柚希礼音と愛希れいかの『マタ・ハリ』W主演で思うこと

宝塚OG



本日というより、
ついさきほどですが、
俳優の田村正和さんのご逝去の報を知りました

 

存在感が素晴らしく、
人気もあったダンディで素敵な俳優さんでしたね
私はあまりドラマを見ないのですが、
「古畑任三郎」は見てました

 

いつまでも若々しいイメージでしたので、
思ったよりもご高齢だったのが驚きました

 

どうか安らかにお眠りください
心よりご冥福をお祈り申し上げます

 

さて本日ですけど、
ちょっと思うことがありましたので、
私が愛するちえさん(柚希礼音さん)と、
大好きなちゃぴちゃん(愛希れいかさん)のW主演となる『マタ・ハリ』ですが、
それに付随したことをだらだらと語りたいと思います

 

主にちえさんです

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

レジェンド元トップスター柚希礼音が元大人気トップ娘役愛希れいかと『マタ・ハリ』でW主演

この発表があったのはいつだったか忘れましたが(笑)、
ちえさんのインスタをチェックしたら、
2月15日に情報解禁だった模様…

 

これを知った時、
ヅカファンの皆さんも驚いたと思いますけど、
ワタクシも驚きました
また、大尊敬のブログ様も驚いてました

 

ちえさんとちゃぴちゃんは同じ事務所なので、
W主演にしやすかったというのがあるのでしょうし、
退団後のちゃぴちゃんのミュージカル女優としてのスキルは、
上がりっぱなしで、
まさに脂が乗った状態です
私は、中止になった昨年の『エリザベート』、
『イリュージョニスト』以外は全部観劇しています
あ、『エリザベートガラコン』は、
チケット取れなかったので見れてません…(^_^;)

 

同様に、
ちえさんの舞台もほぼ観に行っています
昨年と今年は中止ばかりでしたので、
全然観れませんでしたが、
『ビリー・エリオット』は観劇出来ました

 

そこで思うのは、
やはりちゃぴちゃんの女優としてのポテンシャルの高さですね

 

同じように、
キャラクターや持ち味は違いますが、
素晴らしい才能を発揮しまくっているのが、みゆ姫(咲妃みゆさん)
みゆちゃんも凄まじいです

 

宝塚歌劇団が生み出した、
大事な才能のある元タカラジェンヌでしょう

 

レジェンドと言われ、
宝塚歌劇団で一時代を築き上げたちえさんに、
まだまだ追いつくまでは行かずとも、
着実に近づいている感があります

 

そして、
Wキャストというのは、両方で観たくなるというのが大事

 

ちえさんバージョンのグレードアップが楽しみですし、
ちゃぴちゃんバージョンの新鮮さも楽しみ

 

どちらも大好きな私は、
ちゃんと2人の公演をそれぞれ観劇しに行く予定です

 

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迷いが見えていた柚希礼音

これは私が勝手に感じていることなので、
事実でも何でもありません
そこをご理解いただきたいのですが…

 

先日5月10日のちえさんのインスタでのお写真が、
宝塚歌劇団を退団した日のお写真でした

 

 

2015年5月10日にご卒業されたちえさん
あれからもう6年も経っています
小学生であれば1年から6年生!
中学1年生であれば、高校3年生!
そのぐらい長い年月なんですよね…

 

あっという間でしたけど…(^_^;)

 

その6年間のちえさんの舞台を、
ほとんどすべて観劇した一ファンとして思うのは、
ちえさんの言葉通りかな、と感じました

 

上記のちえさんのコメントからの抜粋です

6年経って
女として研7となり、
慣れてきていたら良いのですが。
未だに一歩進んで
二歩下がりを
繰り返しておりますが、
これからも
踏み締めて今日こそ今日こそと
歩んでまいります。

 

たぶん迷いに迷った6年間だったのかな、と思うわけです

特にこの部分「未だに一歩進んで二歩下がり」
二歩下がっているなら、男だよね、
とツッコんでしまったワタクシ…すみません

 

そういう真に受けるコメントではないですが、
そう感じてしまったのが本音です

 

ちえさんの舞台を観劇したことがある方は、
おわかりだと思いますけど、
これまでの作品では、
結構な確率で男役っぽさを感じさせる演出がありました

 

逆になかった作品を数える方が難しいほど…
まちがいなくなかったと言えるのは、
『マタ・ハリ』と、
『ビリー・エリオット』です

 

元々が海外ミュージカルなので、
ちえさんのための演出というのが出来なかったからだと思います

 

コロナのために東京公演が中止になってしまった
『ボディガード』も男役演出はなかったように思うですが、
観劇していないので不明です
そうなれば、
上記の2作品に加えることができると思います

 

高確率で男役っぽい演出がある、
というのがちえさんのこれまでの舞台の印象です

 

実はこれは非常に危険だと感じていました

 

以前から当ブログでは指摘していますけど、
OGになったのであれば、
とっとと女性化をした方がいいということ

 

ここに迷いが生じてしまうと、
大事な芸の成長が滞ってしまうからです

 

私はちえさんには、
ゴージャスな女優になって欲しいと願っていましたので、
時々こうやって滞ることが、もったいないと思ってました

 

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女優・柚希礼音の代表作は『マタ・ハリ』と『ビリー・エリオット』

そんなちえさんですが、
上記に挙げたとおり、
ちえさんのキャラクター性や、
ちえさんファンに忖度していない作品は、
『マタ・ハリ』と『ビリー・エリオット』だと思っています

 

そして、
この作品の柚希礼音が本当に素晴らしかった!

 

昨年『ビリー・エリオット』では、
大先輩のとうこさん(安蘭けいさん)がWキャスト同じ役で演じて、
とうこさんは賞を受賞されました

 

私はとうこさんも大好きなので、
とうこさんバージョンも観劇済みですが、
本当に素晴らしかった!
賞の受賞も当然です

 

ですが、
ちえさんが劣っていたのかと言えば、
全くそんなことはなかったです

 

むしろ、
ビリーを思う愛情深さはちえさんの表現力の方が、
私の心には刺さりました

 

ただ1つだけ言えるのは、
とうこさんは歌唱力抜群ということ!
これが大きい!
歌うまは正義派の私も納得の歌唱力ですから…

 

これが大きな差になってしまったのだと思います

 

それ以外は、
それぞれに個性があって、
とうこさんバージョンも、
ちえさんバージョンもよかったです

 

私的には、
また『ビリー・エリオット』があるなら、
ちえさんでまた観たいと思っています

 

そして、『マタ・ハリ』
これはちえさんの男っぽさを封印した作品です
逆に、
ちえさんにいまだに男役を引きずっているファンには、
ショックだったかもしれないほど、
めちゃくちゃ女を演じていました

 

これがよかったんですよ…

 

ちえさんが『マタ・ハリ』のように、
このまま突き進んでいたなら、
また違った世界を見せてくれていたんじゃないのかな、と思ったり…

 

そういえば、
『FACTORY GIRLS』もありましたね
あの作品は、私的には全く琴線に引っ掛からなかったので、
思い出せなかった…
大好きなみりおん(実咲凛音さん)が出ていたんですけどね…
すっかり忘れていた…

 

愛希れいかがカンフル剤となることを願って

そんな『マタ・ハリ』で、
今度はちゃぴちゃんとのW主演となりました

 

男役時代はあったとはいえ、
大人気トップ娘役だったちゃぴちゃん

 

しかも、
上記でも語りましたけど、
ミュージカル女優としてのキャリアを着実に積んでおり、
元々芝居上手でしたが、お芝居に磨きがかかり、
歌も格段に上達しています

 

やはり歌えるというのは大きい

 

歌姫とは言いませんけど、
鑑賞に耐えうる歌唱力というのは、
外部のミュージカルでは必須だと思っています

 

私はこれによって、
ちえさんが覚醒してくれることを期待したいです

 

ちゃぴちゃんからいい刺激をもらって、
もう一花咲かして欲しい、と願うわけです

 

まぁくん(朝夏まなとさん)や、
みりおくん(明日海りおさん)は、
いい感じに女優としてシフトを切り替えて、
突き進んでいますから…

 

ちゃぴちゃんは、ちゃぴちゃんで、
もっともっと吸収して成長して欲しいです
それぐらいの逸材!(あーんど、みゆ姫

 

宝塚歌劇団は卒業後は、
パイの奪い合いで非常に大変ですけど、
それを乗り越えて、
素晴らしい舞台人になって欲しいですし、
その道筋をつけて、
続く後輩たちに希望を与えて欲しいのです

 

狭い範囲で勝負をするのであれば、
このままでもいいでしょうけど、
そうではなく、
舞台で活躍するミュージカル女優として生きていくのであれば、
やはりいろんなしがらみや、
殻を取っ払う必要があると、最近思うわけなのです

 

男役っぽさを出すのであれば、
インスタで十分でしょう
実際そうですし…

 

その分、
舞台では違った顔を見せて欲しいものです

 

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「格付けチェック」にも出て欲しい

あと、
賛否両論があったとは思いますけど、
ちえさんには『格付けチェック』も継続して出て欲しいかな

 

ヅカファンの中には、
いろいろ辛辣に言う人もいるでしょうけど、
あれだけハズレるキャラって、神がかってますよね
全部当たるGACKTさんをもじって、
「ギャクト(逆GACKT)」と呼ばれるなんて、ものすごい大チャンスだったはず

 

場合によっては、
気取らないキャラと、好意的にも受け止められますし…

 

番組からのオファーがあるのであれば、
ぜひご出演して欲しいです

 

あれだけの人気番組で、
「全部ハズレる人」という印象を植え付けられるって、
芸能界ではオイシイはずですから…

 

生き残るというは、そういう苦難もあってこそだと思ってます

 

りかさん(紫吹淳さん)は、
バラエティでいろいろ言われても、
頑張り通して、今のポジションを築かれました

 

快く思わない方もいらっしゃるでしょうけど、
やはり生き抜くというのはそういうことだと思っています

 

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