本日、公式HPにて、
専科のユウさん（汝鳥伶さん）と、
月組のぐっさん（春海ゆうさん）のメッセージが、
配信されました！
落ち着いた話し方が、
とても品が良くさすがユウさんでした
ぐっさんは明るいですね
最後の頑張れニッポンは、
某松岡氏を思い出しますw
次回は、
宙組のさおくん（美月悠さん）です
極端に少ない宙組さんの上級生組です
さおくんのファンの方はようやくですね…
そして、
やはり100期生以降はまだまだ遠いです…
今回は、
トップ娘役の芸事について、
ゆる～く語ります
本当は、
トップ娘役人事の公演中止の影響についてでしたが、
おそろしくズレたのは内緒ですw
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ！
水物と言われるトップ娘役人事だが…
先日語りましたけど、
トップスター人事の大きな根幹は揺るがないと、
思っています
⇒愛月ひかる＆95期4人のトップスターの可能性を考える…公演中止の影響はあるのか
トップスターは各組の顔ですし、
宝塚歌劇団の顔にもなる大事なポジションですから、
構想も育成も、
かなり前から絞られて進めているからです
企業のプロジェクトと全く一緒
ただ、
そこには予想もしないことも起きるので、
保険も必要になっていきます
上記の記事では、
その部分についても語りました
一方で、
トップ娘役の人事は、
タイミングと運に非常に左右される、
水物人事とされています
トップ娘役になれる実力や、
容姿が備わっても、
タイミングが悪くて就任出来なかった、
という例は「宝塚歌劇あるある」ですから…
「花の命は短い」娘役の宿命
そんな水物人事とされるトップ娘役人事ですが、
今回の公演中止の影響は、
かなり出てくるのではないのかな、
と懸念をしております
水物の上「花の命は短い」、
が定石となりつつあるというのが、
トップ娘役人事です
劇団は、
若ければ若いほどいい、
という考えが根強くあるので、
学年が上がってしまう娘役さんには、
チャンスが自然と消滅していくのです
今回5ヵ月弱という公演中止の期間は、
短い運命である娘役さんにとっては、
マイナスでしかないわけです
そもそも論として、
若いトップスターが就任した場合、
娘役さんを若くすれば、
年の差（学年差）ができて、
なんとか包容力を演出している、
という側面もあるのでしょう
宝塚歌劇団は生徒さんの成長を楽しむ、
という喜びもあるでしょうけど、
拙い状態でのトップ娘役就任は、
やはり好ましくないと思っています
学年では、研5以上がいいでしょう
…と私的には考えるわけです
実力に破綻がないことが1番好ましい
学年がかなり下でも、
実力に破綻がない娘役さんであれば、
全然いいと思います
今でいえば、
ひっとん（舞空瞳さん）はその例でしょう
現時点では、
課題もてんこ盛りですけど、
それはひっとんでもてんこ盛りということ！
⇒ダンスは文句なしの舞空瞳の課題が見えた『ロックオペラ モーツァルト』
ひっとんは、
あれだけ清楚で愛らしく、
スタイル抜群の容姿を持ち、
少女から大人の女性も演じられる（であろう）、
ポテンシャルの芝居力、
ダンスに関しては、
すでに完成されている状態
歌だけが残念ですが、
別に歌下手ではないですから、十分です
これだけのハイスペックであれば、
歌唱力の欠点は、
他の歌姫クラスの娘役さんに、
お任せすればいいだけのこと
近年では、
ゆきちゃん（仙名彩世さん）、
ちゃぴちゃん（愛希れいかさん）、
みゆ姫（咲妃みゆさん）、
まどかちゃん（星風まどかさん）がこのタイプです
みりおん（実咲凛音さん）も、
ふうちゃん（妃海風さん）も文句なし！
大事なのは真の「お慕い芸」
以前から、
ずっと語ってますけど、
真の「お慕い芸」ができることが大事です！
⇒歌唱力がないなら歌わせないという勇気が名作になる…宙組『神々の土地』の好例
ぶりっ子して慕ってますを装うというのは、
ただのお慕い芸ごっこにしかすぎません
本当のお慕い芸は、
相手役であるトップスターに恥をかかせないことです
これができていないからこそ、
舞台が残念な結果となってしまうわけです
当然、
観客の満足度も下がります
真の「お慕い芸」を会得するのは学年があがってから
この真の「お慕い芸」ができるとなると、
やはり学年があがった娘役さんが断然有利になります
芸の幅を広げ、
人間形成も成長をされるわけですから、
当然でしょう
いろいろ揉まれて育っていくのが、
タカラジェンヌさんです
そうなった場合、
妙な貫禄が出てしまうのも否めません
これが上記の項目で語った、
若いトップスターとのバランスです
たぶん、
劇団としても、
見た目のバランス＞若いトップスターを支えてもらう、
となってしまうのは、
この部分がネックになっているとも思われます
ですが、
単に見た目重視に偏向してしまうのは、
観客にストレスを与えるだけなので、
必ず、
若いトップスターを支えてもらう【最低限一芸に秀でている】、
と【最低限一芸に秀でている】の部分が必須だと思っています
できれば、歌！(笑)
あ、今当ブログの読者様は、
「出たー！」と思いましたよねw(^_^;)
大正解！(笑)
やはり歌うまは正義ですから！！
近年真の「お慕い芸」ができていた筆頭は咲妃みゆ
そうなった場合、
足を引っ張るような芸無しの娘役さんは、
たとえビジュアルが素晴らしくても、
真ん中に立ってはいけないと思っています
舞台映えする美女は、
別にヒロインじゃなくていいのですから、
脇役でも十分素敵です
ポスターやグラビアでは、
見目麗しいかもしれませんが、
舞台を見たときのガッカリ感というか、
衝撃度はハンパないです
舞台クラッシャーと言っても、
過言ではないからです
たとえば、
みゆ姫ですけど…
ぶりっ子なお慕い芸の印象がありますけど、
みゆ姫は、
根本的にとても良くできたトップ娘役でした
ダンスや歌は普通レベルですけど、
とにかく芝居が上手い！
芝居上手のちぎさん（早霧せいなさん）との相性は、
バッチリでした
⇒ちえねねとちぎみゆの大きな違い…宝塚トップ娘役は品性と礼儀正しさが重要
みゆ姫は愛らしい容姿ですが、
決して、
美女でも美形でもない容姿です
それでも、
『ローマの休日』のアン王女の素晴らしかったこと！
登場時には、
美しい姫というのは正直なかったのですが、
仕草や表情、発声とセリフで、
見事なまでの王女に変貌するのです
『星逢一夜』では、
地味でキレイでも可愛くもない、
貧しいながらも清い泉を熱演し、
観客の心を動かします
このように、
見事なまでの演技力で、
観客を魅了してきました
トップスターとの相性はもちろんですが、
トップスターの売りを、
上手にサポートできる実力が、
トップ娘役に必要だと思っています
みゆ姫は、
歌うまなトップ娘役ではありませんでしたが、
歌が苦手なちぎさんをサポートするのは、
だいもんさん（望海風斗さん）でしたから、
みゆ姫のサポートは、
演技力で十分だったのです
本当に見事なトリデンテでした
こういう時期だからこそ舞台に破綻がないトップ娘役人事を！
…ということで、
真のお慕い芸ができそうな、
未来のトップ娘役さんは誰なのでしょうか
アフターコロナの影響で、
埋もれないことを祈るばかりです
予定と変わってしまうということも、
当然あるでしょうから、
本来はどうだったのかな、
という妙な憶測が及ぶような、
トンデモ人事にならないことだけを
祈っておきます…(^_^;)
トンデモ人事、
ありえそうで怖いですよね～w
カ○○○でも全然OKですけど、
せめて実力のある娘役さんにして欲しいです
私的には、
歌唱力を重視して欲しいですけど…
もしくは、
歌下手なトップ娘役には歌わせない方向か…
ネックはトップスターとトップ娘役が、
歌いまくることですから…(^_^;)
これが1番いただけないのかも(笑)
参加しています！
【関連記事】
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