宝塚歌劇の各組の人数調整の今後を考える…キッカケは彩凪翔

宝塚考察



本日は、
月組の続きを語ろうかと思ったのですが、
昨日の公式HPにて発表のあった、
翔くん(彩凪翔さん)についてのことから、
いろいろ考えがでてきましたので、
そちらにしようと思います

 

前回の翔くんについての記事はこちらです

彩凪翔がディナーショー!その意味は…?朝美絢にも影響するのか!?

翔くんの突然のディナーショー発表は、
かなり驚きました
元々決まっていたことなのか、
突然そうなったのか…

 

当然人事関係は、
何ヵ月か前に決まっていることだとは思いますが、
今は非常に特殊な状況下にあります

 

ということで、
その辺りのことから語っておこうと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

彩凪翔のディナーショーは元々の既定どおりだったのか?

1番疑問に思うことは、
翔くんのディナーショーは、
元々決まっていたことだったのか、という点です

 

前回も語りましたけど、
人気のある男役スターには、
労いという意味を込めて、ディナーショーを行うことがあります

 

それは餞別の意味があります

 

それと同時に、
次期トップスター体制においての、
泊付けのためということもあります

 

果たして、
翔くんの場合はどちらになるのでしょうか?

 

いろんな発表がされていた、
3月、4月辺りの早い段階での発表であれば、
次期トップスター体制における役割のための泊付け、
と素直に考えられました

 

現に、
今の宝塚歌劇では、
下級生のトップスターを支える、
上級生の2番手、3番手という位置づけがあります

 

そこに、
次期トップスターの咲ちゃんが就任した場合、
相性のいい翔くんが2作ほど支えとなるというも、
当然アリだったでしょう

 

ですが、
4ヵ月以上の公演中止があり、
宝塚歌劇の時間が止まった状態になっていました

 

翔くんの今後が決まったわけではないのですが、
それにより、
予定が狂い始めたのではないのかな、
と思えてしまい、胸の中がゾワゾワします…

 

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人事における公演中止期間が語ること

以前に何度か記事にしていますが、
2020年のコロナ禍において、
宝塚歌劇は、
異例の4ヵ月以上の公演中止を余儀なくされました

宝塚歌劇の公演中止による上演ロスの人事影響を考える

エンタメ業界はどこも一緒ではありますが、
宝塚もそれに巻き込まれたという形です

 

この4ヵ月という時間は、
宝塚歌劇の年間スケジュールを大幅に狂わせました

 

何よりも、
106期生の初舞台がまだされておらず、
組配属も出来ていません

 

そして、
何よりも重要なのは、
退団者を出せないことです

 

宝塚歌劇団は、
1年かけて、
入団してくる40人分のタカラジェンヌを、
卒業させなければなりません

 

そうしないと、
各組が組子で溢れてしまいますから…

 

それができない状況が、
ずっと続いているわけです

 

しかも、
すぐに107期生が入団してきます…
その分の人数調整も必要になってくるのです

 

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2020年の本公演は5組1作品ずつということ

2020年は、
だいもんさん(望海風斗さん)のコンサートを挟んだ形で、
宝塚大劇場と東京宝塚劇場の稼働が終わります

 

結果として、
各組1公演ずつの本公演となりました

 

そして、
2020年の花組までの公演では、
退団者はわずか2人の予定です

 

今後ですが、
月組は、公演中止前までで、
すでにお稽古開始でしたから、
このままでしょう

 

宙組は、
元々発表があった、
はつひちゃん(天瀬はつひさん)は、
『FLYING SAPA』での退団が決まってますが、
本公演の『アナスタシア』はこれからです

 

本来の本公演のスケジュール予定では、
順番通りであれば、
来年のお正月公演が宙組でしたので、
この2つの公演で、
人数調整がされたのでしょうけど、
現状は来年の6月まで、本公演がない状態になります

 

別箱公演がどうなるのかわかりませんが、
その辺りを含めて、
少しずつ卒業させていくのでしょう
または、
本公演で5~6人とかでしょうか…

 

自組の退団者が0人だった花組と星組

今後の本公演において
ある程度の人数の退団者が出てしまうのは、
もはや仕方がないことになります

 

卒業させないことには、
劇団の人件費がかさむばかりですから、
我々ファンも覚悟をしておいた方がいい
ということになります

 

2020年の前半の本公演では、
退団者がほとんどいないという、
非常に珍しいパターンでした
花組も星組も、
自組では0人です

 

特に、星組は、
5組中1番多い組子の人数で、
すでに溢れんばかりの状況です

組子の人数が多い星組…天寿光希と音波みのり 2人の演技巧者の行く末が気になる

 

おそらく『ロミオとジュリエット』で、
ある程度の人数の退団者が予定していたのでしょう
その前に、
106期生が組配属されてしまいますので、
ますます大所帯になりますけど…

 

花組は、
前任のトップスターであるみりおくん(明日海りおさん)の時に、
ある程度の人数調整がされていたのが幸いしており、
星組よりは深刻ではないと思います

 

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予定どおりに行かないどころではない状況

冒頭の翔くんのお話に戻りますけど、
本来は在団してもらい、
新トップスター体制を支えてもらいたい
というのがあるのでしょうけど、
劇団の懐事情や、
組の人数調整、学年などもあり、
いろいろ考えているのだろうな、
という感じがします

 

もしかしたら、
だいもんさんと一緒に卒業してしまうのかもしれない
という覚悟は持っておいて、
ショックを事前に和らげておきたいです

 

取り越し苦労だった場合は、御の字なだけ
それが1番嬉しいですから…

 

 

タカラジェンヌに卒業はつきものですし、
それが宝塚歌劇団の美学でもあるので、
その辺りの演出は従来通りでしょうけど、
その裏で、
人事が狂い出しているのかもしれません

 

新人公演も減り、
バウや別箱も減った状況で、
路線スターや娘役人事にも、
かなりの影響が出ていることでしょう

 

様々な影響を及ぼしていることだけは、確かだと思います

 

本来の人事はどうだったのかなぁ…、
と思わないで済むような形が喜ばしいですけど、
そうも言っていられない事情と、
状況が出てきているんだろうな、
となんとなく感じました

 

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