宝塚歌劇団が108年人気を保っている1番の理由を勝手に考えてみた…

つぶやき



本日より、
ありちゃん(暁千星さん)主演の『ブエノスアイレスの風』が、
無事初日を迎えました

 

ありちゃん、
初日おめでとうございます!

 

観劇するので、
月組最後のありちゃんを楽しみにしたいと思います
星組でのありちゃんを心待ちにしている星組っ子ですけど、
やはり月組の王子様だったありちゃんを思うと、
もう月組でのありちゃんが見れなくなる、というのは、
とても寂しく感じますよね…

 

基本的には、
栄転であろう組替えに関しては、
私的には寂しく感じない派なのですが、
ありちゃんはちょっと特別かも…

 

さて今回ですけど、
芸能ニュースを見てふと感じたことです(笑)
それを少し語ってみようと思います

 

芸能ニュースはキッカケだけですので…

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

宝塚歌劇団は108周年を迎えた

現在の芸能界では、
男性も女性も大人数のグループが多く存在しておりますけど、
そこでふと思ったのが、
やはり宝塚歌劇団ってすごいんだな、と感じるということです

 

宝塚歌劇団は劇団ですから、
そもそもアイドルグループとはコンセプトが違います

 

男性グループともなれば、
新メンバーを入れて継続、というよりも、
そのままのメンバーで進んでいく、というケースもあるので、
一概には言えませんので、
そのあたりはざっくりとした感じではありますけど…(^_^;)
その場合、同一グループともなれば、
人間の寿命がありますから、100周年ということは無理ですよね…

 

さらに、
宝塚歌劇団は芸能事務所でもありませんし、
芸能界におけるグループというのでもありませんので、
そこも線引きがきっちりとあると思います

 

ただ長きに渡って継続して人気を保つ、という点では、
一目置かれているような気はしています
人気の浮き沈みはあったのも事実でしょうし、
経営危機的な場面も過去にはあったと思います

 

ですが、
それを乗り越えて108年という長きに渡って、
劇団の運営が続いております

 

正直なところ、
タカラジェンヌ一人一人が、
ものすごく世間に認知されているかといえば、それはないです
いわゆるニッチなニーズにも関わらず、
しっかりと収益をあげて、運営は続いているというのが素晴らしいのです

 

1914年に作られた宝塚歌劇団は、
2022年の今年は108周年となります

 

早いですよね…(笑)
2014年の100周年記念からもう8年目ですよ、8年目!
こういうことを言い出すと、
年を取った証拠らしいです(笑)(^_^;)
そりゃ年も取りますよ、8年ですからw

 

この108年続くということが、どれだけ大変なことか…

 

ビジネスとしてしっかりしているから続いておりますし、
その根幹には、揺るぎない伝統があるからでしょう

 

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宝塚歌劇団の1番素晴らしいところは上級生を敬う心

私的に思うことがあります

 

宝塚歌劇団には5つの組が存在し、
それぞれにトップスターという組の顔が存在しております

 

トップスターという存在が、
それぞれの組を引っ張っていってると言っても過言ではありません

 

ですが、
そのトップスターでさえも頭が上がらない存在が、
それぞれの上級生でしょう

 

宝塚歌劇団は、
トップを目指して切磋琢磨している生徒さんが多いです
最初から舞台に立てるだけで幸せ、
という生徒さんもおられるでしょうけど、
若手の時の多くは、
いずれはトップスター、トップ娘役を夢見て精進している方が多いと思っています

 

そういう戦いがあるということは、
絶対的なヒエラルキーが存在します
路線であればあるほどエライ…というような幻想ですね

 

そこを上手にバランスを保つのが、上級生という存在でしょう

 

何度か語っていますけど、
宝塚歌劇団において、
先輩は絶対的存在であり、上級生至上主義です

 

これって意外と大事なんですよね

 

人を敬う心を常に忘れさせないようにするには、
とても有効でしょう

 

そして、その先輩方にも当然上級生が存在します
組を管理している組長さんや副組長さんの存在もあります

 

どんなに人気があり、
組を引っ張る力のあるトップスターでも、
上級生は大事な先輩になります
OGになっても、
先輩と絡む元トップスターは微笑ましいですもんね

 

上級生にとっても、
プライドが保てるというバランスの良さ

 

もちろん、
本心はご本人にしかわかりませんけど、
あくまでも劇団は「夢」を売っているわけですから、
ギスギスした人間関係を観客に見せてはいけません

 

上級生を慕っている心には、
嘘ではなく、本心からだと信じている派なので、
私的には夢を見させていただいております

 

また、
下級生にも厳しくも優しい先輩である、という点も大事
上級生ばかりにべったりというのも、
媚びへつらってる感があるので(笑)、
後輩にもちゃんと接して欲しいというのがあります

 

タカラジェンヌは、
厳しい上下関係を経ているからこそ、
品の良さにも繋がっているように感じます

 

あくまもでイメージですけどね

 

でもいいんですよ、イメージって大事ですから

 

露骨にマウント合戦になっていなければ、
それでいいと思っています
それが1番品がないので…(´・ω・`)

 

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「清く正しく美しく」という伝統

宝塚歌劇団のモットーとして、
「清く正しく美しく」がありますが、
それが長く伝統が続いた部分でしょう

 

今までの劇団の全部が、
本当に「清く正しく美しく」だったかは置いておいて…(^_^;)

 

タカラジェンヌの生きる姿がそうであってほしい
という小林一三先生の願いでもあったわけですから、
それは心に留めておかねばならない大事な部分でしょう

 

今でも通用する非常に有効なモットーですよね
ものすごく心に響きますから…

 

世の中が多様化されても、
古さを感じさせず、
むしろ誇りにさえ感じる教訓だと思います

 

宝塚歌劇団は、
とても品がよく、姿勢や立ち振る舞いが美しいというのは、
この美意識にも近い「清く正しく美しく」のモットーから、
ものすごく影響されているように感じます

 

ガツガツした野望とか、
がむしゃらに猪突猛進とか、
人を蹴落としたりとか…
こういう人間の裏の部分は見せずに、
サラッと見せていくことの上手さに長けていると感じます

 

先ほども指摘しましたけど、
「夢」を見させる劇団ですから、それがとても大事

 

宝塚歌劇団は上記にも明記したとおりに、
トップスターの誕生には、
少なくてもがむしゃらに突き進む、という部分があるはずですし、
その負けん気の強さでもって勝ち取っている部分もあるはずです

 

ですが、
それを表には出さずに、
優雅な部分だけをファンに示している
という点がブレていないですよね

 

観客に「夢」を見てもらう、という点を大切にし、
これまでの伝統を築き上げた先輩方を敬い、
芸に磨きをかけ、生徒一人一人が成長していく…

 

その成長する過程において、
常に「感謝」の気持ちを忘れずに、という点が、
宝塚歌劇団のイメージとして成り立っているような気がしました

 

女性しか存在せず、
品を感じさせてくれる劇団

 

本当に唯一無二です
今後も大事に伝統を守っていって欲しいですね

 

オマケ:正しい敬語を学んでほしい

過去にも何度か指摘しておりますが…(^_^;)

 

観客に向かって、
自社の劇団員である専科生を「さん」付けで紹介し、
敬語を使用するのだけは、
マナーとしていかがなものかと思うので(笑)、
そこだけはあらためて欲しいですけど…
客演扱いなんですかね?
であれば、
宝塚歌劇団所属ではダメだと思うのですが…(^_^;)

 

宝塚音楽学校では、
「礼儀作法やマナーの学習も大変重視しています」と謳ってますけど、
「さん」付け&自社敬語問題はどうなんでしょうか?
ずっと疑問ですw

 

これも伝統的に続いているご挨拶なのでしょうけど…
悪い伝統は変えていかないといけない部分でもありますよね…(´・ω・`)

 

上級生を敬うという尊い気持ちから、
そういえば敬語問題があった、と思い出してしまいましたw

 

オマケで追記しようかどうか迷いましたけど、
ダメな部分はしっかり指摘しておくことも大事だと思い、
明記いたしました
尊敬が行き過ぎるのも困りもの…(^_^;)

 

だいたい毎年1回くらいはこの話題にw

参加しています!

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