本日、公式HPにて、
第56回『宝塚舞踊会』の開催が決定いたしました
ネットニュースにもあがってましたけど、
前回が2019年でしたので、
『宝塚舞踊会』は3年ぶりの上演となります
2年に1回の開催で、本来は2021年でした
我が愛する星組も出演しますが、
星組95期カルテットが全員ご出演というのも胸熱…
前回の2019年はひろくん(ひろ香祐さん)が参加されてませんでしたので、
今回ようやく4人揃います
他に95期生は、
れいこさん(月城かなとさん)とあーさちゃん(朝美絢さん)
私は見に行けませんけど、
見に行かれた方の感想を楽しみにしたいです
今回は、
専科が3名、各組子28名の合計31名です
久しぶりに人数多めの『宝塚舞踊会』になりますね
『宝塚舞踊会』が開催されるということは、
タカスペも上演できますかね?
そろそろタカスペ観たいです…(´・ω・`)
さて今回ですけど、
先週発表された、
つかさくん(飛龍つかささん)や、
音くりちゃん(音くり寿さん)の2名の退団と、
今退団公演中のあやなちゃん(綾凰華さん)について思うことを、
語っておこうと思います
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
綾凰華・飛龍つかさ・音くり寿の主演・ヒロイン経験を振り返る
かれこれもう1週間前になりますけど、
衝撃的だった花組生4名の退団発表がありました
特に、
つかさくんと、
音くりちゃんの2名の退団には、
心を痛めるヅカファンが続出です
それは、
まだまだこれからも花組を盛り上げてくださるに違いない、
と勝手に思い込んでいたからです
一方、
現在退団公演中のあやなちゃん(綾凰華さん)も、
惜しまれての退団ですよね…
まだまだ観たかったというファンも多いです
この3人に共通していることは、
芝居上手で実力があることと、
そして、路線スターだったということです
3人とも新人公演主演とヒロインをしております
音くりちゃんは、
新人公演ヒロインは『ME AND MY GIRL』で1幕のみのWヒロインでしたので、0.5回
バウヒロインはありませんでしたが、
別箱では『MY HERO』で実質のヒロイン、
『蘭陵王』でヒロインを演じているので、こちらは2回です
つかさくんは、
新人公演主演は『邪馬台国の風』 で1回
バウ主演は『Dream On!』のダブル主演で、0.5回です
あやなちゃんは、
星組から雪組に組替え後、
新人公演主演は『ひかりふる路(みち)』『ファントム』の2回です
バウ主演はなし
それぞれ路線スターであるのは明白ですけど、
超路線というには、
やはりパンチにかけるというかなんというか…
本命の超路線の次というか、
何番目かの路線という雰囲気がしてしまいます
これが路線の少ない期ならともかく、
あやなちゃんとつかさくんは、同じ98期生、
音くりちゃんは100期生と、
98期と100期には路線スターが宝庫なのが、
ある意味不運だったのではないでしょうか
前後の期であれば、
隙間があったかもしれません
所詮はタラレバなので、なかったかもしれませんけど…
まずこの点が悔やまれます…
路線スターではあるものの…飛龍つかさ&綾凰華
今回退団が決定しているこの3名は、
間違いなく路線スターではありましたが、
上記のように微妙な雰囲気もあったのは事実でしょう
これはこの期に限らず、
どの期でもよく見かける序列が反映されているからだと思います
そのうちの可哀想な部分といえば、まずはつかさくん
つかさくんは、
『Dream On!』で大事なバウ主演でしたが、
マイティー(水美舞斗さん)が特別出演で降臨してしまう、
という非常に残念な主演となってしまったのも、気の毒でしかないです
これは過去にも何度も語ってます
私は95期贔屓で、
マイティーが大好きですけど、
これは良くない…と嘆いたものです
マイティーに罪はないんですけど、印象が悪い
バウ主演なんて、
何度も経験できることではないのに、
上級生が降りてくるとなれば、
真ん中の位置が非常にブレますので…
その大事なバウ主演が、
ダブル主演の上、
上級生の路線スターが出演というダブルパンチに…
次にあやなちゃんですが、
星組時代はなかなか新人公演主演に抜擢されず、
同期のぴーすけくん(天華えまさん)に先を越されてしまいます
その後組替えして雪組に…
その際にすぐに新人公演主演に抜擢されたのは、
雪組の温かい方針なのでしょうけど、
そこから結果として、
あの大人気スターであるだいもんさん(望海風斗さん)主演の新人公演主演に2度も抜擢
そして、
全ツ『ヴェネチアの紋章』で2番手を務める大活躍
しかし、
その後が驚くほど怒涛の残念な流れが生じます
宙組からそらくん(和希そらさん)が組替えされ、
間を置かずに、続いて、
101期のちさとくん(縣千さん)のバウ主演決定のニュースでした
この怒涛の展開により、
あやなちゃん大丈夫かな、と思ってましたけど、
結果は案の定の退団へ…
音くり寿は驚くほど周りがトップ娘役に就任
3人目の音くりちゃんは、
上記のヒロイン抜擢をみる限りには、
超路線ヒロインではないことは明白でしょう
とはいえ、
先日も触れましたけど、
音くりちゃんはかなり可哀想でありました
②同期のまどかちゃん(星風まどかさん)が宙組からのわざわざスライドので花組トップ娘役就任
③先輩のひらめちゃん(朝月希和さん)が大逆転の雪組トップ娘役就任
④105期のみさきちゃん(星空美咲さん)の爆上げ抜擢
驚くほど、
音くりちゃんの周りからトップ続出なのです
これでみさきちゃんもトップ娘役就任をしたら、
まさにみんなトップという…
ある意味、
音くりちゃんがトップ娘役への橋渡しの女神みたいですけど、
ご本人としては、そうは思えないでしょう
そして、
音くりちゃんがトップ娘役にふさわしい逸材だったのか、といえば、
実力は問題ありませんでしたが、
トップスターとのバランスを考えると、
なかなか難しかったと言わざるを得なかったのかな…と私的には思っています
先日も触れましたけど、
まどかちゃんが花組トップ娘役になり、
カレーまどで大正解なわけです
当ブログでの「花組トップ娘役」の事前の予想アンケートでも、
まどかちゃんが圧勝でした
音くりちゃんへの投票も多かったですけど、
まどかちゃんの半分以下の結果に…
では他のトップスターとは、となると、
もっとハードルが上がります
花組じゃないと難しかったというのが現実だったんだと思います
路線スターであるうちに退団を決意したと感じた3名
そして、
3名の退団で思ったことは、
「路線スターであるうちに退団」に拘ったという点でしょう
燃え尽きたということかもしれません
ただ宝塚歌劇の舞台が好きで、
ずっと立っていたいと思う場所ではないのだろう、
という感じはします
確かに、
宝塚歌劇の内部では、全員がライバルです
そして、だんだんと路線スターが生み出され、
その中でも圧倒的なヒエラルキーが存在します
舞台に立って演じる喜びはあるでしょうけど、
同時に、ある種の闘いに身を置くというのは、
相当しんどいことだと想像に難くないです
たくさんのスポットライトを浴びている人の影では、
悔し涙を流している人も相当数いるのがこういう世界でしょう
とはいえ、
劇団もきちんとその後を考慮して抜擢をしていたと思っています
あやなちゃんは置いておいて…
少なくても、
花組におけるつかさくんと音くりちゃんに対しては、
劇団は相当手厚い待遇をしてきたと思います
それは
2人の芸に対する評価の表れでもあるわけですけど、
2人にとっては、そういうことではない、ということなんですよね
あくまでも、路線スターであるということに誇りを持っていたということ
あやなちゃんは、
もういろんなことを突きつけられていた上に、
今の公演でのあやなちゃんの番手下げ状態を見たら、
そりゃ心が折れるよ、と同情しかないです…
第二の人生を考えれば、
早めに決断をして、次のステージに向かうという選択は、
決して間違いではありません
外の世界に出るのであれば、
早いに越したことはないですから…
それが舞台や芸能界とは関係のない世界でも同様です…
あやなちゃん、つかさくん、音くりちゃんは、
これからの宝塚歌劇でのご活躍を十分想像できるほどの実力があります
だからこそ、
私たちヅカファンは、嘆き悲しむのですが、
それは「別格」として歩むことに他なりません
そこに魅力を感じないというのであれば、
しっかりと見送ってあげることしかできません
悲しいですけど、
宝塚歌劇団での最後の晴れ姿をしっかりと目と記憶に焼き付けておきたいです
参加しています!
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