本日、
ちょうど帰ろうと思った時にLINEを開きました
仲良しのブロ友さんが、
宙組のお亡くなりになった生徒さんのご遺族の弁護士が記者会見を開いた、
ということを知らせてくださいました
ご遺族の方が動かれたということに驚きもありましたが、
それだけ無念な気持ちが大きかったという表れとすぐに理解いたしました
本日はその報道について思うことを綴っておこうと思います
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
ご遺族のコメントに胸がつまり涙が出た
この報道はテレビでも放送されたとのことで、
NHKの17時くらいのニュースでもトップで取り上げていたと聞きました
さらに、
NHKは19時のニュースでも再度報道したそうです
おそらく各局も一斉に報道されているのでしょう
会見内容の動画が配信されています
その中でご遺族のコメントが読み上げられました
全文はこちらです
娘の笑顔が大好きでした。
その笑顔に私たちは癒やされ、励まされ、幸せをもらってきました。
けれど、その笑顔は日に日に無くなっていき、あの日、変わり果てた姿となり二度と見ることが出来なくなってしまいました。くりくり動く大きな瞳も、柔らかい頬(ほお)も、いとおしい声も、何もかも私たちから奪われてしまいました。
「どんな辛いことがあっても舞台に立っている時は忘れられる」と娘は言っていました。けれど、それを上回る辛さは、忘れられる量をはるかに超えていました。宝塚歌劇団に入ったこと、何より、宙組に配属された事がこの結果を招いたのです。
本当なら、今年の夏に退団する予定でしたが、突然の同期2名の退団の意向を知り、新人公演の長としての責任感から、来春に延期せざるを得なくなりました。それは、娘自身の為ではなく、自分が辞めたら1人になってしまう同期の為、そして下級生の為でした。
あの時「自分のことだけを考えなさい」と強く言って辞めさせるべきでした。なぜそう言ってやらなかったのか、どれだけ後悔してもしきれません。
大劇場公演のお稽古が始まった8月半ば以降、娘の笑顔は日ごとに減って辛く苦しそうな表情に変わっていきました。それは、新人公演の責任者として押し付けられた膨大な仕事量により睡眠時間も取れず、その上、日に日に指導などという言葉は当てはまらない、強烈なパワハラを上級生から受けていたからです。その時の娘の疲れ果てた姿が脳裏から離れません。傍(そば)にいたのにもかかわらず、切羽詰まっていた娘を救えなかったというやりきれない思いに苛(さいな)まれ続けています。
劇団は、娘が何度も何度も真実を訴え、助けを求めたにもかかわらず、それを無視し捏造隠蔽(ねつぞういんぺい)を繰り返しました。
心身ともに疲れ果てた様子の娘に何度も「そんな所へ行かなくていい、もう辞めたらいい」と止めましたが、娘は「そんなことをしたら上級生に何を言われるか、何をされるか分からない、そんなことをしたらもう怖くて劇団には一生行けない」と涙を流しながら必死に訴えてきました。
25歳の若さで、生きる道を閉ざされ、奪われてしまった娘の苦しみ、そして、あの日どんな思いで劇団を後にしたのかと考えると、胸が張り裂けそうです。
私たちは、声を上げる事もできず、ひたすら耐え、堪え、頑張り続けてきた娘に代わって、常軌を逸した長時間労働により、娘を極度の過労状態におきながら、これを見て見ぬふりをしてきた劇団が、その責任を認め謝罪すること、そして指導などという言葉では言い逃れできないパワハラを行った上級生が、その責任を認め謝罪することを求めます。
上記の内容は神戸新聞NEXTからです。
これは記者会見で配られたとのこと。
それは文春オンラインで確認ができます。
最初の一文を読んだ瞬間に心に突き刺さるものがあり、
そこからは涙が出てしかたがなかったです
ご遺族…おそらくお父様とお母様だと思いますけど、
どれほど辛い日々を送ってらっしゃることか…
お嬢さんの元気がなくなる姿を知っていただけに、
かなりの後悔があったとも感じられます
あの時「自分のことだけを考えなさい」と強く言って辞めさせるべきでした。なぜそう言ってやらなかったのか、どれだけ後悔してもしきれません。
この一文が全てでしょう
読んでて胸が張り裂けそうでした
あんなにも愛らしい笑顔を見せて、
夢いっぱいだった大切な大切な娘ですもの
その笑顔を再び見ることなく、
変わり果てた姿で再会した時を思うと、
涙が止まりませんでした
お嬢さんをここまで追いつめたのは、劇団が放置し、今までのようにやり過ごしてしまえば、時間が解決してくれるとした隠蔽体質でしょう
そして、しれっとしている劇団に対して、怒りが収まらなかったということなのだと思います
劇団は身から出た錆でしかないわけですが、
96期いじめ事件の時とは、世の中の風潮が異なります
パワハラやいじめに対して、絶対に許せないという論調があります
まさに劇団のこれからの行動を知る上でも、弁護士を立てて会見されたのでしょう
ご遺族側の担当弁護士は、
電通の過労死自殺事件を担当され、
見事に勝ち取った川人博弁護士です
人権問題のスペシャリストですね
ご両親の本気の思いが伝わります
「何より宙組に配属された事がこの結果を招いた」
ご遺族のコメントの中で出てくる内容は、
宙組でのことでした
まず最初の方に、
このようにありました
宝塚歌劇団に入ったこと、何より、宙組に配属された事がこの結果を招いたのです。
お亡くなりになった生徒さんには、双子の妹さんがおられます
親御さんは両方の状況を知っていたと思うのです
だからこそ、「何より」と強調されたのでしょう
さらに、それに付随した宙組で受けていた辛いことにも触れています
細かいことについては配慮されていたように思いますが、宙組の上級生からパワハラを受けていたということははっきりとコメントされてました
どのような先輩がどんな風に、お亡くなりになった生徒さんに対して接し、言葉を発していたのかは、当然川人弁護士はご存知でしょう
文春でパワハラ内容が報道されてましたが、あのような感じなのだと思います
上級生が下級生を厳しく躾けるというのが、宝塚歌劇団の伝統だったでしょうけど、その成れの果てがこのような結果になりました
もちろん伝統ですから、他の4組でも大なり小なり同様なことはあるのではないか、と疑念はありますし、実際はあるのであろうと考えるのは普通です
ただ本日の会見では、ご遺族としては「何より、宙組」としているので、宙組が際立っていたのは明白でしょう
宙組東京公演実施前と調査結果前での先手
あと2週間ほどで、
宙組東京公演の幕が上がる予定です
おそらくその前に、
調査結果の発表をする予定だったのではないか、
と勝手に思っていました
さすがに調査結果を発表せずに、東京公演を実施するとは思えませんでしたし…
以前から何度も語ってますけど、
外部の弁護士による調査結果は「いじめはなかった」で終わると思っているので、東京公演の上演ありきであるのは明白だと考えておりました
外部とはいえ、弁護士ですからね
依頼人を守るのが弁護士です
さらに、
宙組への聞き取りは終わったともありましたので、
いよいよ来週あたりにでも弁護士の調査結果を発表するという流れだったのではないでしょうか
ちょうど1週間前くらいの予定だったのでは?
そして、宙組の東京公演実施を目論んでいたでしょう
私的には、
そうまでして実施するのであれば、公演中止などせずに実施するべきだと呆れながら思ったものです
直前の公演中止はやってはいけないことだと思ってますので…
今回はそれよりも先手を打ってきたように思えます
宙組の東京公演実施云々よりも、
「いじめはなかった」と隠蔽した調査結果を出させないようにするためだったと考えられます
ご遺族からしてみれば、大切なお嬢さんを見殺しにされたと言っても、決して過言ではないでしょう
現に放置された上に、変わらずパワハラがあったが続いていたのですから
そして、
劇団側からのニュースは雪組休演者と新人公演の配役発表でした
休演者は、一禾あおさん
一禾さんは『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』の全日程休演が決定いたしました
想像でしかありませんが、メンタル面での不調も考えられますが、ご両親が訴えたことから、この件が大きく影響している可能性があります
ご両親も一禾さんのお気持ちを配慮した上での本日の会見でしょうから、いろんな覚悟があってのことと推察いたします
これで劇団は「なかったこと」にはできなくなりました
木場理事長は辞任しかないでしょうけど、このまま辞任ではなく、しっかりと責任を取らせる必要があるでしょう
阪急阪神HDの角会長も同様です
何度も指摘しますが、角会長は宝塚音楽学校の現理事長です
全く関係ないとは言わせないです
阪神日本一になり、「大変誇らしい」とコメントしている場合ではなかったです
コメントを求められて答えただけでしょうけど…
私的には、
宙組はもう無理派でしたけど、
宙組解体は無理だろうという見解の上で、
5組シャッフルで刷新しかないとしてましたが、
それどころではないでしょうね
今後どうなっていくのでしょうか
そのあたりにはついてはまた…
参加しています!
【関連記事】
⇒宙組はもう無理だと思う…宙組の文春砲第2弾を読んで
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