95期はスター候補が多すぎて逆に危険水域に思えてきた

宝塚考察



今回は、
前回の93期中心のお話に付随した内容です

 

93期を含めて、
近年の各期のトップスター就任状況と、
空白がある期について語りました

愛月ひかるの可能性…トップスターを輩出した95期までで現在空白なのは90期・91期・93期

 

今回は私が絶賛応援中の95期に絞って、
語ろうと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

近年の黄金期といえば77期!

95期は、
黄金期と呼ばれた77期を彷彿させる、
とよく言われていました

 

70期以降で絞ると、
71期もトップスター4人とトップ娘役を1人輩出していますし、
理事(轟悠さん)が現役生、
タモさん(愛華みれさん)や、
まみさん(真琴つばささん)は今でもテレビで拝見することも多いです

 

●71期 トップスター
・愛華みれ(花組)
・真琴つばさ(月組)
・轟悠(雪組)
・稔幸(星組)
●71期 トップ娘役
・鮎ゆうき(雪組)

 

●77期 トップスター
・春野寿美礼(花組)
・朝海ひかる(雪組)
・安蘭けい(星組)
●77期 トップ娘役
・花總まり(雪組→宙組)

 

特に、
77期は人数こそ、
71期より1人少ないですが、
全員が大人気で、
今でもOGとしてご活躍されているという点を考えると、
本当に黄金期だったのだと思われます
当時も今も、
華やかな雰囲気を漂わせています

 

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95期生のトップスターとトップ娘の現状

記憶に鮮明な現状の95期生も見てみます

 

●95期 トップスター
・柚香光(花組)
・礼真琴(星組)
●95期 トップ娘役
・愛希れいか(月組)
・妃海風(星組)
・実咲凜音(宙組)

 

すでに、
トップスターを2人
トップ娘役を3人
合計5人のトップスター、トップ娘役を就任させています

 

黄金期である77期には、
女帝と言われるはなさん(花總まりさん)がいますが、
95期にも、
それに続く長期任期だった、
ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)が存在します

 

ここもなにげに、
黄金期77期と共通する部分ですね

 

 

そして、
何よりもスゴイのが、
上記に明記したとおり、
すでに5人のトップを輩出しているという点

 

71期以降で、
この人数をトップ就任させた期はありません

 

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71期以降のトップスター・トップ娘役の人数状況

近いところでは、84期が4人です

  • キムさん(音月桂さん)
  • みっちゃん(北翔海莉さん)
  • となみさん(白羽ゆりさん)
  • あすかちゃん(遠野あすかさん)

 

みっちゃんの存在があるので、
まだ記憶に新しさがありますね

 

83期以前はこんな感じです

トップ・トップ娘役【5人】:71期、74期、76期
トップ・トップ娘役【4人】:73期、77期、78期、81期

 

明らかに82期以降は、
トップ・トップ娘役は多くて3人止まりになっています
また、
前回も語りましたけど、
トップスターを3人以上出しているのは、78期より以前
78期以降は、2人止まりになっています

 

宝塚歌劇団の方針が転換したのか、
たまたまのタイミングなのかはわかりませんけど、
85期以降の10年間の期は、
3人以上のトップスターを輩出していません

 

ここがずっと引っ掛かっています

 

「方針」なのか、
「たまたまのタイミング」なのか…
結果は一緒でも、
意味は全然異なりますから…

 

言えるのは、
各期で最低1人のトップスターかトップ娘役を誕生させること、
ということです

 

95期には「神7」なスターがいること

95期は、
すでにトップスターに就任した、
ことちゃん(礼真琴さん)と、
カレーくん(柚香光さん)がいますが、
他にも5人のスターを抱えている期です

 

しかも、
それぞれの組で大活躍中

  • 花組:マイティー(水美舞斗さん)
  • 月組:れいこさん(月城かなとさん)
  • 雪組:あーさちゃん(朝美絢さん)
  • 星組:せおっち(瀬央ゆりあさん)
  • 宙組:ずんちゃん(桜木みなとさん)

 

本来95期生でなければ、
誰もがトップスター候補になれるクラスの逸材です(←なれるかどうかはです)

 

不運だったのが、95期生だったこと
スターが集中しすぎて、
トップスターへの道が非常に険しいこと
これが挙げられます

 

一方で、
95期生だったからこそ、
実力を発揮し、
能力アップが出来たということもあるでしょう

 

ライバルでもある同期の活躍を見て、
より芸を向上していこうという能力が、
ずば抜けて高かったんだと思います
いい相乗効果ですね

 

しかも、
割りと早い段階で、
自身の能力を発揮し出せた、
というのも大きいでしょう
そのおかげで、
「95期生」が注目され、
人気を高めるキッカケになっていたと考えられます

 

以前にお話したことがありますけど、
人は人気のあるところに、興味が向きます
極端な話をすると、
どんなに素晴らしいものを提供できても、
注目されなければ、他の人の目に触れることが出来ません

 

それを95期生は良い意味で、体現できたんだと感じます

 

注目されて期待が高まれば、
当然自身へのモチベーションに繋がりますし、
芸の向上にも繋がります

 

そして、
これが大事なのですが、
95期生はこぞって、芸の向上が著しいです

 

それが非常に効果的に作用され、
確実な人気へと繋げていったと思います

 

95期から誕生した、
3人のトップ娘役の存在も大きいです
しっかりとした実力で、
組を引っ張ったというトップ娘役さんですから、
これも95期生の芸の力の信ぴょう性が増すことになります

 

ここも重要なポイントでしょう

 

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95期の問題はトップスター候補が多すぎる件

話を元に戻しますけど、
大昔は別にして、
近年の宝塚歌劇団のトップ人事としては、
各期多くて3人であるということです

 

もう少しさかのぼった過去でも、
5人がせいぜい…

 

そして、
現状95期生は、すでに5人が就任しています

 

トップスターに絞ると、
71期以降は4人が最高で、
79期以降は2人止まりです

 

95期は、
トップスターは2人誕生し、
トップ人事としては、合計5人誕生しました
はたしてそこに、
あと何人誕生させられるでしょうか…?

 

ここが大きな問題点となります

 

 

これからトップスターを輩出する期の中で、
1番トップスター候補が多いのが、93期です

 

下級生の期では、
予想できるのは各期だいたい1~2人です

宝塚トップスター候補を確認!97期から103期の路線男役をチェック

 

そうなると、
93期と一緒で、
空きのあったところの枠に入れられる、
という以外は厳しいのではないか、ということ

 

私的には、
現状としては、
2番手羽根を背負ったれいこさん(月城かなとさん)が、
最有力候補ですし、
おそらくトップスターになる、と予想しています

 

ずっと言い続けていますけど、
私は3れい(礼、光、れいこ)止まりだと思っています

 

気持ちとしては、
「95期・神7」全員がトップスターに就任して欲しいですし、
全力で応援はし続けます

 

せめて、
全組で95期トップスターを見てみたい、という妄想にかられます

 

 

ですが、
やはり人事としても、
数字としても、
記憶としても、
同じ期から5人以上のトップスターを輩出するとは思えないのです

 

ましては、
5人のトップスターを誕生したら、
トップ娘役と併せて、8人も輩出するのは、
さすがに難しいのでは、と感じるのです

 

絶対あり得ないとは言いませんけど、
非常に難しいということを、
過去のデータと現状を踏まえて語りました

 

「95期・神7」のうち、
1人でも多くのトップスターが誕生するには、
いろんなしがらみを取っ払ってでも、
メリットがあるということが大事だと感じます

 

ただ単に、
95期で各組トップスターが誕生すると嬉しいよね、
では弱すぎます…

 

もし誕生するとしたら、
劇団内の経済的効果が絶大だということかな、
と私的には判断します

 

 

いろいろ95期について、
語っていたら、
ついつい同期愛の話に脱線しかけました(笑)

 

この話は、
また後日、のんびりと語りたいと思います

 

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2018年に実施したアンケートです

第4回アンケート結果発表!お題は「95期・神7について」

 

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