りでしょう
それだけ厳しいのが芸能界なんだと思います
宝塚夢組の実現と宝塚OGサポーターズクラブ
宝塚歌劇団では、
OGをたくさん輩出する割には、
卒業後のご活躍がパッとしない、
と言われても仕方がない状況が続いてます
それを打破するために、
宝塚夢組の構想を打ち出しましたけど、
実現するのかどうかはまだ不明です
実現するにしても、
現役生をダシに使わずに、
夢組だけで頑張っていただきたいです
現在、
オンラインサロンを開催しているOGさんもいらっしゃいます
宝塚OGサポーターズクラブも、
それに近い感じの運営のように見受けられます
こうやって、
地道にOGさんの活躍の場を広げていこうとすることは大事です
それと同時に、
常に飽きさせないコンテンツの提供も大事です
オンラインサロンや、
ファンクラブのようなものは、
会費というお金を徴収する分、
それに見合った対価が必要になります
オンラインサロンにせよ、
FCにせよ、
永遠に継続して会員でいるわけではありません
「退会」というのがある以上、
継続することに意味を持たせる必要が出てきます
どれだけの会員がいるのかはわかりませんが、
著名人のサロンでも、
1万人ですごい、と言われる世界ですので、
きっとかなり規模は小さいのではないのかな、と思います
元々宝塚歌劇自体ニッチな分野ですし…
それでも、
いろんなことを模索して、
第二の人生を実りあるものにしていこうという姿に、
感動しますし、
ぜひ成功して欲しいと応援したくなります
星蘭ひとみと純名里沙
そういう意味でも、
専科のせーらちゃん(星蘭ひとみさん)が、
在団中に顔を売るというのも、
意外とアリなのかもしれません
ただし、
宝塚歌劇団は芸能事務所ではないので、
そのバランスが難しいですよね…
そういえば、
せーらちゃん同様に、
在団中からテレビに出て、
退団後もあれだけ売れっ子だった、
じゅんさん(純名里沙さん)は今どうしているのでしょうか…?
たぶんご活躍されてらっしゃるんでしょうけど、
私的には、
チャロ以降が不明です…
めちゃくちゃ歌唱力があったのに(マジで真の歌唱力でした)、
舞台でのご活躍がそうでもなかったなぁ…
本当にもったいないです…
まだ語りたいことがあるので、
一旦区切ります
参加しています!
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