本当かどうかはわからないのでただの雑談…上田久美子の退団

つぶやき



昨日のお話なのですが、
大尊敬のブログ様とLINEをしていた時に知ったお話です

 

これが現在のところ本当なのかどうかが不明なので、
単なる雑談の回ということで…
タイトルも特にどーでもよく付けてますw(^_^;)

 

ということで、
今回の話題はウエクミ先生こと、
上田久美子先生の退団のです

 

これ本当だったらショックです…
すでに退団されているというお話ですけど…(´・ω・`)

 

でも、本当ではなく、
今でも在籍中だったら迷惑この上ないとも思いますので、
あくまでも噂の話を聞いて、
今思っていることを語っておきます

 

違ったらいいんですけど…

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

上田久美子は宝塚歌劇らしからぬ演出家

当ブログの読者様はご存知だと思いますけど、
ワタクシは、ウエクミ信者です(笑)

 

ウエクミ先生の作品があるたびに公言してますが、
一応あらためて宣言しておきますw(^_^;)

 

ウエクミ先生の良さって、
全然宝塚歌劇らしさがないところと、
作品がしっかりとしているところだと思っています

 

一人よがりではない作品を作り上げる先生
という印象がすごくあります
宝塚歌劇団で上演しなくても、
普通に公演が出来る作品を連発していた印象が強いです

 

一応トップスターに宛書はされますけど、
基本的には、作品ありきの先生だと思うんですね
別にそれが悪いわけではなく、
むしろそれがウエクミ先生の良さであり、強みでもありました

 

そして、
上田久美子という演出家をブランド化させていたとも思っています

 

その理由としては、
観劇後にいい作品を見たなと思わせてくれることが何よりも大きい

 

心に残る作品を多く作られて、作品として仕上げていたと感じます

 

それがどんなに困難なことか…

 

スターシステムが確率している宝塚歌劇団では、
いろんな制約があると思います

 

トップスターはもちろんのこと、
番手スターも目立たせる必要もありますし、
70人前後の生徒さんに役を割り振りし、
たくさん活躍の場を与える必要があります

 

特に、大人数を上手に演出するのは、
本当に大変なことでしょう
通常の舞台では、10人程度でも十分なところを、
7倍ですからね
尋常じゃない苦労があると思っています

 

また本来起用したい生徒さんを使えない、
という場合もあると思います
とにかくスターシステム上それは仕方がないのです

 

またどんなにいい脚本を書かれたとしても、
宝塚歌劇には合わない、ということもあるでしょう
たぶん何でもOKではないはずですから…

 

本当に大変な仕事だと感じますが、
その中でも、溢れんばかりの才能を発揮されていたのが、
ウエクミ先生でした

 

あ、思わず過去形にしてしまった…(^_^;)

 

その溢れんばかりの才能を、
もっと他で試してみたい、という気持ちがあるのであれば、
宝塚歌劇団を退団というのもあるのかな、とは理解できます

 

辞めて欲しくはないですけど…
本当に単なる噂であって欲しいです…(TдT)

 

ただブロ友さんが、
タカラジェンヌの退団はシークレットだし、
嘘が出回るのはわかるが、
演出家の退団の嘘を言ってもメリットがない、と指摘されて、
その通りだよなぁ…とも思ったりします

 

そう思ったらますますショック!

 

スポンサーリンク

『fff』と『桜嵐記』の大きな違いと違和感

上記の話の補足みたいなことですけど、
あくまでも私的に感じたことなので、
人それぞれの感想があると思って欲しいのですが…

 

たとえば、
ウエクミ先生の作品で『fff』が昨年上演されました
だいもんさん(望海風斗さん)の退団公演です

 

この作品は、
おそらくだいもんさんをイメージして作られた作品なんだと思うんですね
で、ここがちょっとだけウエクミ先生の作品の作り方とは違う気がしています

 

ウエクミ先生はまず作りたい物が先にありきの方で、
それが顕著な演出家だと私的には思っています
とにかく作品ありき、なのです

 

だいもんさんの退団公演を担当するにあたり、
自身が作りたいと強く思っていた作品ではなく、
トップスターありきの作品だったようにも感じました
このニュアンスわかりますかね?

 

特に違和感を覚えたのが、
ラストのベートーヴェンとナポレオンの場面
あれ、必要だったのでしょうか?
…と以前の感想で2回も指摘してますけど、
この場面はちょこっとだけなら許容範囲ですけど、
唐突感もスゴいかったですし、
やたらと長くて、作品全体を価値を下げた要因に思えてならなかったです

 

たぶん次期トップスターになる咲ちゃん(彩風咲奈さん)を目立たせる必要があったのだろうな、
とお察し案件だったのかなと勝手に想像していました
この場面がなければ、咲ちゃんは印象なかったですから…

 

でもあっても印象悪いのが残念というか…
完全に蛇足でした
非常にウエクミ先生っぽくなかったんですよね

 

その一方で、
この後の『桜嵐記』も、
たまきちくん(珠城りょうさん)の退団公演なのですが、
これはこの作品ありきなのですよ
この作品を作りたいという構想がまずあり、
ちょうど自身ととても縁が深いたまきちくんの退団も被り、
「まさに今だ」というタイミングが合致して作り上げたのではないのかな、と思っていました

 

そのため、
作品の出来にかなりの差が出ていましたよね…(^_^;)

 

『fff』では、
蛇足中の蛇足な最後のベートーヴェンとナポレオンのところは、
ウエクミ先生の意図ではないのではないか、と勘ぐるほどでしたが、
そういういらぬ場面が、『桜嵐記』には皆無でした

 

これだけではないでしょうけど、
やはり宝塚歌劇では自身が作り上げたいという世界観を、
そのまま表現するのは難しいとジレンマを感じていたとしたら、
退団してしまうという決断も仕方がないのかもしれません

 

勝手な妄想でしかありませんが、
そんな風に感じておりましたし、
『fff』での残念さを感じていたファンは、
結構多かったように思っています

 

ちなみに成功例もあります
それは、みりおくん(明日海りおさん)の『金色の砂漠』でした
これはトップスターのみりおくんありきでしょうけど、
見事にバランスが取れた作品に仕上がっていました

 

スポンサーリンク

もっといろんな作品が見たいのだが…

もしそういういろんなズレが劇団との間に生じたり、
ご自身の可能性を外に見出していたとすれば、
退団されてしまうというのも、仕方がないのでしょう

 

それであれば、
せめてもう一作品をウエクミ先生演出で見てみたかったです

 

出来れば、
『芝居の月組』となった、
れいこさん(月城かなとさん)主演で何かを見たかったかな

 

れいこさんであれば、
トップスターありきではない作品でも十分見ごたえのある演じ手になれるでしょうから

 

ショーも賛否両論だった
『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』以外も見てみたかったです
正統派でもいいですし、
和物のショーでもよかったですし、
『BADDY』のように奇をてらったものでもいいので、
もう一度見たかったかな

 

そういえば、
『BADDY』って元々、
まさおくん(龍真咲さん)の時に企画を出した云々っていう話を聞きました
そうであれば、賛否両論ではなかったのかも…
違うかな?どうかな?w
まさおくんが『BADDY』だったらピッタリすぎると思いますし、
だからこそのあの設定なのでしょうw
まさおくんは華やかではありますが、
破天荒なトップスターさんでしたし、すごく納得があります

 

そういう企画がなかなか通らない、というのも、
クリエイターあるあるなのでしょうね
企画については、
どの世界でもあるあるでしょうけど…(^_^;)

 

元々ショー作家ではないので、
ショーは置いておいたとしても、
お芝居はもう一作品見たかったですね

 

ウエクミ先生が今年の担当がなければ、
きっとそういうことなのでしょう…

 

来年の歌劇でのご挨拶でお察し、な感じになるんでしょうかね?
それとも、
急に何かの外部の告知で知るとかかな?

 

それも寂しい限り…

 

本当に単なる噂であって欲しいです

 

参加しています!

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 

【関連記事】
珠城りょう演じる楠木正行が話題に!『桜嵐記』の影響が歴史好きを動かす

望海風斗の集大成としては惜しい気がした『fff』…だいきほで『エリザベート』が観たかった

 

コメント