縣千が素晴らしい出来だった『CITY HUNTER』新人公演…音彩唯&彩海せらも大健闘

雪組



本日は、
ネットニュースで素晴らしいご報告を目にしましたね♪

 

元花組のたそさん(天真みちるさん)がご結婚されました+゚。*(*´∀`*)*。゚+

 

たそさん、おめでとうございます!
末永くお幸せに♪

 

のちほど別枠で更新したいです
語りました…

元花組の天真みちるさんがご結婚!真飛聖さん&七海ひろきさんから祝福&佐藤二朗さんからも祝福

 

さて本日ですが、
雪組『CITY HUNTER』の新人公演のライブ配信の日でした
昨日、
これを観るために仕事を頑張りましたとも!
休まないと視聴出来なかったもので…(^_^;)

 

ということで、
新人公演では初のライブ配信がされた、
記念すべきこの公演について、
サクッと感想を述べておきます

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

新人公演主演の縣千が素晴らしかった!

先日、
たまたま101期について語ったばかりですけど、
その時に触れたのが、
101期のエース兼トップランナーのちさとくん(縣千さん)です

縣千率いる101期をチェック…トップスター候補もトップ娘役候補も混沌

 

ここ1~2年で、
急激に成長している感があるちさとくんの2度目の新人公演主演が、
今回の『CITY HUNTER』でした

 

本公演では、
驚きの海坊主役を好演しているちさとくんが、
本来の男役の姿に戻っての主人公・冴羽リョウを演じました

 

いやぁ~、めっちゃよかったです
元々おちゃらけているリョウさんが、
ちさとくんの持ち味である陽のオーラにピッタリで、
コミカルな場面では、いかんなく発揮
シリアスな場面では、
一転して美形になれるという表現力もしっかりしていました

 

本当に巧くなりましたよね…
このまま主演でもいいくらいの出来だったと思います
もちろん本役の咲ちゃん(彩風咲奈さん)はいいので、
あくまでも物の喩えとしてですので、ご理解ください…

 

海坊主と、冴羽リョウと、
かなり違った演技が必要となる2役を見事に演じ分けており、
脇でも、主演でもキラリと光るスター性を強く感じました

 

そして、
やはり歌の面では「・・・」は否めませんでした…(^_^;)

 

主演ですし、
数曲歌うのは仕方がないので、
もう少しだけ上達してくれればいいかな、とは思います
せめて、音程が合うようになれば、
だいぶ変わってくるでしょうし…

 

本役の咲ちゃん(彩風咲奈さん)も、
歌上手ではありませんから、
そこが救いといえば救いだったとも思いました

 

今後は、
ちさとくんの持ち味は芝居力だと思いますので、
そちらを極めていった方がいいように感じます

 

将来的には、
歌唱力のある娘役さんと、
2番手が揃っていれば十分だと思いますので、
演技力を極めて欲しいです

 

しかし、
これだけ素晴らしい主演ぶりを見ると、
バウ初主演の『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』も、
期待しかないですね
得意のダンスも楽しみです

 

あ、ダンスで思い出しましたが、
ダンサーのちさとくんらしく、
身のこなしがしなやかでカッコよかった!

 

研7ですからラストとなる新人公演です
着実に力をつけており、
成長が著しいのが頼もしいと感じました

 

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新人公演ヒロイン・音彩唯も大健闘

この『CITY HUNTER』のヒロインである槇村香は、
宝塚歌劇における正統派はヒロイン像とは真逆のキャラクターです
男の子に間違えられるほどの容姿と身のこなし
しかも、
主人公をハンマーで殴るというおてんばぶり

 

お人形さんのような愛らしいゆいちゃん(音彩唯さん)が、
どう演じるのか楽しみでしたが、すごくよかったと思います

 

女性らしさは、
ひらめちゃん(朝月希和さn)よりも強めではありましたが、
十分男勝りなヒロインを演じ切っていました
時々見せる乙女心も可愛かったです

 

そして、
歌も歌えるのが強みですね

 

今回主演のちさとくんは歌が苦手なので、
そこを補うためにも、
ゆいちゃんの歌唱力は大事でした
これからももっともっと歌唱力をあげて、
男役さんを上手に引き上げて欲しいですね

 

全くどーでもいい話ですけど、
お顔の作りと首あたりまでが、
なんとな~くかちゃさん(凪七瑠海さん)を勝手に彷彿するのですが、
もしかちゃさんが娘役に転向していたら、
こんな感じだったのだろうか、とぼんやり思いました
シシィ以外でってことですけど…

 

105期は娘役さんが注目されている期ですから、
切磋琢磨して精進して欲しいです

 

またヒロインを演じるでしょうから、
その時には正統派なヒロインを見てみたいです

 

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2番手ミック役の彩海せらは安定した芸の技術力

今の雪組の若手スターの歌唱力筆頭といえば、あみちゃん(彩海せらさん)

 

本役があーさちゃん(朝美絢さん)ですが、
また違った魅力のあるミックに仕上げていました
少しあーさちゃんを意識して作りあげてはいましたけど、
持ち味の歌唱力を活かした場面では、
やはり歌のうまさに引き込まれます

 

まだまだ歌唱力をあげる余地がありますので、
大事な武器である歌には、
もっと磨きをかけていって欲しいですね

 

小柄なのが欠点ではありますが、
それを補える演技力と歌唱力があり
今回もそれが十分に伝わりました

 

あともう1回は、
新人公演主演が来るでしょうから、
その時に、もっと成長された状態になっていることを楽しみにしたいです

 

意外と黒い役もいけそうな感じもするので、
敵役や悪役も見てみたいかも…

 

他の雪組下級生

今回の『CITY HUNTER』新人公演は、
異例で100期生が出演する最後の新人公演でした

 

長のご挨拶は、
100期のきららちゃん(希良々うみさん)でした
そのきららちゃんが演じたのが、野上冴子
芝居上手のみちるちゃん(彩みちるさん)とは、
また違った感じの冴子に仕上げてました

 

キレイですし、
お芝居は上手ですし、いい娘役さんに成長されてますね
ちょっと元花組トップ娘役のゆきちゃん(仙名彩世さん)を彷彿させます

 

その100期で主要キャストだったのが、るいくん(眞ノ宮るいさん)
新人公演主演を務めることはありませんでしたが、
いい役者になってきているように感じます
少し滑舌が気になったので、
そこだけ克服してくれたら言うことなしでした

 

1度新人公演ヒロインを演じて欲しいと願っている、
ありすちゃん(有栖妃華さん)は美樹役
めちゃくちゃ上手でしたね…
このまま本役でもいいのかもと思える程の出来映え…
演技力はありますし、
何よりも歌唱力があるので、
本当にもったいない逸材だと、私的には思っています

 

アルマ役には、106期のさなちゃん(華純沙那さん)
ある意味大抜擢だったと思いますけど、
非常にうまかったです
何よりも声がよかった
聞きやすいですし、声もいいので、
これからもどんどん抜擢していって欲しいです

 

本公演ではそのアルマを演じている、
あやちゃん(夢白あやさん)は、冬野葉子役でした
主要でも脇で目立つ役でもありませんでしたが、
やはり巧かった…
こういうバカっぽいような役もこなせるというのは、
演技力が確かだという証拠
できれば、宇都宮乙あたりで観たかった気もします
こういう大人な女性の役はハマるので、
あえて新人公演で演じなくてもいいですけどね

 

103期といえば、海坊主に抜擢されたはるまくん(壮海はるまさん)
屈強な男を演じなければならず、
非常に苦労をされたと思いますが、大健闘されてました
ちさとくんから見てはどうだったのかが気になりました
いつも咲ちゃんから言われている「宝塚チックな顔」の台詞を、
ちさとくんがはるまくんに向かって言うのも楽しかったです

 

106期のエース、かせきょーくん(華世京さん)も大健闘
小林豊役を演じてました
まだまだ要精進といった感はありますけど、
まだ研2ですので、
少しずつ上達していって欲しいです

 

やはり、
最初に観た『ほんものの魔法使』のかせきょーくんが、
予想以上によかったのですが、
そこが起点になっている以上、
それ以上を望んでしまうのは仕方がありません
ハードルは常に上がりっぱなしなのは、
路線スターの宿命ですので、
乗り越えて行って欲しいです

 

思い返せば、
ちさとくんも研2の頃は、
抜擢と実力が釣り合ってませんでしたから…
そういうものですよね
生徒さんの成長こそが宝塚歌劇の醍醐味です

 

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ご挨拶を聞いて

長のご挨拶は、
上記でも明記してますが、
100期のきららちゃんでした
立派なご挨拶でしたね

 

きららちゃんが、
約2年間新人公演が上演できなかった、とおっしゃってましたが、
100期はその影響をモロに受けた期です
胸に詰まる思いというのは、
一ファンである我々には想像出来ない悲しさや悔しさがあったことでしょう

 

本当に再開できてよかったですし、
100期生への救済があってよかったです

 

また、
主演のちさとくんのご挨拶で、
2年前の最後の新人公演が東京宝塚劇場で、
真っ赤なイスを前に上演した
とおっしゃってましたね

 

これはヅカファンが目にすることがなかった、
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の東京での新人公演のことです
すわくん(諏訪さきさん)がラストの長の期で抜擢された新公主演
宝塚大劇場では上演することが出来ましたが、
東京宝塚劇場では、それが叶わず
劇場のスタッフと雪組の上級生の前でだけで上演したんですよね…

 

その舞台に立った雪組の下級生は、
その時のことを鮮明に覚えてらっしゃるのでしょう

 

とても切なかったですし、
胸がギュッとしましたけど、
こうやって新人公演が再開できた喜びも同時に湧きあがりました

 

どうかこれからはずっと公演が続きますように…
そう願わずにはいられない幕引きでした

 

このコロナ禍でいいことはほとんどありませんでしたが、
以前にも語りましたけど、
宝塚歌劇でのライブ配信がされるようになり、
それが毎公演ごとに配信されるようになった環境には、
ありがたさしかありません

 

そして、ついに、
念願の新人公演も配信してくださるようになりました

 

これだけはコロナ禍がなければ、
劇団は配信の決断に踏み切れなかったと思います
または、もっと数年先だったかもしれません

 

これだけは本当にありがたいですし、
劇団に感謝しかありません
ファンである我々からのお返しは、
視聴することですから、
可能な限り、視聴に貢献していきたいです

 

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