出来上がっている夢白あや&男っぽさが出てきた彩海せら…雪組『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』

雪組



本日は、
待ちに待った花組『元禄バロックロック』『The Fascination!』の再開の日でした!

 

Twitterを見ると、
カレーくん(柚香光さん)の幕開けのご挨拶も、
とても素敵でしたね
本日ご観劇の皆さまも感動されたのではないでしょうか…

 

涙腺ゆるゆるのワタクシが、
本日の観劇であったら涙が出た可能性大です…

 

でも本当に再開出来て良かったです

 

来週の大千秋楽まで、
無事に駆け抜けて欲しいです!
大千秋楽のライブ配信をとても楽しみに待ちたいですね
残念ながら生観劇が叶わなかった方も、
みんな視聴をして応援に繋げたいです

 

あともう1つ目についたニュースがありました
宝塚歌劇ではありませんが、
OSKが創立100周年の記念式典を行ったそうです
とても不安が尽きない日々が続きますが、
式典が無事終えられたようで何よりです

 

100年続くというのは素晴らしいこと!
一度も観劇したことはないのですが、
これを機に観劇してみたいなと思いました

 

さて本日ですけど、
先日千秋楽をライブ視聴した縣千さん主演のバウ公演、
『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』で、
前回語れなかった、
あやちゃん(夢白あやさん)と、
あみちゃん(彩海せらさん)について触れます

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

久しぶりの正統派ヒロインだった夢白あや

宙組最後の頃から最近までのあやちゃんといえば、
非常にインパクトのある役を演じ、
演技力の向上が見受けられした

 

元々芝居上手なあやちゃんですが、
やはりちょっとクセの強い役が続いている気がしており、
私的にはちょっと懸念もありました

 

『FLYING SAPA 』のイエレナ役と、
『ヴェネチアの紋章』のオリンピア役は、その顕著な例です
若干、『fff』のジュリエッタ役も、
少々鼻に付くような役どころでもあったような気がします

夢白あやは目を引くが…『ヴェネチアの紋章』で正直に思ったこと

 

前回の本公演『CITY HUNTER』のアルマ役では、
美しい姫君の役を好演
綺麗なだけではなく、
正統派な女性をしっかりと演じていたので、
ここでヒロインをして欲しいと願っていました

 

そこで、
先日の『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』のシンディー役です

 

シンディーは、
美人だけど元気でちょっと意地っ張りなヒロインでしたが、
あやちゃんはとてもキュートに演じられてました

 

やっぱりあやちゃんは上手い!

 

フィナーレでも、
娘役群舞の場面で、
娘役の筆頭として登場するあやちゃんも華やかで美しかったです
やはり真ん中がよく似合う

 

デュエットダンスでも、
ちさとくん(縣千さん)との相性がいいのか、
とても愛らしく微笑ましいカップルのダンスとなっており、
煌びやかで素敵でした

 

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雪組で柔らかくなった印象の夢白

あやちゃんは、
別に宙組時代、ツンケンしていた印象はありませんが、
雪組に組替えされて、
険が取れたというか、角が丸くなったというか、
柔らかい印象が出てきたと思います

 

バリバリの超路線娘役のあやちゃんが、
じゅんはなちゃん(潤花さん)がトップ娘役になるために、
宙組へと組替えされましたが、
あやちゃんは雪組に逃がされるように交換で組替えとなりました
その組替えで学んだことも大きいのではないでしょうか

 

やはり、
生え抜きでいるよりは、
組替えしなければならないというのは、
新たに人間関係を構築しなければなりませんから、
今までと同じというわけにはいかないでしょう

 

あくまでも私的な想像でしかありませんけど、
宙組の時よりも、
今の雪組のあやちゃんの方が、
娘役らしさが身についてきたように感じます

 

明るく美しい娘役へと変化が見られますから…

 

思った以上に、
今回の相手役となった主演のちさとくんとの相性が良かったのも、
プラスに働いていました

 

明るく元気な美人の役を、
とても自然に演じていたあやちゃん
大人っぽいタイプなので、
アメリカ人とはいえ、
高校生の役はどうかなと思ってましたが、
バッチリハマってましたね
そのあたりは、確かな演技力を感じました

 

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あとはタイミング チャンスを逃さないことが1番大事

あやちゃんは、
今回2度目のバウヒロインを務めたわけですが、
あとは別箱ヒロインに抜擢されれば、
トップ娘役へ準備万端でしょう

 

現状でもすでに「出来上がった」状態ですので、
上手にバトンタッチ出来たらいいなと思います

 

あやちゃんのようなタイプは、
早熟なタイプでもありませんし、
「大人」を演じられる美貌の持ち主ですから、
早期での就任に拘る必要はないと感じます

 

ただし、
トップ娘役の人事は水物と言われるように、
機を逃すとトップ娘役に就任できない、ということもあり得ます

 

月組の海ちゃん(海乃美月さん)も、
トップ娘役にリーチがかかりつつも、
研9でトップ娘役に就任できました
海ちゃんはトップ娘役になれたからいいですが、
そうではない事例も過去には何人もおりますので、
本当にタイミングが大事

 

ひらめちゃん(朝月希和さん)のように、
突然のようなトップ娘役就任というケースもありますから、
まさに、「運」と「タイミング」の重要性がよくわかります

 

やはり素晴らしい逸材の彩海せら

『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』で、
雪組が最後となったあみちゃん(彩海せらさん)
ロバート役を演じました

 

現在すでに月組生となっており、
ありちゃん(暁千星さん)主演の『ブエノスアイレスの風』に、
出演が決定いたしました

 

たった1週間前の出来事ですけど、
時間が流れていっているのがよくわかります

 

演技力があり、
歌が上手くて、
ダンスもできる男役のあみちゃん

 

ロバート役でもいかんなくその実力を発揮しておりました

 

そして、
輝きが素晴らしかった!

 

元々少年性があり、キュートな印象のあみちゃんですが、
『CITY HUNTER』新人公演で演じたミックがカッコよかったです
今回も、
高校生の役ではありますが、
男っぽさが出てきたように感じます
押し出しが出てきたのでしょうか

 

あみちゃんが星組に組替えされた後の月組では、
「キラキラ」の要素が著しく低下してしまうのではないか、
という懸念がありました
ちなつくん(鳳月杏さん)がおりますけど、
ちなつくん1人では乗り越えるのは大変

 

トップスターのれいこさん(月城かなとさん)は、
ため息の出る美貌ですけど、
キラキラスターには分類されません
美貌とお芝居の人ですから…
歌もヅカ歌唱的にはOKですけど、
ショースターとなるとちょっと違います

 

それを担う予定だったのが、
ダンサーであり、
歌唱力向上が著しいありちゃんでした

 

ありちゃんが去った後、
主にショーでのキラキラ担当は、
あみちゃんが引き受けてくれそうです

 

これでハマれば、
確固たる地位を築き上げることが可能でしょう
102期のトップランナーですから…

 

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彩海せらには男役歌唱の安定を望む

あみちゃんに関しては、
歌唱力をもう少し底上げして欲しいとは思います
今でも十分上手いですけど、
真の歌うま、真の歌唱力と言うには、
まだまだ物足りません

 

前回ライブ配信の感想の時にも指摘しましたが、
オープニングの歌い継ぎの場面で、
最初のちさとくんのスッコケから、
みんな引きずられてましたけど、
あみちゃんも引きずられてました

 

ここは、
あみちゃんが持ち直さないといけないはず

 

まだ下級生ではありますが、
もう長の期ですから、
そこは引っ張っていくほどの歌唱力を身につけて欲しいです

 

同様のことを、
星組のかのんくん(天飛華音さん)にも指摘しております

星組『柳生忍法帖』新人公演の感想…天飛華音は文句なしに上手かったが歌唱力アップを望む

 

現状、
礼真琴を継げる真の歌唱力の次世代トップスター候補が、
まだまだおりませんので、
あみちゃんとかのんくんで頑張って欲しいところです

 

元々歌唱力があっても、
男役の声で歌上手になるというのは、
とても大変なのは重々承知しておりますが、
あみちゃんなら超えられる壁だと感じました

 

何よりもあのキラキラスターぶりが素晴らしい!

 

月組って、
芝居の月組よりも、
スターの月組でしたから…
だいぶ前ですけど…(^_^;)
スターはどこの組にも存在しますけど、
キラキラなスターという意味が大きいと思っています

 

その月組で輝いて欲しいです

 

105期の音彩唯&106期の華純沙那

『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』は、
物語自体もとても明るくて楽しいお芝居でしたし、
雪組の若手の皆さんがとても生き生きと演じておられました

 

ゆいちゃん(音彩唯さん)も娘2として大活躍でしたし、
やはり歌が上手!
このままのびのびと成長して欲しいです

 

見た目もお人形さんのようですし…
とても可愛かったです

 

105期は、
花組のみさきちゃん(星空美咲さん)が突っ走り、
その後をピッタリとくっついているのが、
宙組のひばりちゃん(山吹ひばりさん)です
なんとかそこに食らいついていきたいところです

 

そして、
ミリー役のまるちゃん(華純沙那さん)も第3の女の子として、
目立ったご活躍をされてましたね
まだこの時点では、
106期の研2でしたが、
月組ではニューヒロインが、
同期のまのんちゃん(花妃舞音さん)が誕生してましたので、
まるちゃんも追いかけていくのかもしれません

 

お芝居も堂々としており頼もしかったです

 

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