小池修一郎作品の一本物固定化…『グレート・ギャツビー』は初演の1幕ものがよかっただけに再々演はどう変わるのか

月組



一昨日に大変ショックだった『ガイズ&ドールズ』の公演中止でしたが、
明日からの公演が再開されるそうです!
よかった!

 

私は1度申し込んだ公演のチケットが取れなかったので、
その後はいいかなということでスルーしてましたけど、
この間、ふと思い出して、
星組『ガイズ&ドールズ』のDVDを見たら、
あまりに楽しくて、しばらく歌いっぱなしでしたw

 

やっぱり見たかったです…
ことアデレイドちゃんが可愛かったので、我慢しますけど…(^_^;)

 

だいもんさんのアデレイドは、
ワタクシの予想どおり、
年増感が出ているそうなので、
やっぱりきりやん(霧矢大夢さん)寄りなのかな、と想像…
あー、やっぱり見たかった!

 

東宝版の『ガイズ&ドールズ』は、
DVD出るんですかね?
みりだいの夢の共演ですから、
ファンは手元に置いておきたいですよね
版権が厳しいので、どうなるのかな?

 

しかし、
宝塚歌劇団とは異なり、
2日間の公演中止で済むというのは、
関わっている人数の差でしょうね…

 

できれば、
公演中止をされることなく、
該当者だけが休演で、
代役を立てて上演してくれるといいのですが…
本当に早く何とかして欲しいですよね
5類から下げて欲しいです、本当に…

 

さて今回ですけど、
なんとなく思っていたことを語りたいと思います
ちょうど具体例がありますので…(^_^;)

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

『グレート・ギャツビー』の初演『華麗なるギャツビー』は良かった

ちょっと前になるんですけど、
大尊敬のブロ友さんとも話したんですけど、
そのことをチラっと語っておこうと思います

 

次回月組本公演の『グレート・ギャツビー』ですけど、
これ、絶対初演の方がいいんですよね~(あくまでも私的な感想
演者も最高でしたし…

 

初演のギャツビー はかりんちょさん(杜けあきさん)
ヒロインのデイジーはミキコさん(鮎ゆうきさん)
ニックにはイチロさん(一路真輝さん)

 

豪華なメンバーではあるのですが、
なんといっても、
ミキコさんのデイジーが絶世の美女の相応しくて…
あんなにキレイなタカラジェンヌはなかなか見ないというほど、
ものすごく美しかったのです

 

かりんちょさんとイチロさんは、
共に歌唱力も演技力もありますし、
申し分なし!

 

で、何よりも、
1幕ものだったので、すっきりまとまっていました(笑)

 

再演の『グレート・ギャツビー』は、
主演はあさこさん(瀬奈じゅんさん)なので申し分はなかったですけど、
一本物だったのが辛かった…
とにかく長い(笑)
無駄に長い印象しかないんですよね

 

両方見ているヅカファンは、
やはり初演がいいという方が多いと思います

 

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再演の『グレート・ギャツビー』の間延び感

で、小池修一郎大先生です

たぶん、前回の再演がイマイチだったのを、
きっと小池先生もわかってらっしゃっていると思うんですよね…(^_^;)

 

だからこそ、
当初の作品概要には、こう書かれていました

宝塚歌劇として3度目の上演となる今回、月城かなと率いる月組が、装いも新たにリニューアルした大劇場1本立て大作に挑戦致します。
名曲「朝日の昇る前に」はそのままに、更にバージョン・アップしてお届けする2022年版『グレート・ギャツビー』に、ご期待ください。

 

わざわざ「装いも新たにリニューアル」ですもんね…(^_^;)
確かこの部分については、
以前も語ったと思うのですが、あらためて触れておきます

 

ちなみに、現在の作品概要の上記の部分は、
このように変わっております

新たなる大劇場一本立て公演として、月組の魅力溢れるキャストが、豪華なミュージカル作品をお届け致します。
名曲「朝日の昇る前に」はそのままに、更にバージョン・アップした2022年版『グレート・ギャツビー』に、ご期待ください。

 

「装いも新たにリニューアル」がまずいとなったのかは不明ですけど、
サラッと文言が変わってました

 

そこはいいとして…
曲はいいですし、
何よりも名曲「朝日の昇る前に」はありますし、
小池先生による新『グレート・ギャツビー』がどうなるのかは、
楽しみではあります

 

再演版の『グレート・ギャツビー』が、
ちょっと助長気味だったので、
その部分をすっきりさせてくるだろうとは思っています

 

しかし、
1幕ものでいいのに、
なんでわざわざ一本物にしちゃったんですかね…
たぶん初演を知っている派は、
残念に思っていたと思います

 

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小池修一郎は一本物でないと…のための『グレート・ギャツビー』なのか

小池先生といえば、
1幕ものはせずに、
すべて一本物になっています

 

昔は上記の『華麗なるギャツビー』のように、
1幕ものを手がけておりました

 

『エリザベート』以降、
一本物がほとんどになっていったように思います

 

そういえば、
『PUCK』の再演は一本物じゃなかったですね
クリタカのショー付きでしたっけ
でもレアケースであることは間違いありません

 

小池先生の場合、
一本物に拘るのは、
劇団の方針ももちろんですけど、
外部で上演する可能性を秘めているからでしょう
現に、多いですよね

 

現在も、
『るろうに剣心 京都編』を絶賛上演中です
宝塚歌劇団で、
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を上演したからこその流れですよね
その後、
OGになったちぎさん主演で『るろうに剣心』を上演しましたし…
その流れで、今回の京都編に繋がっていると思われます

 

『グレート・ギャツビー』も、
小池先生演出で外部でも上演しています

 

きっとこういう裏事情込みもあり、
常に小池先生の作品が一本物になる理由なのでしょう

 

勝手な憶測ですけど、
『NEVER SAY GOODBYE』を再演したのも、
外部への売り込みも考慮されていたのかな、と思ってました
ワイルドホーンさんも外部でやってくれたら、
それだけ実入りもしますしね
タカコさん(和央ようかさん)もヒロイン役を虎視眈々と狙っているのかもしれませんし…w(^_^;)
そういう事情があってもおかしくはないと思います

 

実際、楽曲は素晴らしいですから、
上手く外部へと繋がるというのはいいのかもしれません

 

で、ギャツビーに戻りますけど、
ギャツビーの場合は初演が良かっただけに、
一本物に格上げになったのでしょうけど、
前回はあまり印象に残らない感じの作品に落ち着きました

 

小池先生の作品は、
一本物固定ですけど、
実は1幕物で収めた方が納まりがいい場合もあります

 

それがギャツビーだったわけですけど、
心機一転の『グレート・ギャツビー』が、
前回の反省点を払拭させてくれるだろうと期待をしたいです

 

今の月組は、
間違いなくクオリティの高いお芝居を見せてくれますけど、
そうは言っても、
元の脚本次第というのが大きいです
せっかくの演技力もつまらない脚本では、
宝の持ち腐れ状態に陥ります

 

そうならないように、
小池先生にはぜひブラッシュアップさせた脚本で挑んで欲しいと思ってます

 

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