戦略の集大成!明日海りおの長期在任…明日海りおファンを羨ましく思うこと

宝塚考察



本日の記事はこれです
1年以上前くらいから記事にしたかったことがあります
グダグダしているうちに、
日にちだけが過ぎるという、
当ブログの悪いパターンにハマってました(笑)

 

そうこうしているうちに、
みりおくん(明日海りおさん)が退団することが決定してしまいました
そこで、ようやく記事にしなければ、
という重い腰をあげた…という背景です

 

1番話したいことは、
後半に語りますけど、
まずは、トップオブトップに君臨となっている、
みりおくんの戦略っぽいお話

 

戦略なのか、たまたま偶然なのかは、
正直わかりませんけど、
みりおくんは、
長期でトップスターを務めた歴代トップスターさんの中で、
1番上手な戦略だったのではないのかな、
と感じます

 

あ、当ブログの読者様はご存知のとおり、
私は、ちえさん(柚希礼音さん)信者です(笑)
今でも、ちえさんの舞台は観に行きますし、
コンサートがあるであれ、行きたいと思ってます
そのくらいには、ずっと好き!

 

そういう視点も踏まえてのお話です

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

長期在任のトップスター

歴代の在任期間の長いトップスターといえば、この4人

・和央ようかさん
・春野寿美礼さん
・柚希礼音さん
・明日海りおさん

 

そのうち、
和央ようかさんと柚希礼音さんは、共に6年
次いで、春野寿美礼さんと明日海りおさんが5年です

 

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明日海りおのトップスター時代

そのみりおくんですけど、
省エネと揶揄されてるほど、
前半は、再演ものが多かったです

 

みりおくんを長期でのトップスターに、
というのは劇団の作戦と願いでもあったでしょう

 

就任した学年から言っても、
通常任期である、2~3年で5~6作よりは、
長く務められる任期になります

 

確かに省エネ感があったかもしれませんが、
それが長期育成への伏線とすれば、
決して間違ってはいないのです

 

 

そこで若い世代を十分に育成し、
育ったところで、新作の連発!
しかも、どれもが代表作になり得る素晴らしい演目です

 

作品だけですと、
意外とそこまで傑作ではないものでも、
花組生の組力が底上げされているので、
見事なまでの作品へと昇華していくことができました

 

やはり、世の社会と一緒で、
人が育ち、チームワークが結束するには時間がかかるんですよね
ましてや、
みりおくんは元々花組生だったわけではないですから、
外様のトップとしては、
まず明日海りおの吸引力が育たないといけません

 

通常のトップスターであれば、
全然十分でしょうけど、
トップオブトップに仕立て上げるんだとすれば、
組自体の育成は必須です
そして、その期待に応えられる実力とカリスマ性が、
トップスターに求められるわけです

 

それを見事に花咲かすことが出来たのは、
明日海りおというトップスターです

 

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明日海りおの相手役は4人!トップ娘役が変更の是非

また、長期トップには、
飽きられるというころが、
何よりも避けなければいけないこと!

 

それを回避できたのは、
トップ娘役が4人だということでしょう

 

トップコンビを愛でて、
そこに萌えを感じているファンには、
悲しい出来事でしょうけど、
5年もトップを務めるに当たっては、
相手役を変えていく、というのは、
決して悪い事ではありません

 

みりおくんの場合、
スライドで1作の蘭はなちゃん(蘭乃はなさん)、
かのちゃん(花乃まりあさん)、
ゆきちゃん(仙名彩世さん)、
華ちゃん(華優希さん)と、
色とりどりの華やかな娘役さんを相手にしています

 

これって、意外と大事なんだなぁと感じたわけです

 

いろんな相手役さんで、
様々な魅力のみりおくんに出会えるわけです

 

真ん中が新鮮になるので、
飽きる雰囲気は、
全くなくなることはありませんけど、
かなり弱まります

 

明日海りおはみんなの明日海りおのまま

また、1番大事なことがあります

 

それは、
みりおくんは、誰のものにもならなかったということ!
これは大きい!

 

ちょっと気持ち悪い表現で申し訳ないです…

 

でも、
トップスターに心を奪われているファンは、
なんだかんだ言っても、
トップスターが好きなのです
トップコンビには、自分の夢を乗せているにすぎません

 

もちろんそうではない方も、
たくさんいらっしゃるでしょうけど、
大なり小なり、トップスター至上主義であることは、
間違いありません

 

 

これは、OGになっても有効です
いつまでも、みんなのみりおくんなわけですから…

 

短い任期であれば、
コンビ売りの戦略はありですし、
大事だと思いますけど、
長期には、あまりいい戦略ではないです

 

やはり飽きが来てしまうからです

 

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長期で同じ相手役のデメリットと長期に必須なもの

たかはなは、裏事情が裏すぎるので、
割愛しますけど(笑)、
ちえねねは、長すぎました…

 

だから、
ちえさんの最後の方は、
ねね様は他の舞台に駆り出されたりしてましたっけ

 

ちえねねも3年目までは、
可愛くて好きだったんですけど、
やっぱり長すぎたかな

 

2人揃って長期は、辛すぎです

 

ちえさんにしろ、
ねね様にしろ、
どちらかが早めに退団して、
相手役を変えるべきだったと思ってます
100周年があったにせよ、長かった…

 

この場合は、
ちえさんを残して、ねね様というのが普通ですけど、
ねね様は〇〇〇〇でしたから、
ねね様残留は、十分あり得たのかもしれません

 

ただ言えるのは、
長期で在任するのであれば、
最低限、実力はあって欲しいです

 

ダンスでも、歌でも、芝居でもいいので、
最低限2つは必要です
1つでは長期を飽きさせないのは無理なので、
2つは必須!

 

トップスターにしろ、トップ娘役にしろ、です

 

そういう意味でも、ねね様は異質でした
蘭はなちゃんも同じような系統ですけど、
蘭はなちゃんはダンスだけは、本当に上手かったので、
まだマシだったと思います
好き嫌いは別として…

 

振り返ると幸せなトップ人生の明日海りお!みりゆきの影響大!

みりおくんも、
長いトップ時代には、いろいろありましたけど、
振り返ると綺麗な思い出になっているのが、素晴らしいです

 

やはり、ゆきちゃんという、
全てを任せて安心な実力派の娘役さんを、
相手役に迎えることができたからだと思います

 

私は、ゆきちゃんが大好きで、
ゆきちゃんの女神ボイスのソプラノにメロメロです
ですが、ゆきちゃんにはヒロイン力はない、
と今でも感じてます
どちらかと言えば、名バイプレイヤー的存在でしょう

 

とは言え、
みりおくんが元気いっぱいに後期を迎えられたのは、
任せて安心なゆきちゃんがいたからこそ、です!

 

ゆきちゃんを絶対ヒロインにしなければならない、
という足枷がなかったからこそ、
『ポーの一族』という代表作が誕生できたのですから…

 

 

トップを誇る人気を継続させて、
長期を在任するというのは、
決して簡単なことではありません

 

劇団の思惑からハズれてしまうこともあるでしょう

 

次世代のトップオブトップのバトンを受け取るのは、
一体誰なのでしょうか…?
まだ見ぬトップさんなのでしょうけど、
みりおくんの後を引き継ぐのは、
なかなか大変なのではないでしょうか

 

それでも、誕生はするでしょう
それを楽しみにしておきます!

 

その場合は、
トップ娘役を交代させて、
新陳代謝させていくことが必要だと思ってます

 

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