「宙組『オーシャンズ11』の観劇評価」は想像以上のアンケート結果だった!

宝塚観劇アンケート



大変お待たせいたしました!

 

今回は、
7月21日~8月4日に実施してました、
当ブログのアンケートの集計結果を発表したいと思います!
第22回目(通算)のアンケートです

 

お題は、
宙組さんの『オーシャンズ11』の観劇評価です!

 

アンケート「宙組『オーシャンズ11』観劇評価を教えてください」=8/4に終了しました!= - 新・宝塚は生きる糧
『オーシャンズ11』の観劇評価のアンケート結果です

 

今回は街に待った宙組待望の1本物で、
しかもトップスター真風涼帆に似合う演目でした

 

これがどのような結果をもたらすのか、
非常に興味がありました

 

あくまでも、
当ブログ読者様限定のお話なので、
そこは、100通りの感想があるということで、
広いお心でご閲覧ください…

 

アンケートの投票状況

今回のアンケートは、
109名の方にご投票いただきました

 

若干投票の動きが悪かったのですが、
結果として3桁を達成することが出来ました!
皆様のご協力のおかげです

 

いつも本当にありがとうございます!

 

今回のアンケートも、
重複禁止ですので、
一人1回だけの投票です♪
私は、
いつもの如く、投票出来ない仕様ですので(笑)、
結果と共にお伝えします!

 

スポンサーリンク

Q1:宙組『オーシャンズ11』の満足度をお聞かせください

1問目は『オーシャンズ11』の作品評価の質問です
こちらの投票数は、109名の方にご投票いただいてます!

 

結果はこちらです!

 

最後だけ逆転していますが、
わかりやすいので、
コメント数だけお知らせいたします

⑤★★★★★(星5):大満足!すごくよかった♪【コメント数】30
④★★★★(星4):満足! 【コメント数】10
③★★★(星3):まぁ満足 【コメント数】6
①★★(星2):今ひとつ 【コメント数】0
②★(星1):自分には合わなかった【コメント数】3

 

恒例の大満足の指標、
「星5」と「星4」は、87.1%です!

 

低評価指標の「星2」と「星1」は、
4.6%でした

 

素晴らしいほどの満足度ですね♪
また一方で、
「星1」に4.6%の票が入っているというのは、
ある意味健全なのではないでしょうか

 

結果が一方に偏り過ぎていて、
そちらに全く投票されないというのも、
おかしな話だと思ってますので…(^_^;)

 

その象徴たる凄まじい結果だったのは、
雪組さんの『ファントム』でした
あれは驚きました…(^_^;)

 

ちなみに、
当アンケートの「星5」と「星4」満足度の指標は以下の通りです
ご参考になさってください

  • 80%以上で大満足
  • 79%~50%で普通
  • 49%以下は不満足

 

 

スポンサーリンク

「Q1」の総評

結果を見る限り、
当然といえば当然の結果だったと思います

 

お披露目本公演の『天は赤い河のほとり』といい、
2作目の『異人たちのルネサンス』といい、
あまりいい印象がありませんでした

 

当ブログのアンケート結果も、
見事に反映されてしまっています

第10回アンケート結果発表!「宙組『天は赤い河のほとり』観劇評価を教えてください」

第16回アンケート結果発表!「宙組『白鷺の城』『異人たちのルネサンス』観劇評価を教えてください」

 

そもそも1作目、2作目と何が原因かといえば、
ゆりかさん(真風涼帆さん)に、
全く似合っていない演目と役柄だったからです

 

お披露目本公演の主人公は、
完全にまどかちゃん(星風まどかさん)でした
2作目は、
主人公を間違えた作品としか言えなかったような内容でした
ロレンツォを主役にし、
メディチ家中心の話の方がしっくりきたんじゃないのかな、
と感じました

 

そのため、2作品とも、
期待以上の感動を持つことが難しかったのだと思います

 

そして、ようやく3作目にして、
トップスターに相応しい演目となりました
『オーシャンズ11』は、
スタイリッシュで長身な、
スーツの似合う宙組にはピッタリですし、
主人公もゆりかさんが演じるのに相応しい役でした

 

元々星組と花組で上演し、
人気のある演目だったことも後押しをして、
上演前から期待はMAX状態でした

 

舞台も、
華やかで煌びやかでゴージャス!

 

楽曲も素晴らしく、
目も耳も大喜びの演目です
期待するのも当然でした

 

いただいたコメントにも、
「現宙組にはピッタリの演目」と評価されている方の多いこと!
それだけ期待以上だったということだったんだと思います

 

 

正直いって、
『オーシャンズ11』という作品そのものは、
そこまで素晴らしい作品というわけではありません
原作が大ヒット映画ですけれども、
大作ミュージカルというものではありません
お話も善人の話ではないですし…

 

それでも、
これだけ楽しいのは、
トップスターがしっかりと主人公であること、
ヒロインとの恋愛も楽しめるということ、
なによりも、
組子さんの活躍が幅広いこと!
しかも、楽曲もいい

 

宝塚歌劇団で上演するのには、
非常に適した演目でしょう

 

大人っぽい演目なので、
トップスターのタイプにはよりますけど、
ゆりかさんのように長身でスタイル抜群であれば、
その良さを格段に引き出すことが出来ます

 

またチームワークの良さも、
作品を盛り上げてくれる大事な要素

 

深いことを考えずに、
娯楽として楽しい演目が、『オーシャンズ11』なのでしょう

 

 

また配役も最高でした
ゆりかさんのダニーは言うまでもなく、
ヒロイン・テスには、まどかちゃん
歴代のテスの中では、
比べられないほどの本当の歌姫です
これがよかった
見た目も相当頑張ってましたし…
ちょっと若く見えるのは、ご愛敬くらいには頑張ってました

 

そして、
何よりも相棒のラスティーが、
キキちゃん(芹香斗亜さん)ということ!
ダニーとラスティーの関係が、
この作品の肝と言ってもいいくらいに、
大事な要素となっていたのは、
まかキキが抜群の相性だからでしょう

 

まかキキは2つの本公演では、
ライバル役でしたけど、
ようやく、
まかキキ本来の仲の良さを堪能できる作品でもありました

 

これが非常に大きかったように思います

 

ゆりかさんの歌唱力のなさを、
まどかちゃんとキキちゃんで十分補えましたし、
ずんちゃんも上手いので、
真ん中が歌える人が集まっているというのも、
ストレスなく観れる要因となっていたと思います

 

やはりトップスターに似合う演目である、
というのが何よりも大事なんだなぁ、とつくづく感じた結果となりました

 

あとは適材適所の配役ですね
しかもきちんと活躍の場があるという…
これも見事でした

 

すべてにおいて、
しっくりきますし、
想像以上のパフォーマンスでしたから、
高評価の嵐だったのは、必然だったのだと感じます

 

やはり脚本の出来って大事!
映画がモチーフだったので、
破綻もないというのも大きかったと思います

 

宙組生が本当に楽しそうなのが、
こちらに伝わった良作です

 

『オーシャンズ11』は星組が初演ですけど、
再演の花組版がすごくよかったです
今回の宙組版は、花組よりもさらによかったので、
上演を重ねて良くなるパターンの作品だと感じました

 

オマケとしては、
ゆりかさんもキキちゃんも、
『オーシャンズ11』と非常に縁があったこと!
キキちゃん、皆勤賞ですもんね

 

そこも珍しい記録だと思います

 

 

「Q1」私の投票

さて私の投票です
ずばり「★★★★★(星5):大満足!すごくよかった♪」です!

 

これは文句なしに「星5」でした

 

やはり配役の妙が素晴らしすぎたのと、
まかキキ、まかまど、ずんちゃん(桜木みなとさん)と、
主軸となる真ん中にブレがなかったこと、
安心して見れる実力者揃いだったのが大きかったです

 

他にも、
そらくん(和希そらさん)のライナスも最高でした
歌も言うことなしですけど、
あの手のダンスの上手いこと!
本来は、
もう少し路線の若手が演じる役ではあるのですが、
そらくんの少年っぽさが十分に発揮されていて、
素晴らしかったです

 

また、退団された、
せーこさん(純矢ちとせさん)のクィーン・ダイアナ、
あっきーさん(澄輝さやとさん)のフランク、
りくくん(蒼羽りくさん)のバシャー・ター、
それぞれが見どころと活躍があり、
ショー付きではなかったですけど、
いい作品でのご卒業となったのが、
なによりも嬉しかったです

 

せーこさんのダイアナは、
今でも思い出すと笑ってしまいます(笑)

 

ラスベガスのショーらしさを演出するのに、
宙組生がアクロバティックに動き回る場面も、
面白すぎて、
どの生徒さんを見ようか迷ってしまうほど…
見ていて本当に楽しかったです

 

詐欺師が主人公というのは、
宝塚的には「あれれ」な部分かもしれませんけど、
気持ちのいい終わり方ですし、
死人も出ないという、
まさに娯楽作品の良さを凝縮した作品だと思います

 

あとは、
歌唱力重視派の私的には、
まどかちゃん、キキちゃん、ずんちゃん、そらくんと、
上手い人がしっかり歌ってくれるのが最高でした!
ストレスなし!

 

まかキキ、まかまども文句なしによかったです
ずんまどに1番ドキドキしたのは内緒(笑)
ずんちゃんの色気が凄かった…

 

私的には、歴代最高の『オーシャンズ11』でした

 

 

スポンサーリンク

Q2:『オーシャンズ11』で、一番心に残ったことをお聞かせください(ジェンヌさん以外で)

『オーシャンズ11』についての付属の質問です

 

ジェンヌさんの熱演以外で、
『オーシャンズ11』のどこを評価するか
ということを明確にしたい、という意図があります
良くも悪くも、どちらでもいいのです!

 

この質問への投票は、90名です
ご投票ありがとうございます!

 

結果はこちらです!

 

わかりやすく並べるとこうです!
あわせてコメント数もお知らせいたします

①楽曲・歌 (37票/41.1%) 【コメント数】15
②演出・構成 (20票/22.2%) 【コメント数】11
③脚本・ストーリー (15票/16.7%) 【コメント数】4
④その他(12票/13.3%) 【コメント数】11
⑤原作・時代背景・人物(6票/6.7%) 【コメント数】3

 

1位は「楽曲・歌」です

 

4位の「その他」につきましては、
1名以外の方からコメントをいただくことが出来ました
コメント率100%は達成できませんでしたが、
コメントしてくださることに感謝しております
本当にありがとうございます!

 

「Q2」の総評

「Q2」の総評です
各項目ごとに語っていきます

1位は「楽曲・歌」

宝塚歌劇のアンケートで、
ほぼほぼ1位に選ばれるのがこの「楽曲・歌」です

 

やはりお芝居に歌があるというのが、醍醐味ですから…
1位になるのが多いのは必然でしょう

 

今回の『オーシャンズ11』も楽曲の素晴らしいこと!
しかも新曲までありました

 

名曲「NEVER GIVE UP」「JUMP」「愛した日々に偽りは無い」は、
何度聴いてもいいですね

 

前回花組版では、
超絶歌うまのみっちゃん(北翔海莉さん)が、
「JUMP」を歌って魅了されましたが、
今回は歌うまのキキちゃんでよかった!
本当によかった!!(笑)
歌の上手い人の役は、歌の上手い人に引き継がれると安心します

 

ずんちゃんの『夢を売る男』もよかったです
花組版はこれまた、
超絶歌うまのだいもんさん(望海風斗さん)ですから、
ずんちゃんでよかった…

 

海外の有名作曲家ではなくても、
名曲はあるんだよ
という好例が『オーシャンズ11』でしょう

 

 

2位は「演出・構成」

これもわかります!
さすがは小池修一郎先生って感じでした

 

小池先生はオリジナルの脚本となると、
凡作になりがちですけど、
演出力と構成力は抜群です
もはや天賦の才と言ってもいいでしょう

 

どう見せたらよくなるのか、
生徒をどう配置すれば魅力的になるのか、
見どころを盛り上げるにはどうすべきか、
など非常によく練られていると感じます

 

ラスベガスらしい、
イリュージョンやマジックも取り入れ、
賑やかで華やかな場面になったのではないでしょうか

 

小池先生の後継者は、誰になるんでしょう…

 

 

3位は「脚本・ストーリー」

悪に立ち向かうわかりやすくて痛快なストーリー
でも、主人公も詐欺師という絶妙な設定

 

コメディになりがちなのを、
エンターテインメント重視の楽しいストーリーに仕上がっているのが、
1番の魅力でしょう

 

また、
この作品の良さは、
ダニーとラスティーの相棒感!
1番マッチしていたのが宙組版でした

 

花組版も捨てがたいですけどね…

 

この辺りの展開や、
キャラ設定も素晴らしかったと思います
仲間とのわちゃわちゃ感も楽しめました

 

アドリブも含めて、
何度も楽しめるところが『オーシャンズ11』の良さでしょう

 

 

5位は「原作・時代背景・人物」

元は映画が原作の『オーシャンズ11』
映画もこれでもかという大人気俳優が出演していました

 

まさに宝塚歌劇と一緒の状態(笑)
映画版もハリウッド映画なのに、
犯罪者が主人公なのに、
人殺しがない映画でした

 

そういう点も、
宝塚歌劇で上演しやすかったのかもしれません

 

そういえば、
ラスティーってブラッド・ピットだったんですよね…
主人公のダニーが、ジョージ・クルーニー

 

原作では、ダニーとテスは離婚済みです
でも、ダニーは未練タラタラという設定でした

 

 

スポンサーリンク

「Q2」私の投票

私の投票です
「演出・構成」にしました!

 

正直「楽曲・歌」とすごく迷ったんですけど、
やはり小池先生の演出力を選びました

 

今回、
ゆりかさんもキキちゃんも、
過去の『オーシャンズ11』に出演しています
キキちゃんに至っては、全部に出演するという快挙!

 

組替えって生徒さんには負担ばかりで大変ですが、
それをいい意味に変えている点も上手だな、
という印象を受けました

 

まかキキという、
最高のトップ2番手コンビだからこそ繰り出せる相棒感
そういうのを逃さずに、
役に投影させる構成と演出力は、
さすが座付き作家ということになります

 

生徒さんを知り尽くしているからこそ、ですよね

 

配役も適材適所でした
場面に大勢の宙組生がいる場面でも、
細かい動きが楽しかったです

 

そして、
場面転換の上手さ、
舞台セットの見せ方も素晴らしかったです

 

上演を重ねるごとに格段に進化している、
という点も評価したいです

 

 

あとがき

宙組待望の『オーシャンズ11』上演でしたが、
みなさんの評価はいかがでしたでしょうか?

 

私は高評価だとは思ってましたが、
想像以上に評価が高かったと感じました
前2作が想像以下だったため、
内容がわかるだけに期待も高く、
その期待以上の熱演を宙組生が演じてくれたのが、
素直な評価に繋がったんだと思います

 

辛口の評価もありますが、
いろんな意見があるからいいのです
それこそアンケートを実施している意義があります

 

毎回お伝えしてますけど、
アンケート結果はあくまでも、当ブログ読者様限定です!

 

100人いたら100通りの感想、評価があるのは当然です

 

その辺りをご理解いただけたら、幸いです

 

ちなみに、
アンケートの質問と連動している私の記事はこちらです!

宙組『オーシャンズ11』これぞ真風涼帆!トップスターの輝きを役で感じられた

宙組『オーシャンズ11』芹香斗亜のラスティーは歴代最高の魅力だった!

 

 

次回は『オーシャンズ11』のコメント返しになります
ぜひそちらもご閲覧くださると幸いです…

 

そのためには早めにコメント返しせねば…(^_^;)

 

いつもご閲覧くださり、本当にありがとうございます!
また、アンケートにご協力くださる方には、感謝してもしきれないほどです…
これからもどうぞよろしくお願いします

 

コメント