演技力がある娘役がヒロインだと舞台が安定する…遥羽ららや咲妃みゆの場合

宙組



本日、公式HPにて、
だいもんさん(望海風斗さん)のコンサート、
『NOW! ZOOM ME!!』について追記がある、という案内がありました
「えー、なになに?」と眉間に皺を寄せましたが、
本当に追記でしたね
よかったですw(^_^;)

 

さて、本日ですけど、
宙組『壮麗帝』を見て感じた、
ららちゃん(遥羽ららちゃん)についてです

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

遥羽ららの娘役としての充実度

ららちゃんは、
以前より当ブログでかなり褒めている娘役さんです

 

私が大好きな歌唱力があるタイプでは、
全くないのですが、
とにかく芝居上手です
学年を上がるごとに、
どんどん磨かれていっているのが、
とても頼もしく感じています

 

今回の『壮麗帝』でも、
見事な演技力と表現力で、
物語にぐいぐい引き込まれていきました

 

決して華やかで、
美貌の娘役さんではないのですが、
演技巧者ゆえに、
とても美しく見えます

 

さらに、
作品の世界観が広がりますし、
物語を自然に見せてくれるので、
お芝居に奥行きを持たせてくれるので、
感情移入もしやすいです

 

98期も研9ですから、
やはりこのくらいの学年になると、
安定した上手さが舞台にも表れてくるのだと、
つくづく感じます

 

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遥羽ららの1番の魅力は男役をカッコよく見せられるということ

そして、
ららちゃんの1番の魅力といえば、
何といっても、
相手になる男役を魅力的に見せることができる
という点でしょう

 

どの男役さんを相手にしても、
とてもお似合いに見えるというマジックは、
ららちゃんの最大の持ち味です
しかも、出しゃばらない!
しっくりいく感じが、
すごく自然と表現できているのです

 

記憶に新しいところでは、
『オーシャンズ11』でのキキちゃん(芹香斗亜さん)の相手役も、
すごくよかったです
また、『El Japon(エル ハポン)』では、
ゆりかさん(真風涼帆さん)のかつての恋人も、
非常にしっくりいっていました

 

ずんちゃん(桜木みなとさん)とも、
とてもしっくりいくコンビに仕上がっていて、
お似合い度が素晴らしかった!

 

どの男役さんと組んでも、
そのカラーに染まれるというのは、
立派な芸でしょう

 

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咲妃みゆの相手役を立てる技術

これが出来たトップ娘役といえば、
近年では、
なんといっても、みゆ姫(咲妃みゆさん)です!

 

みゆ姫も、
特出した美貌ではありませんでしたが、
王女を演じれば、品格ある王女に、
貧しい娘を演じれば、そのものになれるという、
自在の演技力が最大の芸の魅力でしたが、
相手役を立てるという技術も素晴らしかったです

 

私的に言うみゆ姫の相手役を立てる技術は、
ぶりっ子芸のことではなく(笑)、
舞台上、相手をカッコよく見せることができる力がある
ということです

宝塚歌劇のトップ娘役における真のお慕い芸は実力でサポートすること…決してぶりっ子芸ではない

 

ららちゃんは、
残念ながら、
トップ娘役に就任することはないでしょうけど、
娘役としての技術は、相当高いレベルであることは確かです

 

上記のみゆ姫のような、
素晴らしい技術を持っているのが、
ららちゃんなのですから…

 

そういう意味では本当にもったいない娘役さんです

 

決して美貌があるタイプではないのに舞台上は美しく見えるというマジック

上記でも触れましたが、
ららちゃんの面白いところは、
決して、美貌があるタイプの娘役ではありません

 

可愛らしさはありますが、
ファニーフェイスっぽいのが本当のところでしょう

 

ですが、
ひとたび舞台に上がったららちゃんは、
可愛い娘さんはもちろんですけど、
美貌の女性の役を演じても、
全く違和感がない、というのが面白いのです

 

作品における設定どおり、
あるいは設定以上のキャラクターとして、
舞台上の演技をされます

 

愛らしい女性であれば、
よりキュートな女性に、
美しき姫であれば、
美貌の姫に、
という変貌ができるのがららちゃん

 

この魅力は一体なんなのでしょうか
とても不思議な娘役さんです

 

年齢も少女から大人の女性まで自在ですし、
きっとおばあちゃんも演じられるでしょう
そのくらいの演技力を持っています

 

基本的に歌上手ではないジェンヌさんには、
あまり興味がないのですが、
1つの芸の技術が抜きん出ていると、
歌唱力のなさという欠点を吹き飛ばしてくれます
あくまでも、私的には、ですけど…

 

宝塚歌劇は、
ミュージカルを上演する以上、
歌唱力と演技力のどちらかは必須です

 

ららちゃんの場合、
歌唱力は残念ながらありませんけど、
演技力がずば抜けているので、
全く気になりません

 

歌を歌うにしても、
1~2曲の許容範囲内であれば大丈夫…

 

『壮麗帝』の場合、
難を言えば、
他のメンバーが全員歌えるジェンヌさんだったので、
気の毒ではありましたが、
それ以上に演技力と表現力で凌駕していたので、
全く問題がありませんでした
歌も本人比では各段に上達してましたし…(あくまでも本人比ですけど…)

 

とにかく、
持前の演技力と、
ずんちゃんとのお似合い度で、
全てが丸く収まり、成功したという感じでしょう

 

カレー華の『はいからさんが通る』のような感じです
こちらも、
華ちゃんの歌の欠点が出てましたけど、
許容できる範囲でしたし、
見事な表現力で紅緒を演じてましたから、
こちらも上手に払拭出来ていたと思っています

 

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芝居上手の娘役も貴重

私的には、
歌うまは正義派なので、
圧倒的に歌唱力重視ではあるのですが、
歌唱力があるジェンヌさんは、
なかなかトップスターにも、トップ娘役にもなれません

 

それであれば、
せめて芝居上手であってほしい、というのが本音です

 

何度も語っておりますが、
トップスターを中心に人事が決まる関係上、
軸はトップスターになります

 

トップスターは、
基本的にダンサータイプが多いのため、
ミュージカルやショーをやる関係上、
歌唱力を補う必要があります

 

次に、演技力です

 

現状、
歌唱力のあるトップ娘役の誕生が難しいのですが、
それであれば、
せめて芝居上手であってほしいです

 

やはり、
以前からお伝えしているとおり、
歌唱力>>>演技力>>>>(超えられない壁)>>>ダンス
という図式になってしまいます

 

ダンスが美しいのは素敵です
ショーでは見映えがするでしょう

 

ですが、
ミュージカルはそうもいきません
お芝居のヒロインが、
いつもクルクル回っているわけにもいきませんから…

 

宝塚歌劇において、
舞台を安定させるには、
歌唱力か演技力になります

 

そういう娘役さんが、
路線にあがって、
どんどん育って欲しいです

 

みゆ姫や、
ららちゃんのように、
演技力で凌駕し、
なおかつ、
男役を際立たせる能力のある娘役さんが、
1人くらいトップ娘役に就任して欲しいかな、
と感じました

 

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