雪組『ハリウッド・ゴシップ』感想…彩風咲奈と潤花の婿殿感と歌唱力

雪組



昨日はサクッと、
作品そのものの感想をアップしました

 

作品に関しては、
「うーーん」というのが正直な感想ですけど、
フィナーレは本当によかったです!

 

田渕先生のショー、
本当に観てみたい!

 

とりあえず、
「ネモの呪い」からは脱したかな、
というところでしょう
でも、あくまでもネモよりマシかな、
という感じ
私的の感想ですけど…

 

きっと中には感動された方も、
いらっしゃると思います

 

理由は、ジェンヌさんの熱演です!

 

ということで本題!
今回はキャスト別の感想を…
こちらもサラっと行きます(笑)

 

華やかでカッコいい彩風咲奈 歌唱力もアップ あとは芝居力

咲ちゃんは、
見た目のスタイリッシュさと、
華やかさが持ち味!
スタイルも抜群にいい!

 

そして、ダンス上手!
流れるような美しいダンスは、さすが咲ちゃん!

 

だけど、
やはりちょっと押しが足りないんですよね…
何が足りないんだろう…?(´・ω・`)

 

今回も主演らしく、素敵なんだけど…
どこか物足りない…

 

というより、
みとさん(梨花ますみさん)と、
翔くん(彩凪翔さん)にすべて持ってかれた感あり…(^_^;)

 

決して悪くないんですけどね…
みとさんと翔くんのお芝居の上手さを見てしまうと、
ここに大きな溝が出来てしまっているのです
そこが残念でした

 

そもそもお話の中心、
格となるところは、アマンダなので、
仕方がない気もします
ここがね、もったいないところ

 

せっかくのさきじゅんですけど、
記憶が薄い…(^_^;)

 

 

それと、
私は以前にも指摘してますけど、
咲ちゃんは、
セリフ回しにクセがありすぎるんですよね…
それがいい味になる時と、
耳障りになる時があります

 

前半のハリウッドスターへ向かって、
ガンガン突き進んでいる時は、
それが味になるのですが、
後半になるにつれ、ちと厳しくなるという…

 

歌唱力に関しては、
良くなってきているので、そこは安心です
ただ、
だいもんさん(望海風斗さん)と比較してはダメです
だいもんさんは特別な真の歌唱力なので…
あくまでも、咲ちゃんの本人比です

 

特別に上手いという感じではないですけど、
歌えているので大丈夫、というところです
あとはトップ時代に、
どれだけ歌唱力がアップできるか、でしょうか…

 

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アマンダ役の梨花ますみは文句なしのMVP!

今回、この作品で素晴らしかったのは、
みとさん!
みとさんが演じたアマンダがいたからこそ、
ギリギリ見ごたえのある作品に、
引っ掛かることが出来たと思ってます

 

それぐらい上手かったですし、
引き込まれました…

 

元の愛人ジェリーにはめられ、
役をおろされてしまったアマンダは、
咲ちゃん演じるコンラッドをスターにしよう、と考えたわけです

 

大女優の風格があり、
往年のハリウッドを見てきたからこその、
これまでの数々のドラマを背負ってきたであろう女優の姿が、
舞台にありました

 

華やかな舞台の裏は、実は虚像の塊…

 

コンラッドとのシーンは、胸に響きました…
もちろん涙腺のゆるゆるな私は、大泣きです…

 

みとさんは専科に移られましたけど、
これだけの演技派なので、それも納得!
専科さんは芝居上手、というイメージですから

 

京三紗さんと共に、
名脇役として、
彩りを添えていただきたいです

 

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ジェリー役の彩凪翔 まさかの展開にも釘付け

翔くん上手い!

 

この作品は、
みとさんが文句なしのMVPですけど、
ジェリーを演じた翔くんも、
助演男優賞並みの大活躍!

 

自信家で嫌味な感じで、
愛人であったアマンダに対しても、態度悪し!

 

だけど、カッコいいから許されちゃっているんだろうなぁ、
と思わせるのも上手い!
ビックマウスも、
実績と、カッコ良さがあるから成り立つよね…的な…

 

そういう伏線ありつつの、
2幕目で、壊れていくジェリー
ちょっと話の流れ的には、驚きの展開でしたけど、
翔くんの熱演は素晴らしかった!

 

これ、本来は、
翔くんが主演でもいいくらいのお話だと思います
翔くんというよりも、ジェリーか…

 

やはり芝居上手であるというのは、大事ですね

 

しかも、
華やかで美しいというのも大事
両方兼ね備えているのが、
翔くんだということを証明しました

 

ヒロイン感抜群の潤花!やはり歌は厳しい…

じゅんはなちゃん(潤花さん)は、
これまでも華やかさとダンスが売りでしたけど、
今回も、そこはバッチリ!

 

「サロメ」の場面は素敵でした

 

やはり「華」のある娘役さんなので、
とても目を引きます

 

お芝居も良かったと思います
声も綺麗だし

 

だけど、やはり歌が厳しい…
じゅんはなちゃんの本人比では、
成長しているんでしょうけど、
私には厳しい…(´・ω・`)

 

あーちゃん(綺咲愛里さん)や、
華ちゃん(華優希さん)の歌が上手いと感じられる方には、
問題ないと思いますけど、
2人の歌が上手いと思ったことが1度もない身としては、
歌えないのはちょっと辛いかな

 

でも、じゅんはなちゃんは、
お芝居もいいですし、
ダンスは文句なしなので、
あまり歌わなければいいかな

 

じゅんはなちゃんは、
私を見て見て感、
自分が自分が感がものすごいので、
本来は男役の方が向いていたように思います(笑)

 

あの押し出しの強さは、
娘役にはもったいない!

 

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彩風咲奈と潤花の相性はバッチリ!懸念点はじゅんはなちゃんの押し出しの強さ

今回は、
次期雪組トップの咲ちゃんと、
じゅんはなちゃんの相性をみる作品だったのでしょう

 

この2人の相性はバッチリだと思います

 

ただ、前回も言いましたけど、
品の良い紳士的な咲ちゃんは、
良くも悪くも、一歩引いた感じの男役さんです

 

一方で、
じゅんはなちゃんが、
ガンガン前に出てくる感じというのが、
気になるといえば、気になる(笑)

 

姫に尽き従っている王子様と言えばいいですけど、
ただ尻に敷かれているとも言う…(^_^;)

 

この辺り、
じゅんはなちゃんの自由奔放さが、
どう収まっていくのかがカギかな、
と思うんですけど、
じゅんはなちゃんって、
こののびのびした感じが魅力なんですよね~

 

咲ちゃんとじゅんはなちゃんって、
じゅんはなちゃんありきの、
トップコンビになるのかもしれません…

 

雪組でいえば、
ちぎみゆのみゆ姫のように…
娘役さんの方が力が強い、という意味です

 

大きく違うのが、
みゆ姫はお慕いしてます芸、というか、
そういう敬う姿勢がしっかり身についていたので、
決して出過ぎることはありませんでした
本来はそういうのがとても大事!

 

でも、
じゅんはなちゃんにそれが出来るのかどうか、
そして、
それで魅力が増すのかどうか…

 

いずれにせよ、
咲ちゃんには、
じゅんはなちゃん以外はありえないでしょうから、
上手くやってください、というしかないです…(^_^;)

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