愛月ひかるを振り返る…路線は早めに結果を出さないといけないと感じたこと

宝塚考察



昨日(日付が変わりましたが…)、
とうとうこの日が来てしまいました…

 

星組2番手の愛ちゃん(愛月ひかるさん)が、
宝塚歌劇団をご卒業されたのです

 

ことちゃんの「明日何をされますか?」という問いに、
「寝る」と答えた愛ちゃん
たくさん眠れたでしょうか

 

こと愛の緞帳前の会話が愛しくて、
胸がぎゅっとなって涙が止まりませんでした…

 

今回は、
その愛ちゃんの路線時代を振り返りながら語ろうと思います

また、
星組『柳生忍法帖』の観劇アンケートを開始しています

【お知らせ】『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』観劇アンケート開始しました

 

あと、
愛ちゃん(愛月ひかるさん)のフェアウェルに参加されたOGさんをまとめました

愛月ひかるフェアウェルに93期OGが結集!蒼羽りく&十碧れいや…そして実咲凛音&伶美うららも!

動画を更新されていたOGさんもいらして、
すごく楽しかったです

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

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愛月ひかるの集大成『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』

前回の大劇場千秋楽と、
愛ちゃんのディナーショーをライブ配信した後に、
私自身こんなことを語っていました

多幸感溢れる愛月ひかるを見て感じたこと…宝塚大劇場千秋楽とディナーショー

 

今回は、
東京宝塚劇場に何回も通って生の愛ちゃんを見納めております
『柳生忍法帖』のMY楽は、
仕事の関係で2週間以上前に終えてしまっていたので、
ちょっと時間は経っておりますけど…

 

そして、
どうしても視聴したかった昨日の『柳生忍法帖』大劇場千秋楽…
愛ちゃんのラストデーでした

 

愛ちゃん、
前回の宝塚大劇場でも、
東京公演でも、
本当に輝いてましたけど、
昨日は最高に輝いてました…

 

神々しいまでの輝きです…

 

ことちゃんも、
退団される方はみんなキラキラしている
と言ってましたけど、本当にその通りです…

 

宝塚歌劇団には「退団」という儀式があり、
その日を迎えるタカラジェンヌは、
最高に輝いた状態になりますから…

 

愛ちゃんのやり切ったという思いが、
ファンには伝わっておりました

 

今回の『柳生忍法帖』と、
『モアー・ダンディズム!』は、
作品に対しての好みがあるので、
良し悪しは置いておいて…、
愛ちゃんに関しては、
最高の餞となる舞台作品だったように感じました

 

芦名銅伯という役は、
怪演という名を欲しいままにした愛ちゃんには、
ピッタリの役でしょう

 

登場するだけで、あのラスボス感!

 

こういうジェンヌさんはなかなかおりません

 

上手さという点では、
本専科生さんがおりますが、
スター性を兼ね備えるとなると、
本当にいないと思います

 

カリスマ性があり、
なおかつクセモノ感があるという…
この絶妙なバランスを兼ね備えていたのが、
愛月ひかるというタカラジェンヌでした
今の宝塚歌劇団で、
「ラスボス」を演じられるジェンヌさんって、
愛ちゃんが最高だったのではないでしょうか

 

もちろん正統的な男役としても、
文句なく素敵です

 

ショーでの白軍服、
サヨナラショーでの「うたかたの恋」での白軍服…
こんなにも白軍服が似合う男役さんでもあるわけです
抜群なスタイルと、
美しい顔立ちが高貴さを醸し出しており
ため息の出るお姿でした

 

それを見れただけでも、
ことちゃん(礼真琴さん)の凄まじいパフォーマンスにプラスして、
今回の星組作品は評価が1つ上がるように感じました

 

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路線は早めに結果を出さないといけないのかもしれないと思ったこと

愛ちゃんは上級生2番手ということで、
トップスターになることは出来ませんでした…

 

前回も語りましたけど、
そのことはご本人にとって、
一番辛くて悲しいことだったと思いますし、
我々ファンには到底わかり合うことが出来ない、
尋常ではない辛さだったはず

 

ここからは、
私的な勝手な妄想と憶測の範囲内のことになります

 

私は、
愛ちゃんが宙組時代の下級生の頃がずっと見守ってきましたが、
下級生から研10くらいまでは、
なかなか殻を破ることが難しかったように感じます

 

そのため、
今の絶大人気では考えられませんけど、
当時はファンの数もなかなか増えなかった印象がありました
あくまでも私的な印象ですけど…

 

愛ちゃんは、
『エリザベート』のルキーニに抜擢されましたが、
当時も小池先生にめちゃくちゃ叱られて指導された、とおっしゃってました
その後、宙組『王妃の館』のトリッキーな役・金沢を経て、
『神々の土地』での記憶に残るラスプーチンに至ります

 

このラスプーチンが、
愛ちゃんにとってのターニングポイントだったのではないでしょうか

 

あの独特な雰囲気と、
なんだかわからない狂気を兼ね備えた役を演じることで、
愛ちゃんは大きく成長されたと感じました

 

ただ、
その時も滑舌の悪さは克服できてなかったので、
そこもまだまだ大きな課題だったように感じます

 

そして、
東上付き別箱初主演となった『不滅の棘』
とても素晴らしかったです
若干滑舌は気になりましたけど、
ものすごく大化けした瞬間を目の当たりにした記憶があります

 

ですが、
この時点で、愛ちゃんの3番手は確定しておりました
同期のキキちゃん(芹香斗亜さん)が花組から2番手として、
宙組に配属されたからです
『不滅の棘』と同時に上演された『WEST SIDE STORY』で、
キキちゃんは真風涼帆体制の2番手として、出演をしています

 

宝塚歌劇のトップスター人事は早めに動きますが、
愛ちゃんの場合も、
『エリザベート』のルキーニが分岐だったのではないでしょうか
2016年『エリザベート』の後、
2017年は上記のように『王妃の館』と『神々の土地』です

 

『神々の土地』の時点では、
とっくにキキちゃん2番手は確定していますので、
『王妃の館』か『エリザベート』しかないのですが、
トップスター人事となるのであれば、
1年以上前から考慮されていくでしょう
そうなると、時間の逆算と消去法で『エリザベート』に当たります

 

真相はわかりませんけど、
少なくても『エリザベート』のルキーニを単独でキャスティングされていますので、
この時点では間違いなく宙組の正3番手でしたから、
憶測の範囲内ではそういう風に捉えてしまいます

 

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遅咲きにはどうしても対応ができないもどかしさ

その後、
滑舌を克服し、
歌唱力も向上した愛ちゃんの姿を見ると、
トップスターになっていても全然おかしくない逸材に成長されています

 

特に、
『ロミオとジュリエット』では、
「愛ちゃんの死」という最高の死を演じました

 

ルキーニで小池先生に叱られていた愛ちゃんが、
死ではとても褒めてらっしゃいました

 

上級生が演じたというアドバンテージの高さは、
圧倒的にあるとは思ってます
ですが、
そのアドバンテージを見事に舞台で表現できた、
という結果が大事

 

愛ちゃんはその期待に見事に応えたわけです

 

こんなにも素晴らしい成長を遂げた愛ちゃんを見ると、
返す返すも惜しいですし、残念でなりません…

 

宝塚歌劇のトップ人事は、
常に先へ先へと動いております

 

何人かいる候補の中から厳選していっているのでしょう

 

その結果を出すのは、
早めであることがかなり重要だということを、
愛ちゃんを見て感じました

 

愛ちゃんの死のような役を、
研10までに結果として出していれば、
タラレバがあったのかもしれません

 

あとはタイミングです

 

トップスターが空く予定がありそうなのであれば、
遅咲きでもトップスターに就任できることも可能ですが、
その枠がない場合は、どうにも対応ができません

 

愛ちゃんの場合は、
そのタイミングもなかったということです

 

その分、
2番手では破格の扱いで、
サヨナラショー付きで退団できるという高待遇を得たので、
愛ちゃんの宝塚人生は、とても華やかに終えることができました

 

専科から星組に組替えの時点で、
トップスターにはなれないということがわかっていた愛ちゃん
その覚悟で星組に来てくださいました

愛月ひかるの退団は星組組替え時に決意…上級生が2番手になるという意味

 

トップスターや組子と関係が良好で、
星組ファンに愛されて、愛ちゃんは幸せだったはず

 

ご自身の置かれた立場を全うし、
宝塚歌劇に限りない愛情を示した、愛月ひかるという男役を、
私は一生忘れません

 

愛ちゃん、
星組に来てくださり、
ことちゃんを支えてくださり、
本当にありがとうございました!

 

第二の人生がスタートしましたね
素晴らしい人生になることを、
心からお祈り申し上げます

 

影ながらにはなりますが、
全力で応援していきます!

 

そして、
星組やことちゃんのことを見守って欲しいです

 

参加しています!

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