轟悠主演『婆娑羅の玄孫』…105期の稀惺かずとをあげてきた&極美慎&ヒロイン音波みのり

星組



本日は、
いしさん(轟悠さん)の最後の主演作、
『婆娑羅の玄孫』のライブ配信を視聴しました

 

東京での生観劇を控えてはおりましたが、
その前にどうしても見ておきたいということで、
無理やり時間を作りました…

 

ということで、
本日は『婆娑羅の玄孫』のファーストインプレッション的なことを、
ダラダラと語りたいと思います

 

ネタバレ的な感じもありますので、
そういうのが苦手は方は、
ご観劇後に見てくださると嬉しいです

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

轟悠のもとで星組生が頑張っていた『婆娑羅の玄孫』

オープニングがいしさんの歌で始まってましたけど、
やはりちょっと厳しかったです…(^_^;)
あくまでも私的には、ですが…

 

でも、
これがラストの公演で、
退団公演(退団直前公演が正解かも)でもあるわけなので、
最後のお見送りの舞台としては、
全く問題はありませんし、
この姿も最後なんだなぁとしんみりしちゃいました…

 

その後のお芝居、殺陣、ビジュアルと、
さすがはいしさん、という感じで引き込まれる巧さでした

 

星組生もみんな大健闘で大奮闘でした!
すっごい熱演でしたので、
見どころがたくさんあったのが嬉しいです

 

芝居巧者のいしさんの最後の公演に立ち会えたのも、
巡り合わせというご縁でしたけど、
しっかり学ばれていた様子で頼もしかったです

 

スポンサーリンク

『婆娑羅の玄孫』のファーストインプレッション

で、その『婆娑羅の玄孫』の作品そのものですが、
私的には、う~む…という感じでした…

 

1幕目は勧善懲悪ものの時代劇として、
とても楽しかったんですね
遠山の金さんとか、水戸黄門様とか、
あんな感じでしょうかね
ドタバタぶりも楽しさを増してましたし…

 

ところが2幕目が…( ゚д゚)

 

長かったです…
とてつもなく長くて、私的には苦行のようでした…

 

専科のゆうさん(汝鳥伶さん)と、
いしさんの2人が織り成す大事な場面なんですけど、
もはや説明的すぎて、瞼が仲良しに…
気が遠くなりかけました…(´・ω・`)

 

1幕目と2幕目は、
1話と2話という感じで、
別なお話になっているのですが、
1話のスムーズな流れが、2話ではさっぱり…

 

退団するいしさんへの餞なんでしょうけど、
もう少しドラマチックな展開を期待してしまいました
植田紳爾先生の思いがたくさん詰まっていたのは、
よくわかりましたし、愛情も感じましたが…

 

私的には、
最後は遠山の金さんみたいに、
町をウロチョロしながら、
悪を退治するようなスーパーヒーローで終わって欲しかったかな
そういう展開を最後の最後まで期待をしたのですが…

 

「やはり退団公演は…」という感じでした
あくまでも私的な感想なので、
そこはご理解ください

 

スポンサーリンク

ヒロインが音波みのりだったことの意味

この作品が発表され、
振り分けが決まった後に、
ほのかちゃん(小桜ほのかさん)が、
再びヒロインを務めるのかな、と思ってましたが、
前回の『シラノ・ド・ベルジュラック』とは違って、
破線上に名前があがることはありませんでした

破線上ヒロインなし!2番手は天華えま?極美慎は?轟悠最後の主演作『婆娑羅の玄孫』

 

そして、
『婆娑羅の玄孫』のヒロインは、はるこさん(音波みのりさん)でした

 

今回見てみると、
ほのかちゃんは中国人の女の子で、
いしさんとラブな感じになる気配は皆無

 

最初から、
お互いなんとなく気になる関係というのが、
いしさん演じる蔵之介と、
はるかさん演じるお鈴
すぐにヒロインだと気づかされました

 

はるこさんは抜群の演技力なので、
いしさんの相手としては全く問題ありませんし、
美男美女でお似合いでした
着物姿もキレイでしたし…

 

で、思ったのが…嫌な予感がするということ

 

今回の役は、
はるこさんの退団フラグなんじゃないか、と…

 

最後に、
宝塚歌劇のレジェンドともいうべき、
いしさんのヒロインを務めるというのは、
大変名誉なことでしょう
餞なのかな、と思ってしまったのでした…(´・ω・`)
破線上のヒロインではありませんが、
間違いなく実質のヒロインですから…

 

当ブログの読者様でしたら、
よくご存知だと思いますけど、
私ははるこさんが好きで好きで大好きで…
少しでも長く星組でご活躍して欲しいと願ってます…

 

ですが、
学年も研17ですし、
なっちゃん(白妙なつさん)が副組長に就任したばかりなので、
組長・副組長に就任するという雰囲気もありません…

 

2020年初頭から、
はるこさんの退団には、結構ドキドキしていたのですが、
コロナで宝塚歌劇の流れが一旦ストップ状態になったため、
今日に至ってます

 

まだまだ星組にいてくださるのであれば、
「セーフ」と安堵しますが、
ご卒業されるかもしれない、
という覚悟がますます必要になった気がしました

 

はるこさんは、
お母さん役からヒロインまで、
悪女から聖女まで演じられる貴重な娘役さんです
本当に役幅が広い…

 

そんなことを感じてしまった、
ヒロイン音波みのりでした…

 

極美慎が新たな魅力で頑張る

ことちゃん(礼真琴さん)の次の世代となるスター候補、
しんくん(極美慎さん)がすっごく頑張ってました

 

あの美しいイケメンが、
賑やかな瓦版売りを愉快に演じていたのを見て、
とても頼もしく感じました

 

歌も本人比ではありますが、
ずいぶんと成長しています
あくまでも本人比ですが…

 

何度も語ってますけど、
美形が演技力を身につけるほど最強なものはない
と思っています

 

しんくんは、
とても美しく華があるスターで、
スタイルも抜群!
小顔なので頭身も素晴らしいです

 

ですが、
歌、ダンス、お芝居とどれもが厳しい状態でした

 

私的には、
歌とダンスは元々の素養が必要なので、
ある程度の伸びはあったにしても、
急激に歌うまやダンサーになるというのは、
かなり難しいです
もちろん征服していくジェンヌさんもおりますが…

 

しんくんには、
お芝居で勝負して欲しいと常々思っていました
前回のいしさんの主演作『シラノ・ド・ベルジュラック』で、
演技力と表現力に広がりを見せてくれて、
大きく成長していきました
さらに、『ロミオとジュリエット』でも頑張ってました

 

そして今回、
まさかの賑やかしな瓦版売りに…

 

これが非常によかった!
イケメンなのに
ガチャガチャうるさい役というアンバランスもよかったです

 

やはりしんくんには、
演技力をもっともっと磨いて欲しいですね
期待しています

 

同期には、
ゆのくん(風間柚乃さん)という天才肌の演技巧者がおりますが、
イケメンの演技派となれば、十分にすみ分けが出来ます

 

下級生の102期のかのんくん(天飛華音さん)が、
3拍子揃った才能なのですが、
イケメンぶりはしんくんが圧勝!
それぞれ個性が違いますので、
しんくんとかのんくんで切磋琢磨して、
成長して星組を背負って欲しいです

 

スポンサーリンク

105期の稀惺かずとをあげてきた

105機といえば、
当ブログでは勝手に「105期カルテット」として、
路線娘役さんを一括りにしています

花組・星空美咲さん
月組・詩ちづるさん
雪組・音彩唯さん
宙組・山吹ひばりさん

この4名です
この中に残念なことに、
我が愛する星娘は入りません…

105期は娘役宝庫の期?星空美咲&詩ちづる&音彩唯&山吹ひばり…105期娘役カルテット

 

その代わり、
105期のスター候補とされているのが、
かずとくん(稀惺かずとさん)!
バックボーンだけでも、スター候補…(^_^;)

 

ここであげてきましたね!

 

いしさんの最後の公演に振り分けられたのを見て、
学ばせるのだな、というのはよくわかってましたが、
役付きがよかったです
ほのかちゃんと対になる姉弟の役で、とても目立ってました

 

演技力は申し分ないですし、
歌える方なので、そこも期待はできるでしょう

 

ただちょっと小柄ですよね…
ことちゃんも小柄なので、大丈夫かとは思います

 

歌とお芝居を中心に
もっともっと伸びていって欲しいですね
近いうちに新人公演主演も務めるでしょう

 

その前に、
歌うまの104期のあおねくん(碧音斗和さん)にも、
ちゃんとチャンスを与えて欲しいです

 

102期・天飛華音
104期・碧音斗和
105期・稀惺かずと

 

この3人は歌唱力があるので、
上手に育成して欲しいですね

 

星組は、隠れ蓑をしつつも、
あげる人をちゃんとあげていく組なので、
それが誰になるのか、しっかりと見守りたいです

 

今回取りあげたことは、
またあらためて語るかもしれません…

 

 

参加しています!

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 

【関連記事】
現在の星組と宙組の路線には各期のエースが不在?…番手はぎっちぎちなのに…

 

コメント