宝塚OGの夢組について考える…現役生を巻き込んではいけない

宝塚OG



昨日ですけど、
宝塚音楽学校106期生の卒業式のニュースと共に、
もう1つの話題があがってました!

 

それが、宝塚OGの夢組です

 

思った以上に長くなったので、
106期生の話題を分けるために、
今回語ります

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

宝塚OGの夢組の現実化

宝塚OGの夢組の話について、
こういう記事が上がってました。

 

角会長は「まだ正式に発表する段階ではない」と前置きした上で「大学を卒業したら大学院がある。宝塚を卒業後も舞台に情熱を持った方をきちんとした形で組織化したい。上質なショーを提供し、最終的には海外にも行けるような」と述べた。

1月には小川理事長が、2025年の大阪・関西万博への協力を見据えOGの結集に言及し「(会場のが)夢洲でもあるから“夢組”でもいいか」などと発言していた。

引用元:スポニチ

 

なるほど…

 

私は以前、
OG救済は「アリ」としていまして、
こういう記事でも語っています

小川理事長の夢組話…頑張れ宝塚OG!新規ファンの獲得と女性化

 

あくまでも救済という意味であって、
宝塚歌劇団としては別で、という考えです

 

なぜ救済かについては、
上記の記事で語っているので、
ここでは触れませんけど、
要はOGになった途端、
吸引力が下がってしまうということと、
宝塚のスターが好きなため、
夢から醒めてしまうファンが多い、というようなことを語っています

 

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そもそも論としてなぜOGに需要がないかを考えないとダメ

ちょっと厳しい話ですけど、
私は以前から、
何度もOGさんについて語っています

 

特に、
OGが苦戦してしまうことについては、
語り倒してます

 

なぜOGに需要がないのか…

 

答えは簡単です
使いづらいからでしょう

 

 

1番いいのは、
エンターテイナーをきちんと育成することなのですが、
宝塚歌劇団のスターシステム上、
技術は二の次三の次の状態です…(^_^;)

 

これが1番の敗因と考えられます

 

あとスミレコード(年齢)の部分です
30代半ばで、
舞台技術がないということであれば、
使いづらくて仕方がないと考えられます

 

ガタイの良さもあげられるでしょう
とにかく大きい

 

 

だから外部でご活躍するのが、
本当に難しいんだと思っています
特に、映像系は本当に難しいです

 

その責任を取る、という意味でも、
受け皿があるのはいいことだと思います

 

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宝塚歌劇団の延長では意味がない

ただし、そこは、
宝塚歌劇団の延長では意味がありません

 

きちんとした舞台人として、
ご活躍させるべきでしょう

 

よくOG公演を開催していますけど、
夢組は、
ああいうのやるのかと想像していました

 

どうも違う様子……?(・ω・`)

 

年齢を重ねて、
少女マンガのような世界を演じられても、
ただイタイ人、という認識になり、
かえって、マイナスになりかねませんから…

 

それであれば、
『エリザベート』のような作品で、
ガラコンサートをした方が、
よっぽどOGファンは喜ぶでしょう

 

ファンが求めているOGは男っぽさではなく品格

宝塚観劇のファンをしていて、
何が嬉しいかといえば、
タカラジェンヌ=上品
と思われている部分でしょう

 

気品があり、
謙虚で華やか…
そして、
家柄が良いと思われていること(←あくまでもイメージの話。実際そうでもない方もいます)

 

そこを褒められることが、
全く他人の私でも、
「そうそう!そうなの!」って思うわけです…(^_^;)

 

タカラジェンヌには、
女性として生きる美しい見本であって欲しい
というのがあります

 

タカラジェンヌって、
皆さん、背筋が伸びて立ち姿が美しいじゃないですか

 

これは年齢を重ねたOGも同じ
本当にお美しい…

 

昔誰だったかは忘れましたけど、
ミキさん(真矢みきさん)との対談で、
タカラジェンヌには猫背がいない
と言ってましたけど、本当にソレ!

 

仕草一つ一つが美しいイメージです

 

たぶん、
美しく生きているという姿に、
ファンは誇りに感じるんじゃないでしょうか

 

だから、
OGが品のないことをすると、
一斉にドン引きしてしまう
というのは、
そういう部分があると思っています

 

 

あと、
私的には、字が汚いタカラジェンヌは、
ちょっと引いちゃうかな…
美文字ではなくてもいいですが、
丁寧に書いて欲しいですね

 

この部分も、
私的に、
「タカラジェンヌ」にある種の憧れがあり、
美しいというイメージがあるからです

 

字の上手い下手も才能ですから、
しょうがないんですけどね…(^_^;)

 

大好きなジェンヌさんが下手だった衝撃は、
今でも忘れられないです…w
だからといって、嫌いにはなりませんし、
今でも大好きなのですが、
ショックだった、というお話です…
一瞬幻滅しかけたというのは内緒…(笑)

 

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OGと現役生とのコラボは現役生が気の毒になるのでNG

たぶん、
ヅカファンがみんな懸念していることは、
OGと現役生との共演があるのではないのか
という部分でしょう

 

2025年の大阪万博での特別コラボレーションであれば、
宝塚OGと現役生のコラボは「アリ」でしょう

 

宝塚100周年記念のように…

 

華やかですし、
一種のお祭りなので、
そこはいいと思いますし、
見れるのではあれば楽しみです

 

 

ですが、
これを定例化するのは反対です!

 

これでは、
現役生が可哀想すぎます

 

宝塚歌劇は完全に年功序列ですから、
上級生を立てなければなりません

 

そんな面倒な雰囲気に、
大事な現役生を混ぜ込むのは、本当に気の毒です

 

しかも、
大抵、OGに批判が集まるでしょうから、
双方にとって、いいことなし!(笑)

 

私はOGさんをめちゃくちゃ応援していますけど、
そういうおこぼれ的なよいしょ扱いを喜びはしません

 

自分がそのOGさんのファンだったら、
ガッカリ度がハンパないです

 

下級生にあたる現役生に気を遣わせて、
お山の大将のように持ち上げられて…
そんな痛々しい姿を見たいわけではありません…

 

救済されるOGは所詮「救済される」という立場

厳しい言い方をすれば、
そもそも救済されるOGは、
所詮救済される側なんですよ…

 

それを踏まえて、
現役生を、
祖母や母のように可愛がってくださればいいですけど、
そんなことはないでしょうし、
役付きも面倒になります(←これが1番嫌な部分

 

コンサート中心でも、上級生重視でしょう

 

そうなれば、
現役生にとって、
単なる蓋になりかねますので、
定例化はやめていただきたいです

 

私としては、
夢組というのは、
あくまでもOGの救済で、
独自の展開をする、ということであるべきだと考えます

 

まぁ、そうなれば、
現在の梅芸となんら変わらないんですけどね…(^_^;)

 

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OGの公演やライブなどの料金設定が高額な件

先日も語りましたけど、
あと価格はリーズナブルな方向で…

 

先日も、
別記事で語りましたけど、
現役生に忙しいヅカファンは、
そこまでお金を掛けられません

多様化する宝塚OGの活躍を考察…美弥るりかや七海ひろきだけではない様々な展開

 

OGでも、
トークライブやお茶会のようなものも、
全て現役時代と変わらない価格設定ですよね…
めちゃくちゃ高いイメージがあり、
実際通常のミュージカルと、
そんなに変わらない料金設定です

 

苦戦をしている演目を見ると、
そりゃチケット売れないよ、
といつも感じるのですが、
下げられない理由があるのかな?

 

身近なヅカオタが、
某OGのディナーショーに3回行ったのですが、
回数を重ねるごとにしょぼくなっていったと嘆いていました
ディナーショーだから、高いです…
この3つで10万円以上ですし…(◎-◎;)

 

もう懲りて行っていないようですが(笑)、
コンサートとか、トークライブなど、
リーズナブルなら行きたいと言ってました

 

こういうのを各OGがやるとなると、
そりゃファンもお金が続かないです…

 

OGも食べて行かないといけないので、
難しいところではあるのですが、
そういう意味での救済の夢組は「アリ」かもしれないです

 

夢組は現役生や活躍しているOGに頼らない戦略が大事

ただ、
宝塚歌劇の延長であれば、
卒業の意味もなくなるので、
新しい見せ方が必要なのではないでしょうか

 

その辺りの線引きや、
戦略が大事でしょう

 

現役生の輝きを損なわせないよう、
夢組は夢組として、
単独で頑張っていくしかないと感じます

 

あと、
活躍しているOGも、
わざわざ入ることもないでしょうし…

 

そういう客寄せパンダ的なことはせず
夢組を成功に導く必要があるのではないのかな、
と感じます

 

 

そういえば、
親会社系で縁談ではないですけど、
かつては、
そういうお見合いパーティー的なことをやっている、
と聞いたことがありますけど、
今はどうなんでしょうか?(←なので鵜呑みにしないように)

 

素敵な人とのご縁があることも、
人生の大事な転機だと思います
あくまでも、ご縁があれば、ですけど…

 

 

あとは、
タカラジェンヌ=品格
というイメージを売りにしているわけですし、
宝塚音楽学校は厳しいことで有名
昔ほどではなくても、十分厳しいでしょう

 

その中で培われた人間力を生かす方向も、
アリなのではないでしょうか
ビジネス系の講師とか…

 

ただタカラジェンヌは大卒じゃないので、
そういう方向性は難しいのかなぁ…

 

学歴に関しては非常に不利…
知性と教養という部分を、
補う必要があるかもしれません…

 

イメージとしては、才女なんですけど…
なにせ良家のお嬢様なので…
実際、
名門の学校から、音校に入学される方は多いですし…

 

そもそも、
自分のところの公演で、
「専科の○○さん」と「さん」付けをしていて、
疑問や違和感を感じないという部分で、
一般社会の常識とのズレがあります

 

やっぱり難しいか…

 

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