「月組『夢現無双』の観劇評価」これまた前代未聞のアンケート結果発表!

宝塚観劇アンケート



大変お待たせいたしました!

 

今回は、
6月9日~6月30日に実施してました、
当ブログのアンケートの集計結果を発表したいと思います!
第21回目(通算)のアンケートです

 

お題は、
月組さんの『夢現無双』『クルンテープ 天使の都』の観劇評価です!

 

アンケート「月組『夢現無双』観劇評価を教えてください」=6/30に終了しました!= - 新・宝塚は生きる糧
『夢現無双』の観劇評価のアンケート結果です

 

何と言っても、
るりかさん(美弥るりかさん)の退団公演となった作品です

 

また、
たまさくのお披露目本公演でもありました

 

さて、どのような結果となったでしょうか…
皆様の予想どおりなのか
はたまた驚きの結果になるのか…
非常に気になります

 

あくまでも、
当ブログ読者様限定のお話なので、
そこは、100通りの感想があるということで、
広いお心でご閲覧ください…

 

ショーの結果は、次のページになります♪

 

アンケートの投票状況

当ブログでは、
花組さんと月組さんの投票状況が、
いつも芳しくありません…(^_^;)
月組さんは母数を考えても仕方がないのかな、
と諦めてはいるのですが、
あまりに投票数が少なくて、延長に延長を重ねました…

 

その甲斐ありまして、
107名の方にご投票いただきました!

 

本当にありがとうございます!!
すごくすごく嬉しいです

 

またいつもご参加くださっている方には、
感謝してもしきれません!

 

今回のアンケートも、
重複禁止ですので、
一人1回だけの投票です♪
私は、
いつもの如く、投票出来ない仕様ですので(笑)、
結果と共にお伝えします!

 

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Q1:月組『夢現無双』の満足度をお聞かせください

1問目は『夢現無双』の作品評価の質問です
こちらの投票数は、107名の方にご投票いただいてます!

 

結果はこちらです!

 

わかりやすく並べるとこうです!
あわせてコメント数もお知らせいたします

①★★(星2):今ひとつ (42票/39.3%) 【コメント数】16
②★(星1):自分には合わなかった (29票/27.1%) 【コメント数】11
③★★★(星3):まぁ満足 (17票/15.9%) 【コメント数】13
④★★★★(星4):満足! (13票/12.1%) 【コメント数】7
⑤★★★★★(星5):大満足!すごくよかった♪ (6票/5.6%) 【コメント数】4

 

…。

 

……。

 

………嘘でしょ!??…(◎-◎;)

 

これはなかなかスゴイ結果になっちゃいました…
こういう結果は見た事ないです…

 

まずは
恒例の大満足の指標、
「星5」と「星4」は、17.7%です!

 

…一応、
「星3」までを入れると、33.6%になります

 

まさかの普通以上に満足した層が、3割強という結果に!
当ブログアンケートが、始まって以来の大珍事です…まさに珍事…

 

低評価指標の「星2」と「星1」は、
66.4%でした

 

逆じゃないの?
と通常の作品なら思うような、前代未聞の結果となりました
雪組『ファントム』でも前代未聞の結果に驚きましたけど、
別な意味での前代未聞ぶり…

「雪組『ファントム』の観劇評価」前代未聞のアンケート結果発表!

ちなみに、
当アンケートの「星5」と「星4」満足度の指標は以下の通りです
ご参考になさってください

  • 80%以上で大満足
  • 79%~50%で普通
  • 49%以下は不満足

 

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「Q1」の総評

正直驚きました…
評価は低めになるとは予想していたのですが、
ここまで低評価になるとは思いもしなかったです…

 

というのも、
通常であれば、
作品そのものには評価が低くても、
ジェンヌさんの頑張りなどが加味されて、
心情的に、「星1つ」が追加されることが多いのが現状です

 

過去の当ブログのアンケート結果や、
いただくコメントを読ませていただくと、
確かにそのように評価を付けてくださっている方が多いです

 

それにも関わらず、
「星2」と「星1」に集中する結果となったというのは、
非常に興味深いものがあります

 

我が愛する星組でも、
ここまでの低評価はありませんでした
舞台技術的にコテンパンに言われても、
熱意と頑張りは伝わるよね…的な温情があったんだと思います

 

今回の低評価の要因として、
ジェンヌさんの頑張りよりも、
作品の悪さが勝ったというのことは当然あると思います

 

ですが、やはり、
演じ手側の技量にも問題があったのかもしれません
作品の悪さだけでは、
「星1」がここまで多いというのは、なかなかないです
27.1%という約3割弱の方が、「星1」なのですから…

 

それと、
もう1つの大きな要因としては、
るりかさんの退団公演とは思えない扱いが、
かなりのマイナスポイントでしょう

 

たまきちくん(珠城りょうさん)と、
さくらちゃん(美園さくらさん)の新トップコンビのお披露目はあるにしても、
るりかさんの扱いがあまりにもあんまりでした

 

佐々木小次郎というライバルの位置ではありますが、
なぜか「通行人A」のような役割でした
るりかさんが芝居上手で、
表現力と華で、なんとか存在感を増してましたけど、
豪華な「通行人A」には変わらず…

 

これが痛かったかな…

 

また、
ヒロインのさくらちゃんのセリフが、
「たけぞうさん」のオンパレードだったのも、あれれ、という感じでした
おかげでいろんなタイプの「たけぞうさん」は聞けましたけど

 

主人公のたまきちくんも、
せっかくのご自身に見合った役でしたけど、
技術不足で、
終始セリフが棒読みだったのはいただけなかったです

 

たまさくの大事なお披露目本公演なのですが、
欠点ばかりが目立つ作品となってしまってたのが、
もう1つの大きな敗因でしょう

 

私はれいこさん(月城かなとさん)バージョンしか見れてませんが、
れいこさん、海ちゃん(海乃美月さん)は上手かったです

この辺りは救いでしょう
ゆのくん(風間柚乃さん)が代役になりましたけど、
ゆのくんであれば、
全く問題ないくらい上手にお芝居されるのは、
わかっているので、
ここも問題はなかったと思います

 

そして、
脚本のまずさかな…

 

演出そのものは悪くないんですけど、
とにかく脚本が退屈すぎました…

 

武蔵の成長の話ではあるのですが、
私たちが想像する以上のものが何もなく、
知っている話をそのまま目の前で見せている感じ、
とでもいうのでしょうか?

 

そのため、
ワクワクしたり、ドキドキしたりという、
心を揺さぶる要素が少なすぎたからだと思われます

 

もちろん感動された方も多いとは思います

 

ただ、
「合わなかった」、
と感じる方が予想以上に多かった、ということです

 

途中で、何度も意識が飛びそうになりましたから…
この作品は3回観劇しましたけど、
それで十分という感じでした

 

せめて、
もう少しるりかさんを全面押しにした演出であれば、
もっと観たいという思いが溢れたかもしれませんけど、
それすらもなく…

 

なんのための武蔵のライバルなんだろうか…、
という疑問が払拭できませんでした

 

退団公演に名作はない、とは言え、
今回は新トップコンビのお披露目でもあったのに、
それすらもクリア出来ていないと感じました

 

そういう思いが、
アンケート結果にも結び付いてしまったんだと思います

 

「Q1」私の投票

さて私の投票です
ずばり「★★★(星3):まぁ満足」です!

 

ちょっとどころか、
かなり甘い採点ですけど(笑)、
理由があります

 

トップコンビの出来や脚本のまずさ、
るりかさんの退団公演という点だけで見れば、
文句なしに「星2」です!

 

文句なしに「星2」です!!

 

大事なことなので2度言いました…

 

星を1つ追加したのは、
れいこさんの休演というアクシデントと、
代役で頑張った月組生に対してです

 

これを考えると、
さすがに「星2」は付けられませんでした…

 

実質「星2」なわけですけど、
その理由としては、
上記に挙げた点です

 

るりかさんの退団公演としては、
あまりに残念すぎたキャラだったこと、
たまきちくんの芝居力の限界を見たこと、
さくらちゃんのセリフがあんまりだったこと…

 

それと脚本が残念すぎたかな…

 

私は齋藤吉正先生は大好きなんですけど、
月組との相性がとことん悪い気がします

 

『愛聖女(サントダムール)』もちょっと…でしたし…(^_^;)
今でもトラウマです(笑)

愛希れいか主演・月組『愛聖女(サントダムール)』ダメ出しの記事に納得!: 宝塚は生きる糧(案内所)
本日…日付変わっちゃったけど(笑)、 97期娘役についての記事にしようか、 と思ってましたが、 今日はこちらにしました! 私の大尊敬のブログ・心は青空のhappyさんが、 昨日(7月27日)にこういう記事をアップされてました! ⇒「愛聖女に...

 

それでも、
『愛聖女(サントダムール)』は、
ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)がキュートでしたし、
芝居上手でしんみりして泣けたので、
話自体は悪くなかったんですよね…

 

単にキャスティングというか、
全面押しを誤ったというか…(ごにょごにょ)

 

単に、
「齋藤先生と月組」が、
私には合わないのかもしれません…

 

次回本公演
『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』も、
「齋藤先生と月組」なんですよね…
こ、怖い…(笑)

 

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Q2:『夢現無双』で、一番心に残ったことをお聞かせください(ジェンヌさん以外で)

『夢現無双』についての付属の質問です

 

ジェンヌさんの熱演以外で、
『夢現無双』のどこを評価するか
ということを明確にしたい、という意図があります
良くも悪くも、どちらでもいいのです!

 

この質問への投票は、68名です
ご投票ありがとうございます!

 

結果はこちらです!

 

わかりやすく並べるとこうです!
あわせてコメント数もお知らせいたします

①楽曲・歌 (24票/35.3%) 【コメント数】6
②その他(16票/23.5%) 【コメント数】15
③演出・構成 (11票/16.2%) 【コメント数】8
④原作・時代背景・人物(10票/14.7%) 【コメント数】3
⑤脚本・ストーリー (7票/10.3%) 【コメント数】5

 

1位は「楽曲・歌」です
宝塚歌劇らしいですね

 

2位はまさかの「その他」
コメント率が100%ではありませんでしたが、
1名以外の方はコメントくださってます!
本当にお手間をお掛けして申し訳ございません…
そして、ありがとうございます!
でも、素直にいつも嬉しく思ってます♪

 

「Q2」の総評

「Q2」の総評です
各項目ごとに語っていきます

1位は「楽曲・歌」

意外でした!
というのも、私は歌を全く思い出せないからです(笑)

 

悪くはなかったのですが、
印象もなかったかな…(^_^;)
テーマ曲、全く覚えてません!

 

私はそういう印象でしたが、
いただいたコメントには、
主題歌を褒めてくださる方もいらしたので、
お好きな方も多いんだと思います

 

でも、るりかさんのソロの部分はじーんと来ました
姿しか思い出せませんけど…

 

たださくらちゃんはよかったなぁ…
歌えるトップ娘役というのは素晴らしいですね

 

宝塚歌劇団なので、
楽曲が1位になるのはいいことだと思ってます

 

3位は「演出・構成」

これはなんとなくわかります

よくも悪くも印象に残ったということでしょう

 

私自身は、
上記の「Q1」の総評でも語ってますけど、
齋藤先生の演出や構成については、
そこまで悪くはないと思ってます

 

問題はそこじゃないと思ってますので…

 

繰り返しになりますが、
あくまでも、
良くも悪くも、も含めた結果だと思いました

 

4位は「原作・時代背景・人物」

この項目は、
本来もっと上位でもいいくらいなんですけど、
なにぶん作品自体に面白味が欠けてしまったので、
ここになっちゃったかな、という気がします

 

配役まではワクワクしたんですよね…
配役までは!

 

時代ものとしても面白そうですし、
原作も人気のある原作でしたし…

 

5位は「脚本・ストーリー」

そうでしょうね…
というしかない妥当な結果のような気がします

 

今回1番ダメだったのが、脚本でしょう
やはり脚本って大事なんですよね…

 

齋藤先生が描きたかった武蔵って、
ただ単に成長していく形だけを見せたかったのかな、
と首を捻ってしまう内容でした
薄かったです

 

本当に描きたかった部分って、どこにあったのでしょうか…?

 

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「Q2」私の投票

私の投票です
「脚本・ストーリー」です

 

それも悪い意味での投票です

 

今回の『夢現無双』の1番の敗因は、
脚本の薄っぺらさにあると思ってます

 

題材や配役までは、
本当にワクワクしましたし、
内容を見ても、舞台の見せ方や、
演出構成については、悪くはなかったと思います

 

とにかく話が単調だったので、
終始つまらなかった、としか言いようがなかったからなぁ…

 

なによりも、
この公演がるりかさんの退団公演だったと思うと、
もう少し台本に、
心が震えるようなエピソードが欲しかったです

 

「通行人A」にしてしまった脚本が、
あまりにもダメすぎました…
残念です

 

 

ところで、
「その他」が2位なのが驚きました!

 

「その他」が上位に来るケースって、
だいたい理由が「衣装」なんですけど、
今回は全然違います!

 

「衣装」なんて、
海ちゃんの吉野太夫くらいですもんね…

 

なぜ「その他」が多いかと言うと、
他に選ぶ項目がなかったんだなぁ、という印象です…
期待との差がショックだったのかな、と感じました

 

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