これを更新するのは年内ですが、
その後すぐに2021年を迎えます…(^_^;)
予定より1日ズレてしまった2020年振り返り記事ですが、
2020年12月31日というギリッギリに更新いたします!
今年は観劇できる演目がすごく少なくなってしまったのが、
とても寂しい1年でした
それでも、
いろんな苦難を乗り越えて、
上演してくださったことに感謝しかありません
公演中止だったあの頃は、
本当に廃墟にいるような殺伐感があり、
もう2度とああいう思いはしたくないです
ヅカファンはみんなそういう思いでしょう
エンタメがいかに我々の人生を潤してくれることか!
あらためて考えさせられた1年です
さて、
毎年恒例の「私的タカラヅカ」の総括をいたします
1日ズレての発表ですので、
1月2日、3日と更新しますので、
どうぞよろしくお願いいたします!
今回は「ベストタカラヅカ観劇 2020」の発表です!ヽ(*´∀`)ノ
2020年のタカラヅカ観劇状況
2020年はコロナの影響が甚大でしたが、
その分、ライブ配信に踏み切ってくれたという良い側面がありました
何度もお伝えしておりますが、
生観劇に勝るものはありません
ですが、
こういう状況ですから外出されるのが怖い方もいらっしゃるでしょうし、
地方や遠方の方で、
どうしても劇場まで足を運ぶのが難しい方も多くいらっしゃいます
ライブ配信にもメリットが多いにあるわけです
さらにチケット難民を救うことも出来ます
その恩恵にあずかることができたため、
2020年は月組の『赤と黒』以外は、
すべて観劇か視聴で見ることができました
DSも見れたことがありがたかったです
本当に感謝しかありませんね
では、
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 作品賞 2020」
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 ショー・レヴュー賞 2020」
で、お届けします♪
次点と、
ベスト3を発表いたします
次点→3位→1位の順です
では、発表に参りましょう!
【次点】ベスト・タカラヅカ観劇
次点は『シラノ・ド・ベルジュラック(星組) 』
これは本当に良作でした
いしさん(轟悠さん)の演技力、表現力、男役道がすべて詰まっているうえ、
その相乗効果が星組生にも波及して、
素晴らしいドラマに仕上げておりました
欠点は、
いしさんが歌ってしまったこと
これがかなりのマイナスでしたので、
やはり歌わない方向が作品の質をさらに高めると感じます
せっかく、
ほのかちゃん(小桜ほのかさん)が素晴らしい美声の歌を披露しても、
その点は大きくマイナスでした
脚本や演出はそこまで優秀ではないのですが、
しっかりとお芝居を見て大満足したという点では、文句なし!
ほのかちゃんが見事なヒロインを務め、
せおっち(瀬央ゆりあさん)が逞しく成長し、
歌唱力もアップ!
しんくん(極美慎さん)の著しい成長もみれました
これは生観劇したかったです…
絶対にもっともっと感動したはず…
それが悔やまれます
【第3位】ベスト・タカラヅカ観劇
第3位は『エル・アルコン-鷹-(星組)』です
これは正直なところ、
『シラノ・ド・ベルジュラック(星組) 』と迷いに迷ったのですが、
最後はことちゃん(礼真琴さん)贔屓ということで(笑)、
こちらを第3位にしました
『眩耀の谷』もそうなんですが、
『エル・アルコン』も雑な脚本と演出なので、
拍手喝采での第3位というよりは、
礼真琴が舞台を引っ張っていく姿に、
ただただ感動したという点でしょう
本当に素晴らしかった!
ことちゃんは可愛い容姿のとおり、
好青年が良く似合いますので、
黒い役はかなり難しかったと思います
それを演技力と表現力で蹴散らし、
ダークヒーローをカッコよく演じた点が素晴らしかった
それと、
歌唱力抜群の初演のとうこさん(安蘭けいさん)に、
見劣りするどころかさらに進化させた歌唱力だったのも、
大きなポイントです
細かな点では、
いろいろ欠点が多い作品でしたけど(笑)、
ことちゃんと、
かのんくん(天飛華音さん)の成長に乾杯!
ちなみに、
私的には、ひっとん(舞空瞳さん)のギルダはイマイチでした
『眩耀の谷』の瞳花のキャラクターの方が100倍よかったです
瞳花はいろいろビックリな設定でしたけど(笑)、
十分頑張ってました
ひっとんが成長した頃に演じる、ギルダをみたかったかも
ひっとんはまだ若いのでこれからですが、
透明感のある役は今しか出来ないと思うので、
そういう役を観たいですね
そういう意味でも、
ジュリエットは楽しみでしかありません!
過去最高のジュリエットに期待がかかります
【第2位】ベスト・タカラヅカ観劇
第2位は『FLYING SAPA(宙組)』です
ワタクシ、ウエクミ信者なので(笑)…(^_^;)
冗談はさておき、
上田久美子先生らしい挑戦的な作品だったと思います
宛書もよかったです
ゆりかさん(真風涼帆さん)も、
キキちゃん(芹香斗亜さん)も、
ヒリヒリするような緊迫した展開を、
上手に演じてましたし、
お芝居が今一歩なまどかちゃん(星風まどかさん)も、
この作品で一歩前進したように感じました
何よりも、
あやちゃん(夢白あやさん)が上手かった!
ウエクミ先生が、
あやちゃんをお気に入りなのがよーくわかる作品でした
ただ残念だったのは、
歌唱力抜群のキキちゃんと、
まどかちゃんにも歌わせなかったこと
この2人はハミング程度でほんの少し歌の場面がありましたけど、
じっくり聴きたかったなぁ…
そこだけがもったいなかったですし、無念です…
ウエクミ先生的には、
歌が邪魔な演目だったんでしょうけど…
微かな記憶の音、音楽、歌…
これが大事にしたいからこその鼻歌だったはずなので…
でもこういう挑戦をし続けるウエクミ先生を応援しています!
【第1位】ベスト・タカラヅカ観劇
第1位は『ONCE UON A TIME IN AMERICA(雪組)』です!
やはりだいきほが歌うだけでも、
歌うまは正義派としては、点数がグンと伸びます(笑)
長い映画で、
しかも残酷な場面もあるギャング映画を上手にまとめていたと思います
さすがは小池修一郎先生!
見せ場の作り方も上手でした
この作品の1番の見どころといえば、
1幕ラストのバラの間でしょう
甘い場面になるのかと思いきや、
まさかの悲しい結末へ
そして、
絶望との対比で真っ赤なバラに身を委ねるだいもんさん…
この場面を見るだけで、
チケット代を払う価値がありました
しかし、
だいもんさんは男の美学というか、
大人な男性を演じるのが本当によくお似合いです
これぞ宝塚歌劇という気がします
あの素晴らしいだいきほの歌声が聞けなくなるというのが、
いまだに信じられませんし、
信じたくないというのが今の心境です
…というか、まだ実感が湧きません…(^_^;)
「ベスト・タカラヅカ観劇 ショー・レヴュー賞 2020」
今年は本公演が5本というなんとも残念な年でしたので、
ショーとレヴューがたった3本しかありませんでした
しかも、
特別に「コレ!」と絶賛できるショーもない、
というのは正直なところです
これは昨年2019年の時も同じことを語ってます…(^_^;)
宝塚歌劇といえばショーやレビューなので、
もう少し頑張って欲しいなと願ってます
「特になし」は、
ブロガーとしてはイケてないので、
1つ選びます
私的「ベスト・タカラヅカ観劇 ショー・レヴュー賞 2020」は、
『Ray -星の光線-(星組) 』です
た・だ・し、
本公演バージョンではなく、
梅芸版ですね
これが本当に素晴らしかった
本公演も梅芸版でよかったのに、と思うほどです
本公演時は、
やはり歌唱力の低さや、
ごちゃごちゃ感が目立っていました
ことちゃんでなんとか保っていた状態
ひっとんのダンスは絶品でしたけど…
梅芸版は人数が減った分、
上手に演出されたなという印象があります
本公演も人数は通常よりもかなり少ないのですが…
とにかく代替わりした星組は、
礼真琴というショースターがいて、
ひっとんという名ダンサーがいるので、
今後もショーで大活躍していくと思います
あとは演出と構成のいいショーに当たるといいかな、と願うばかりです
ベストパフォーマー2020
最後は「ベストパフォーマー2020」です
ベストジェンヌと被りそうではあるのですが、
パフォーマンスで感動したという項目なので、
作品賞の中に入れています
上記を見ればおわかりでしょうけど、
今年は、
文句なしに、
望海風斗『ONCE UON A TIME IN AMERICA(雪組)』です
やはり素晴らしかったです
おそらく作品としては、
そこまで絶賛されるほどではないと思うのですが、
あの独特な世界観を、
演技力と歌唱力で引っ張っていき、
少年時代から老人になった姿まで演じきったのは、
さすがだいもんさんでした!
次点は、
礼真琴『エル・アルコン-鷹-(星組)』、
轟悠『シラノ・ド・ベルジュラック(星組) 』、
柚香光『はいからさんが通る』です
上記2本はベスト作品賞でも述べた通りですが、
カレーくん(柚香光さん)の『はいからさんが通る』を加えています
作品賞だったとしても、4位でもないのですが…(^_^;)
なぜカレーくんを選んだかと言うと、
2020年は、
タカラジェンヌはみんな大変でしたし、
プレッシャーだったでしょうけど、
1番目に見えて大変だったのは、
クラスター認定されてしまった花組でしょう
その困難を乗り越えて、
麗しい夢のような伊集院少尉を演じ、
観客に夢と希望を与えたのは間違いありません
素晴らしいパフォーマンスだったと思います
あとがき
以上が、
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 作品賞 2020」
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 ショー・レビュー賞 2020」です
本来であれば、
2020年にはだいきほが卒業し、
大劇場の年末には、たまさくも卒業でした
我が星組は『ロミオとジュリエット』を終え、
花組の『アウグストゥス-尊厳ある者-』で、
2020年12月の幕が閉じる予定だったのです
いろんな予定がどんどん後ろ倒しになってしまってますが、
どうかこれ以上の変更がないように、と願うばかりです
悲しくて寂しい1年でしたけど、
後半はいつも宝塚歌劇の活気が戻ってきたかのような、
怒涛のニュースもあり、
公演も無事に上演していました
1日も早く元通りになることを祈っています
そのためにも、
まだまだ私たちファンも、
感染予防に務めなければなりませんね
2021年も気を引き締めながら、
観劇を楽しみたいと思っています
参加しています!
【関連記事】
⇒私的「ベストタカラヅカ観劇 2019」
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