朝美絢『ほんものの魔法使』はハートフルな佳作…縣千の犬&華世京がよかった!

雪組



本日は、
すっごく楽しみだったあーさちゃん(朝美絢さん)主演の、
雪組『ほんものの魔法使』のライブ配信の日でした!

 

待ちに待ったとはこのこと!
ただちょっと所用があって、
頭の10分程が見れなかったのが悔やまれます…
あーさちゃんのアナウンス、聞けなかったよ…(TдT)
それは生観劇までとっておきます…

 

ということで、
今回は『ほんものの魔法使』のファーストインプレッションを、
サクッと語ります

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

萌えは薄めだが思ったよりよかった朝美絢!

ワタクシと同じ感性を持つ大尊敬のブログ様が、
主演のあーさちゃんに萌えが少ない、と聞いていたので、
どんな感じかなとドキドキしてました…(^_^;)

 

思ったよりは全然よかったです!
というより、
私はこういう温かいストーリーに弱いので、
グッと来ましたよw(^_^;)

 

確かに、
宝塚歌劇の萌えという部分は非常に足りなく感じましたし、
あーさちゃんは、
その「萌え」が大事なスターさん!
これがことちゃん(礼真琴さん)だったら、
萌えがなくてもキャラ的にはいいんですが…
もちろんあるに越したことはありません…

 

95期でいえば、
カレーくん(柚香光さん)や、
あーさちゃんには、やはり「萌え」があって、
キュンキュンする部分があればあるほど、
より魅力が増し、爆発するタイプ

 

そういう意味では、
今回のお芝居の内容としては、
朝美絢の一部分の魅力は少し薄くかったように感じました
その分、フィナーレでは萌え全開でしたので、
よかったと思います

 

原作がある作品だったので、
ストーリーに破綻もありませんし、
アダムが悩む機微も上手に描かれてましたし、
満足しました

 

でも、ハードルを下げていた、という要因が、
めちゃくちゃ大きかったので、
これを期待いっぱいで見た場合は、
もしかしたら「あれ?」と感じたのかもしれません

 

そのためのフィナーレかな、とも思いました

 

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野々花ひまりのヒロイン力

ものすごく真ん中感があるわけではありませんが、
安定した実力のある娘役のひまりちゃん(野々花ひまりさん)

 

今回もお芝居が上手かった!
見た目のカワイイモダンガール風なひまりちゃんは、
自分に自信のない女性、ジェインでした
それをあーさちゃんと心を通わせることで、
勇気づけられて成長していくわけですが、
こういう芝居が出来るのがひまりちゃんの素晴らしいところ

 

あと愛らしかった…
あーさちゃんとの並びがよかったですし、
最後のデュエットダンスでは、
幸せそうに踊るひまりちゃんの姿に夢見心地…

 

そして、歌も上手!
歌唱力抜群とまでは言いませんけど、十分歌上手!
あーさひまりがしっかり歌えるので、
安心して見れるというのは大きかったです

 

同期のみちるちゃん(彩みちるさん)も演技派ですし、
雪組の99期娘役コンビは、芝居上手で素晴らしいですね

 

もっともっとご活躍して欲しいです

 

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1番の敢闘賞は縣千の犬・モプシー

今回の『ほんものの魔法使』で、
1番目を引いたのが、ちさとくん(縣千さん)!

 

犬のモプシー役に抜擢という時点で、
めちゃくちゃ驚きましたが、
実は、今回2番手となる役がモプシー

 

姿形は、
頭にすっぽり被せるという着ぐるみということはなく、
ちゃんと美しいお顔は出している姿ですが、
明らかに「犬」とわかる風貌

 

何よりも、
本当に犬の仕草のように演技をするちさとくん
これが素晴らしかった!

 

雪組の御曹司らしくキラキラオーラ全開なちさとくんですけど、
ここに来て、大きなチャレンジが必要となる配役が続きます

 

しかも、見事に応えてました!
もうモプシーが出てくるとワクワクするというか、
可愛くて、ずっと見てられるというか…

 

1つの殻が剥けて、成長した姿を見た気がします

 

以前の『パッション・ダムール』や『炎のボレロ』では、
男役スターらしさの成長が見れてましたけど、
モプシーでは、演技力の成長が見れました

 

この調子ですと、
本公演『CITY HUNTER』の海坊主は、
どんな感じに演じるのか、とても楽しみになってきました

 

さききわのお披露目ということで、
さききわにはもちろん注目ですけど、
それと同じくらいちさと海坊主に大注目だったのですが、
もはやワクワクしかありません

 

私的には、
歌唱力重視で歌うまは正義派ですけど、
どうしても歌が苦手なのであれば、
演技力を高めれば、十分見応えがあります
ちさとくんには、この演技力を磨いていってほしいです

 

フィナーレは、
真のちさとくんらしく素敵でキラキラ!
順調に育っている感が凄かったです

 

歌唱力に期待度MAXな華世京!

そして、
今回わずか研2ですが、
3番手役であろうと思われたのが、ニニアン役のかせきょーくん(華世京さん)!

 

『夢千鳥』で、
105期のひばりちゃん(山吹ひばりさん)研3で、
彦乃役に大抜擢でしたが、
かせきょーくんは研2
しかも男役ですから、まさに大抜擢でしょう

 

ニニアン役を堂々と演じており、
舞台度胸も素晴らしかった!

 

また、本当に歌が上手い!
まだまだ伸びしろがあるので、
もっともっと上手くなって欲しいです…

 

私的には、歌うまは正義派なので、
歌唱力のある路線スターさんには頑張って欲しいところ

 

雪組は、
超御曹司計画で露骨に育成をしていくので、
ちさとくんの101期生は、
2021年度が新人公演の長の期になりますので、
ちさとくんの後は、かせきょーくん一択の如く
育成していくのでしょう

 

成長がとても楽しみな生徒さんです

 

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『ほんものの魔法使』ハートフルな佳作ではあったが…

今回の『ほんものの魔法使』は、
ハートフルな佳作ではあったと思います
児童文学が原作のため、
内容もわかりやすく、心が温かくなりました

 

その一方で、
宝塚歌劇で主演を務めるという機会は、
そんなにあるわけではありません

 

あーさちゃん自身にとっても、
新人公演主演以外では、3本目のバウ主演です

 

この後、どれだけの主演作があるのか…

 

トップスターになれれば、
主演作は増えるでしょうけど、
そうでなければ、
別箱主演が1~2本あるかどうかというところです

 

その大事な1本が、
あーさちゃんの魅力全開とまでは至らなかった演目だったのが、
ちょっと残念でした

 

たぶんその辺りに期待をしていたファンには、
ちょっとだけズレが生じてしまったかもしれない、とも感じました

 

フィナーレが素敵でしたので、
結果はよかったとは思ってますし、
珍作になるよりは全然いいので…(^_^;)
…ホント、珍作じゃなくてよかったです…

 

今回ライブ配信で予習ができてよかったです!
次回は生観劇なので、
見どころもわかってますし、
あーさちゃんの新たな魅力を見つけられることに期待したいです

 

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