私的「ベストタカラヅカ観劇 2023」

年間大賞



宝塚歌劇界隈ではいろいろなことが起こった2023年
いろんなことでは済まないほどに悲しい出来事もありました
そんな2023年も今日で最後となります

 

今年最後の更新となります
少しだけ早めに更新します

 

毎年恒例の「ベストタカラヅカ観劇」です
昨年同様に、
年末末日というギリギリの更新となります…(^_^;)

 

新年を迎えても、
マイペースに2023年総括記事を更新していきますので、
よろしくお願いいたします!

 

皆さまからお声をいただいたアンケート結果も、
先日よりお伝えしておりますが、
1月4日と5日あたりの更新予定でございます…

 

では今回は、
「ベストタカラヅカ観劇 2023」の発表です!ヽ(*´∀`)ノ

 

毎年冒頭でお伝えしてますが、
あくまでも「私的」ですので、
独断の嵐ですが(笑)、それでもよろしければお付き合いください

 

今回は雪組トップスター・彩風咲奈さんの退団発表直前に作成しています
そのため、その部分はちょっと「?」感があったら申し訳ございません

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

2023年のタカラヅカ観劇状況

東京組なので、
2023年は、
星組『ディミトリ』から、
花組別箱『BE SHINING!!』か全ツ『激情』までになります

 

私の場合は、
ひとこちゃん(永久輝せあさん)主演の全ツ『激情』が年内最後の観劇となりました

 

宙組の事件がありましたので、
『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』を東京で観劇することは出来ませんでした
これは事が事なだけに仕方がないと思っています

 

2022年でもコロナの影響の話をしましたが、
2023年もコロナやインフルエンザの影響がまだまだありましたよね
特に星組は『1789』にて、
トップスターが主演しないという事態も起きました

 

さて私の今年の観劇状況ですが、
1つだけ観劇も鑑賞も出来なかったのがあります

 

・宙組『夢現(ゆめうつつ)の先に』(鷹翔千空 主演)

 

これは1月のバウだったのですが、
毎年1月は超絶多忙の時期なので、時間を作るのがほぼほぼ無理な状況です
何とか『MAKAZE IZM』を観劇することは出来ましたが、
せっかくのこってぃ(鷹翔千空さん)主演作を視聴することが叶わず…
さらに、同時期のキキちゃん(芹香斗亜さん)のディナーショーも視聴出来ませんでした…

 

公演中止で飛んだチケットもありますし、
代役公演の観劇をしたりもしました

 

昨年もお伝えしてますが、
それでもライブ配信があり、
生観劇を補うことが出来るのはありがたいですね

 

ということで、
ディナーショーを抜かして、
2023年に見れなかった作品は上記の2本になります
偶然にも2本とも宙組でした…

 

では、
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 作品賞 2023」
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 ショー・レヴュー賞 2023」
で、お届けします♪

 

次点と、
ベスト3を発表いたします

 

次点→3位→2位→1位の順です

 

では、発表に参りましょう!

 

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【次点】ベスト・タカラヅカ観劇

次点は、
花組『二人だけの戦場』です

 

まずは、
次点の候補はこちらでした
今年はちょっと迷いましたので多めです

 

星組『ディミトリ』⇒キャスティングがよかった点と、ことあかくらトリオの歌が圧巻
月組『月の燈影』⇒キャスティングがバッチリハマっていたので印象に残っている
月組『DEATH TAKES A HOLIDAY』⇒月城かなとは文句なしだったがヒロインの年齢層と役が合ってなかったので、年上ヒロインだったら次点だったかも
宙組『Xcalibur エクスカリバー』⇒作品としては新しい宙組の幕開けという感じでよかった
花組『鴛鴦歌合戦』⇒めちゃくちゃ楽しかったですし、配役もドンピシャのハッピーコメディだがちょっと古さもあったので選べず
花組『BE SHINING!!』⇒ショースター柚香光を堪能でき、すごくよかったので最後まで迷った作品

 

上記の6作品と比較して抜け出たのが、
花組『二人だけの戦場』でした

 

上記にコメントをしましたが、
カレーくん(柚香光さん)の『BE SHINING!!』とものすごく迷ったのですが、
役者・柚香光の集大成直前としての作品では、素晴らしかったと思います

 

私的には、
ヒロインのまどかちゃん(星風まどかさん)には物足りなさがあり、
『鴛鴦歌合戦』のまどかちゃんを推しますけど、
作品そのものの力と、他のキャスト陣はドンピチャでしたので、
まどかちゃんの欠点を総合的に上回ってました

 

正塚晴彦先生が一時代築き上げた硬派な作品でもありましたし、
それに呼応するかのようなカレーくんの魂のこもった演技は今思い出しても胸が熱くなります
いい芝居をするようになりましたよね
地味なイケオジに近いような役もこなし、
輝くような美しい青年も演じ、
この作品のように時代と共に生きる熱き青年も演じられる…

 

素晴らしいトップスターだとあらためて感じました

 

『鴛鴦歌合戦』では、
カレーまどの2人がピッタリの役でしたので、
配役としてはこちらの方がよかったですけど、
柚香光の演技を堪能するのであれば、間違いなく『二人だけの戦場』でした

 

はぁ…
本当に退団しちゃうんですよね…

 

まだ全然実感が湧きませんが、
これを書いていると、もう他の再演物や次の新作以外では見ることが叶わないことに気付かされます

 

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【第3位】ベスト・タカラヅカ観劇

第3位は雪組『BONNIE & CLYDE』です

 

新たなトップコンビの幕開けとなった作品です

 

何よりも、
あやちゃん(夢白あやさん)が素晴らしかった!
それに尽きます

 

もちろん、
主演の咲ちゃん(彩風咲奈さん)もダークヒーローを見事に演じてましたし、
そこもものすごく評価しておりますが、
やはり咲ちゃんには王子様な咲ちゃんを堪能したいというのがあるので、
ここでは夢白あやの演技力と表現力の一択で選びました

 

まさに鮮烈なトップ娘役デビューという感じですし、
そのような演出ありきでもありますが、
それに見事に応えていた体当たりの熱演だったと思います

 

汚れなヒロインを演じつつも、
どこかチャーミングなところを表現できており、
極悪なボニーですけど、
いまだに人気が衰えていないというダークヒロインを見事に演じていました
あんな下着姿で演技できるトップ娘役はなかなかいないでしょう
しかも似合っているという…
素晴らしかったです
まさに女優!

 

あと、思いのほか、
咲ちゃんとの相性もいいですし、
咲ちゃんに大事にされているのも感じたのもポイント

 

トップスターに就任してからの咲ちゃんの器の大きさは、
例の事件の前からいろんなエピソードが聞こえてきますけど、
この上演当時、あやちゃんも生き生きしていてよかったと思ってました

 

そういう私的な想いも含まれています

 

もう一度ボニクラが観たいです
二度と叶いませんが…(´・ω・`)
だからこそ尊いのですよね

 

咲ちゃん、退団発表してしまいましたね
素晴らしいトップスターだとあらためて思いました

 

【第2位】ベスト・タカラヅカ観劇

第2位は星組『1789』です

 

振り返れば、
いろんなことがあった『1789』ですけど、
終わってみても素晴らしい舞台だったと感じます

 

私は役替わりとなったありちゃん(暁千星さん)バージョンも観劇しています
立派に役替わりを務めてましたよ

 

ですが、やはりこの作品は礼真琴ありきであったのは間違いありません

 

そのために、
初演を大幅に書き直して、
ほぼほぼ東宝版に近づけた『1789』にしていました
これがことちゃん(礼真琴さん)にはドハマリしてましたね

 

ヒロインのひっとん(舞空瞳さん)も愛らしいさがあるヒロインで、
まさにヒロインという感じで、
見た目のお似合い度はさすがでした
ありちゃんともバッチリでしたし…
そのあたりの自在ぶりも良かったと感じます

 

それ以上に、
マリー・アントワネットを演じられるくらっち(有沙瞳さん)の存在が大きいでしょう
歌ってよし、演技してよし、美貌もよしという、
トップ娘役になれなかったのが不思議なほどの逸材でしたが、
最後は初演でスーパートップ娘役が演じたアントワネットでしたから、
よかったのだと思います

 

一市民側のロナンと、
対峙する王族側のアントワネットの対比のバランスもよかったですし、
この構図をみれば、
あながち初演の構図も納得だったのだと感じます

 

ただトップスターの相手役という意味では、
オランプであることの方が宝塚歌劇では重要でしたから、
今回の仕切り直しとも言うべく再演はとてもよかったと感じます

 

礼真琴と有沙瞳、
そして、暁千星という歌上手が真ん中らへんに揃った作品であったことも満足度が高かったです

 

また、極美慎の成長
天華えまの安定度もよかったです

 

礼真琴時代の忘れられない大事な思い出の作品となりました

 

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【第1位】ベスト・タカラヅカ観劇

第1位は星組『Le Rouge et le Noir~赤と黒~』です…

 

私的にはダントツです!
全く迷わずすぐに1位は決まりました

 

たぶん当ブログの読者様も予想されていたのではないでしょうか?(笑)
当時、めちゃくちゃ褒めまくってましたし…w(^_^;)

 

礼真琴主演作でこれ以上の作品にはもう出会えないと思っているほどです

 

ことちゃんと言えば、
歌・ダンス・演技と三拍子揃った超実力派のトップスターですが、
その中でも歌の人です

 

この歌を堪能するには、
出来れば全員を歌うまで揃えた舞台が観たいということに尽きます

 

あくまでも、私的には、ですが(笑)

 

ですが、
トップ娘役をないがしろには出来ませんので、
この夢が叶うことは一生ないと覚悟をしてました

 

その夢が叶った作品がこの『Le Rouge et le Noir~赤と黒~』だったのです

 

ヒロイン・レナール夫人をくらっち(有沙瞳さん)が演じ、
年上のことちゃんが年下に見える貫禄のある演技力と抜群の歌唱力で、
我々を魅了してくれました

 

また学年が10個も下の下級生である、
うたち(詩ちづるさん)をもう一人のヒロインに据えますが、
高慢ちきな美しい若き娘を好演し、
これまたことちゃんとのバランスがとてもよかったです

 

さらに、
語り部でもある道化師役のありちゃん(暁千星さん)も、
歌上手ですから、これまたバランスがよかったです
ことあり最高!

 

そして、
忘れてならないのが、同期のひろくん(ひろ香祐さん)と、
学年下のほのかちゃん(小桜ほのかさん)のヴァルノ夫妻
鳥肌が立つほどの圧巻の嫌らしさを出しつつ、
素晴らしい歌声を響かせてました

 

タイムマシンがあるのであれば、
もう一度この舞台を生観劇できる時間に戻りたいです

 

そのぐらい素晴らしかったですし、
2023年のダントツ1位でした

 

私の夢をありがとう、的な2023年の唯一の作品です

 

『阿弖流為』とことちゃん赤黒は一生忘れないです
あと、『ロックオペラ モーツァルト』かな
ことちゃんの歌に鳥肌立ちっぱなしでしたから…

 

「ベスト・タカラヅカ観劇 ショー・レヴュー賞 2023」

今年も6本のショー・レヴューがありましたので、
なかなか豊作な年だったと思います
(本当は7本だったんですよね…)

 

その中から選ぶとしたら、これです
私的「ベストショー・レヴュー賞」は、星組『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』です

 

候補はこの2本とでした

雪組『ジュエル・ド・パリ!!』⇒煌びやかで覚えやすいテーマ曲がGoodだが、宝石を誕生石にした分ちょっと地味だった
花組『ENCHANTEMENT(アンシャントマン)』⇒マイティー花組組替え前のショーでよかったがやはりパターン化されていた

 

ジャガビーはめちゃくちゃ素晴らしいショーかと言えば、
欠点もめちゃくちゃ多いのですが(笑)、
星組生を全員めっちゃ起用していた点と、
やはり歌えるトップスターという点が大きく、
あれだけスピーディーなショーなのに全くズレず

 

せっかくのストーリー性がしっかりしていなかったのは悔やまれますけど、
その欠点を補う以上の楽しさでした
今でも「ビッビッビッ!」ですよ(笑)

 

あと、
ブロ友さんが絶賛されていた月組『万華鏡百景色』は、
私はライブ配信と生観劇2回の3回見ましたけど、
文学の部分だけはよかったんですけど、
眠くなっちゃったんですよね…3回とも

 

たぶんこのショーは世間では絶賛なのでしょうけど…(´・ω・`)
私には合わなかったようです
こういうこともありますよね

 

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ベストパフォーマー2023

最後は「ベストパフォーマー2023」です

 

今年は文句なしにことちゃん(礼真琴さん)一択かな
途中公演中止があったり、休養に入ったりして、
ヅカファンの中には不満をお持ちの方もおられるでしょうけど、
私的には、
最高のパフォーマンスを全作品で観れましたので大満足です

 

『ディミトリ』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』
『Le Rouge et le Noir~赤と黒~』
『1789』

 

どれも素晴らし過ぎました!
何度も言いますけど、
『Le Rouge et le Noir~赤と黒~』が大きいです

 

これがなければ、ことちゃん一択ではなかったかも、というくらい、
私的には『Le Rouge et le Noir~赤と黒~』が大事な作品です

 

毎年発表してますが、
他に素敵だなと印象に残っているのはこちらです

・柚香光『うたかたの恋』『二人だけの戦場』『鴛鴦歌合戦』『BE SHINING!!』
・綺城ひか理『ディミトリ』
・星風まどか『鴛鴦歌合戦』
・星空美咲『鴛鴦歌合戦』
・月城かなと『DEATH TAKES A HOLIDAY』『フリューゲル』
・礼華はる『月の燈影』
・彩海せら『月の燈影』
・彩風咲奈『BONNIE & CLYDE』『愛するには短すぎる』
・朝美絢『愛するには短すぎる』
・夢白あや『BONNIE & CLYDE』『愛するには短すぎる』
・暁千星『1789』『ME AND MY GIRL』
・有沙瞳『ディミトリ』『Le Rouge et le Noir』『1789』
・小桜ほのか『Le Rouge et le Noir』『1789』
・舞空瞳『バレンシアの熱い花』『1789』
・詩ちづる『Le Rouge et le Noir』
・芹香斗亜『Xcalibur エクスカリバー』
・真白悠希『Xcalibur エクスカリバー』
・水美舞斗『ME AND MY GIRL』

 

今年は主演者が多いのは、
それだけ主演者が輝いていたということでしょう

 

それと星組が多いですけど、
星組贔屓を差し引いても、
それだけ星組は良い作品に恵まれていたということもあると思いますし、
適材適所がしっかりとされていた印象があります

 

特に取り上げませんでしたが、
『1789』の代役組や、
『フリューゲル』の代役組にも拍手を送りたいです

 

あくまでも作品を通して、
しっかり演じていたという印象で選んでいますので、
そこはご理解ください

 

あとがき

以上が、
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 作品賞 2023」
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 ショー・レビュー賞 2023」です
そして、「ベストパフォーマー2023」でした

 

冒頭でもお伝えしておりますが、
あくまでも「私的」なので、そこはご理解ください

 

今年はショー付きが多かったので、
一本物の海外ミュージカルの本公演は『1789』のみでした
その分、別箱では海外ミュージカルの上演もありましたが…

 

とはいえ、
退団公演での一本物は印象が薄いというのが否めませんので、
やはりショー付きがいいと思ってしまった2023年でした

 

キャラクターとしては、
最高だったんですけどね、007は…
あれほどピッタリの配役はなかったのですが、
別に一本物じゃなくてもよかったですよね
ショー付きだったらスッキリしたと思っています

 

2024年も一本物の退団公演が控えてますが、
007の二の舞にならないように、今のうちから祈っておきます

 

110周年の記念の年となるはずだった2024年ですが、
記念行事もタカスペもなくなってしまい、寂しい感じもありますけど、
タカラジェンヌとスタッフさんを大事にする劇団に生まれ変わるチャンスですから、
膿を出し切って、正しき舵取りをして仕切り直しをして欲しいと思っています

 

とはいえ、
皆様にとって、ワタクシにとっても、
2024年は素敵な観劇ライフとなりますように…

 

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