宝塚歌劇の新人公演が当面「上演なし」による影響を考える

宝塚考察



本日は、
延期になっていた雪組『炎のボレロ』の初日でした
無事幕が上がってよかったです

 

咲ちゃん、初日おめでとうございます!

 

ネットニュースでの咲ちゃんの大羽根姿が眩しい…
なんとか見れるといいなぁ…

 

さて、
今回は、先日公式HPにて発表がありました、
新人公演について語りたいと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

突然の新人公演の「上演なし」の案内

前回の記事で、
さらっと触れましたけど、
宝塚歌劇団の公式HPにて、
「感染予防のための更なる取り組み強化について」というお知らせの中に、
驚きの案内がサラッと書かれておりました

 

それがこの文面です

更なる感染リスクの低減のため、当面の間、宝塚大劇場・東京宝塚劇場ともに新人公演の実施を見合わせることといたします。

引用元:感染予防のための更なる取り組み強化について

 

もうビックリ!
さらに、
その日には、大尊敬のブログのhappy様が、
このことについて記事を更新されてました

 

そこでさらにビックリ!
なんと、
月組『ピガール狂騒曲』の新人公演のキャストが消えているとか…!

 

本当に?
と思って慌ててみたら、
確かに消えてました…(◎-◎;) ウソーーーン

 

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消えた月組『ピガール狂騒曲』の新人公演の主な配役

『ピガール狂騒曲』の新人公演の主な配役は、
このように発表されてました

■『ピガール狂騒曲』新人公演の発表済み配役
・主人公ジャック:礼華はる(101期)
・ヒロイン・ガブリエル:きよら羽龍(104期)
・2番手シャルル:風間柚乃(100期)

 

これは痛い…
ただ救いは、はるくん(礼華はるさん)は、
来年が新人公演の長の期なので、
まだチャンスがあるかもしれない、ということ

 

新公ラストのゆのくんは、
れいこさんの役を演じることで、
更なる飛躍を遂げて欲しかったですけど、
演技力や表現力に関しては、
新公主演も演じ、
本公演でも重要な役を演じてるため、
十分な実績を積み重ねているので、
救いがあります

 

そして、はねちゃん(きよら羽龍さん)!
ようやくヒロインとなり、
ヅカファンの期待も高かったのに、
その姿を見ることもなく…

 

なくなるのは痛い…
この処置はいつまで続くのでしょうか…

 

少なくても、
花組と月組はなし、ということはわかりました

 

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100期でラストの新人公演主演を掴んだ一之瀬航季

月組もショックですけど、
同様に流れてしまったのは、
花組『はいからさんが通る』の新人公演です

 

花組のはなこくん(一之瀬航季さん)100期生なので、
まさにラストチャンスの新人公演です

 

ヅカファンの間では、
主人公の伊集院忍がよく似合うと言われており、
期待も高かっただけに、非常に悔やまれます
なんとか、
上演させてあげられないものか、
と思ってしまうのは、
ヅカファンの共通の願いでしょう

 

花組の『はいからさんが通る』の新人公演が、
上演できないとなれば、
その流れで月組も上演しないんだと思います

 

なので、できれば、
東京宝塚劇場ででも上演してくださるといいのですが…
ここがクリアにならなければ、
月組も流れたままになるでしょう

 

万が一、
このまま新人公演が上演されないというのであれば、
はなこくんは新人公演の主演として舞台には立てませんでしたが、
主演のカウントには、
ちゃんと残してあげて欲しいです

 

もちろんヒロインも一緒です

 

100期のためにチャンスを延ばすというのはアリなのか

ここまでコロナの影響が出てきてしまいますと、
当然、
生徒の成長の妨げになっています

 

当ブログではずっと懸念してましたし、
ヅカファンもみんな同じに思っていたと思います

 

宝塚歌劇の醍醐味は、
生徒の成長を見守ることが1つです
とても大きな役割になっています

 

その生徒さんを見守る術の1つが、
新人公演なわけですけど、
それが上演できないとなれば、
やはり約5ヵ月弱の公演中止期間というものが、
とてつもなく重くのしかかってきます

 

宝塚大劇場がベースですから、
今回の花組の公演中止期間を含めると、
5ヵ月を超えて、約6ヵ月弱という計算になります

 

半年ですからね…
年の半分は上演出来なかったということになります

 

そうなると、
今年が新人公演最後のチャンスだった100期生には、
とても厳しい状況となってしまいます
なんとか少しでも後ろ倒しにして、
チャンスを与えて欲しい、と願っているファンも多いでしょう

 

私もなんとかなればいいなぁ、と考える1人です

 

ただ、単純に、
半年後ろ倒しというわけにもいかないでしょう
どこかで折衷案として線引きするにして、
1~2公演分の後ろ倒しがいいのかもしれません

 

そう思って元々の2020年のスケジュールを確認したら、
今のままの公演順だった場合、
星組、花組か月組まで救えるのであれば、
宙組まで線引きした方がいいですね
平等じゃなくなるので…

 

こりゃ難しい…
来年の7月までずらすとなると、
その後もそのままにしていくことになります

 

でも、
そういう舵取りができるのであれば好ましいですけど、
そうなると学年の境目もあやふやになっていき、
ややこしくなります

 

実際に後ろ倒しが決定し、
1度そうなったら、慣れなんでしょうけどね

 

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新人公演は下級生が経験を養う大事な場

新人公演は、
下級生が舞台技術を養う大事な場所です
1幕を演じきることの大事さを学ぶ場でもあります

 

特に、路線スターは、
その経験を踏まえて、
2幕のバウ、別箱へと経験を積み重ねます
この根本的なところを、
見直す必要が出てきてしまいます

 

とはいえ、
いつかはコロナも終息すると思ってますし、
ワクチンもできるでしょうから、
最長でも2~3年のうちには、元に戻るでしょう

 

問題なのは、
何度も指摘していますけど、
宝塚歌劇は有限の劇団なので、
タイムリミットが存在します

 

その2~3年がいかに大事か…
新人公演に変わる指標が必要になるのでしょうけど、
本公演もままならない状況が変わらない限り、
厳しさが緩むことはありません

 

今回のことで、
新人公演が流れてしまった生徒さんは、
上記でも語りましたけど、
ぜひカウントに入れてあげて欲しいです

 

現在のところ男役は101期まで娘役は103期まで大丈夫

今のところ劇団が推して、
育成したいエース級の男役、娘役は順当に仕上げてきていると思います

 

100期も本来のエースは、
あすかくん(聖乃あすかさん)と、
ゆのくん(風間柚乃さん)

 

101期は、ちさとくん(縣千さん)
102期も動き始めていますが、
まだ時間があるのでなんとかするでしょう

 

娘役も、
劇団推しのエースは、
ひっとん(舞空瞳さん)をトップ娘役にできたことは、
まずは一安心だったのではないか、と思っています

 

ここからは、就任するかどうかはおいておいて…

 

101期からは、
じゅりちゃん(天紫珠李さん)ですが、
実績は十分

 

102期のじゅんはなちゃん(潤花さん)も、
十分すぎる実績を重ねてます

 

103期のあやちゃん(夢白あやさん)も、
順当に経験を重ねてます

 

ひとまず、
劇団推しの男役は101期まで、
娘役は103期まではなんとかなっています

 

問題は、
娘役の104期からでしょう
2020年から2021年の2年間で、
104期と105期の育成を始めたかったはずです

 

それが狂ってしまったことが大きい…

 

今後は、
どうしても上げたい娘役さんを、
より露骨に、
上げられていくのかもしれません…

 

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