私的「明日海りおが演じたベストキャラクター」TOP5

ベストキャラクター



11月1日になりました
いよいよ、
トップオブトップの名にふさわしい、
凄まじい人気と、
確かな実力を兼ね備えている花組のトップスター、
みりおくん(明日海りおさん)のご卒業が、
近づいてまいりました…

 

私も残すところ、
あと1回の観劇で見納めとなります…

 

『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
『シャルム!』の、
観劇感想については、
近日記事を更新予定ですので、
もう少しお待ちください

 

ただいま
アンケート「明日海りおの演じた役で1番好きな役を教えてください」
を実施しています

 

 

そこで、
ワタクシも、
恒例となりつつある、
ご卒業を控えた大好きなジェンヌさん限定で発表している、
キャラクターベスト5を考えました!

 

みりおくんの演じたキャラクターTOP5を、
発表したいと思います

 

★第5位 ギィ(金色の砂漠)

ベスト5のギリギリのキャラクター、
すっごく迷いました!

 

候補は、
『アリスの恋人』のルイス・キャロル
『新源氏物語』の光源氏
『あかねさす紫の花』大海人皇子
『ジャコモ・カサノヴァ』
そして、今回選んだ『金色の砂漠』のギィです

 

どれも、
みりおくんならではの演技力、表現力が発揮された作品です

 

その中で、
ベスト5にランキングしたのは、ギィ

 

理由としては、
演技派であるみりおくんならではの、
深い役作りにあります

 

とても屈折した青年ギィ
少年時代から黒く変貌する青年時代まで、
見事に演じ分けた技量、表現力に感服いたしました

 

屈折しているが故の悲劇…
欲して仕方がない愛…
そして、
同じように同居する憎しみ…

 

これらを見事に表現できるのは、
さすが明日海りおだと感じました

 

だからこそ、
最後の黄金の砂漠での真実の愛を、
ギィが見いだせた時の感動は、
今でも鮮明に記憶しています

 

心がヒリヒリする、
切なくも悲しいギィの人生を体感させていただきました

 

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★第4位 ロミオ(ロミオとジュリエット)

役替わりで演じたティボルトも文句なしによかったのですが、
正統派の王子様としての最高傑作は、ロミオでしょう

 

相手役のちゃぴちゃん(愛希れいかさん)との相性も抜群!
まさに、ロミオとジュリエットが、
そこに存在していました

 

ロミオの役は、
若さが大事なので、
この時に演じられることが出来た、
ということは感謝しかありません…

 

月組での闇がいろいろありすぎて、
ベスト5に入れるのをためらってしまうのですが、
文句なしに素敵だったのは事実!

 

ジュリエットも、
愛らしさでは、
群を抜いていたちゃぴちゃんというのも最高
当時のちゃぴちゃんの歌は「…」でしたが、
それも今はいい思い出です

 

はぁ…DVD観たくなっちゃっいました…

 

この時のみりちゃぴ最高!

 

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★第3位 松枝清顕(春の雪)

正直、
ベスト1からベスト3は、
めちゃくちゃ悩みました…

 

でも、キャラクターは、
3人すぐに選ぶことは出来たのです
問題は順位!

 

結果、
3位になったのは『春の雪』の松枝清顕

 

松枝は、
みりおくんのトップ就任前の、
最高傑作なキャラクターでしょう

 

好みはあるにせよ、
この時の凄まじい演技力を見た人は、
「明日海りお」という役者の凄さを、
垣間見た瞬間だったと思います

 

私はあの鳥肌が立つようなみりおくんの演技を、
生涯忘れないでしょう
この系統が受け継がれたのが、
『金色の砂漠』のギィだと思います

 

三島由紀夫の世界観を見事に体現されていたみりおくん

 

元々芝居上手ではありましたが、
狂おしいほどに愛を乞う姿が、
強烈に印象に残っています

 

みりお松枝は宝塚ファンの間でも、
もはや伝説的な演技、表現力の作品でしょう
一生語り継がれるにふさわしいキャラクターだと思います

 

本公演でなかったのが悔やまれるくらい…

 

でも、
ヒロインはみゆ姫(咲妃みゆさん)だからこそ成り立っていたので、
まさにその時の最高舞台だったのでしょう

 

★第2位 トート(エリザベート)

最後の最後まで迷いました!
今でも、正直迷ってます(笑)

 

やっぱり1位かなぁって…

 

それぐらい衝撃的だったみりおくんのトート
いや、みりお様のトート

 

あくまでも私的にですけど、
こんなに美しい美の化身のようなトート閣下は、
これまでも、
この後も遭遇したことはないです!

 

衝撃のポスター画像、
そして舞台での圧倒的迫力…

 

正直小柄ではあるのですが、
それを感じさせない、
圧倒的な黄泉の帝王感、王者感はお見事でした

 

それに、あの美貌!

 

私的には、、
永遠の王子様であるずんこさん(姿月あさとさん)のトートが、
歴代最高のトート閣下なのですが、
みりおくんのトートも、
ずんこトートに匹敵するほど評価が高いです

 

表現力、演技力、歌唱力、
すべてにおいて、
ヅカ的に円熟味を増した今のみりおくんで、
もう一度トートを見て見たいと、
ずっと思ってます…

 

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★第1位 エドガー・ポーツネル(ポーの一族)

迷いに迷って、
今でも迷い中の中、
1位に選んだのは『ポーの一族』エドガーです!

 

その理由は、ただ1つ!

 

エドガーだけは、
他の誰もが演じることが出来ない、
最高傑作のキャラクターだったからです

 

エドガー=明日海りお
と思わざるを得ない完璧なまでの役作り

 

人ではない者を演じた時のみりおくんは、
最高に素晴らしい役者になります!

 

それはトートもしかり…

 

トートとの違いと、
みりおくんの素晴らしさがわかるのは、
永遠の少年を見事に演じられたこと…

 

しかも、
感受性が強く、
一癖もありつつ、
悲しみも抱えたという複雑なキャラクター

 

小池先生もおっしゃってましたけど、
宝塚歌劇の男役、
ましてやトップスターが演じるには、
非常にタブーに近いキャラクターだったと思います

 

ですが、
その危惧さえも吹きとばす名演!

 

まさに、
演技巧者である明日海りおの集大成だったのではないか、
と感じています

 

その証拠に、
エドガーを演じた後のみりおくんのキャラクターは、
すべてが素晴らしい演技でした

 

どれもが甲乙つけがたい、
演技力と表現力になってます

 

まさに、
エドガー前とエドガー後!
BE(Before Edgar)AE(After Edgar)です…

 

元々演技力と表現力には評価が高かったみりおくん
その声を不動のものにしたという点では、
エドガーなのではないのかな、と感じています

 

それが迷った挙句、
エドガーを1位にした理由です

 

オマケ 私的「明日海りお作品」ベスト3

ついでといってはなんなんですけど、
みりおくんの作品ベスト3も上げておきます
好きだった作品ですね♪

 

1位 『エリザベート』
2位 『MESSIAH』
3位 『アリスの恋人』

次点『春の雪』『CASANOVA』

 

私はみりおくんの『エリザベート』が好き過ぎるので(笑)、
これは不動かな?w

 

 

もし、
『エリザベート』抜きであれば、
こんな感じに繰り上がります

1位 『MESSIAH』
2位 『アリスの恋人』
3位 『春の雪』

次点『CASANOVA』

 

『MESSIAH』は、
オリジナルとしても、
よく頑張った作品だと思ってます
多少の粗はあるにせよ、
みりおくんのカリスマ性とマッチした作品
みりおくんの後期の作品では、
1番好きです

 

『アリスの恋人』は、
小柳奈穂子先生の最高傑作と言ってもいいのではないか、
と思うほど、よく出来た楽しいハッピーコメディでした
みりちゃぴの可愛さも抜きんでてましたし…
楽しいお話

 

『春の雪』は、
三島由紀夫の文学そのものの松枝でした
みゆ姫という、
演技巧者同士の熱演も見ごたえがあり、
もはや伝説となった作品
みりみゆもよかったよね…

 

『CASANOVA』は、
女性の敵のイメージしかないカサノヴァを、
あれだけチャーミングで、
おちゃめだったという楽しい作品でした
楽曲も素晴らしいですし、
みりゆき最高!

 

あれだけの作品があるので、
ベスト3+αでは足りないですよね…(^_^;)

 

でも、あえて選んでみました

 

みりおくんは、
『ベルサイユのばら』や『エリザベート』という、
宝塚歌劇の宝物のような演目の主役を演じてますし、
オリジナルや版権ものも演じました

 

本当に幅広く演じてこられたんだなぁ、
あらためてその偉業を称えたいと思います

 

宝塚歌劇のトップスター、
明日海りおは幕を閉じますけど、
これだけの表現者なわけですから、
第二の人生も注目していきたいです

 

どうか素晴らしい幕が開き、
第二の人生も輝き続けてくださいますように…
私は応援し続けると思います
ライトなファンですけど…

参加しています!

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