新人公演の再開はいつになるのだろう…丸1年近く上演できていないのが悲しい

宝塚考察



本日、公式HPにて、
星組『ロミオとジュリエット』と、
花組『アウグストゥス』『Cool Beast!!』の、
ライブ中継とライブ配信のお知らせがありました

 

ここでふと思い出したというか、
常々気にしているのですが、新人公演のことです

 

次回花組本公演『アウグストゥス』では、
復活なるのかどうかと思ってましたけど、
結局は流れてしまいました…

 

ちょうどコロナでの緊急事態宣言が続いていたこともありましたので、
難しいかなとは思っていましたけど、
新年度となる4月2日開幕ですし、
心機一転でいけるかな、と万が一の望みをかけていたのですが…
仕方がないことなのでしょうけど、
やはり無念です…

 

ということで、
今回は新人公演の再開について、
ダラダラと語りたいと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

まだまだコロナ禍の宝塚歌劇団

2020年の後半に、
ようやく宝塚歌劇団が劇場に戻ってきてくれましたけど、
いまだに完全復活とまではいっていません

 

大劇場のレストランが、
昨日の1日から再開されるという案内が出てました
生活があるので、従業員の方も大変です
早く全部が元の営業に戻れるといいのですが…

 

宝塚歌劇団だけがそうなのではなく、
世の中も同様です
我々も自粛の中で生活を続けているわけですから…
本当にいつになったら、
昔のような生活ができるのでしょうか…
明けないことはないのはわかっていますけど、
やはり疲れてきますよね…(´・ω・`)

 

…と、
どーでもいいことを言い出すところでした(笑)

 

話を戻しますけど、
宝塚歌劇団がまだまだ完全復活ではないのは、
ヅカファンには明らかなところです
大きなところではこの2つが思い浮かびます

  1. 全国ツアーや博多座が東西、あるいはどちからのみ
  2. 新人公演なし

 

全国ツアーについては、
今年の雪組さんが6月から行う予定ですので、
復活の兆しがありありです
喜ばしいことですね
博多座も復活されることを楽しみに待ちたいです

 

当初は公演期間も短くなった別箱も、
2021年は元に戻しつつあります
どうかこのまま行けますように…

 

で、ここで気になるのが、
冒頭でお伝えした新人公演です

 

一体いつになったらGOサインが出るのでしょうか…?(・ω・`)

 

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2020年と2021年の現在までの本公演の新人公演有り無しをチェック

2020年と2021年の現在決定している本公演の新人公演をチェックしてみます

■2020年と2021年3月までの本公演
①宙組:『El Japon』新人公演⇒大あり
②雪組:『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』新人公演⇒大劇場のみ
③星組:『眩耀の谷』新人公演⇒大劇場のみ
④花組:『はいからさんが通る』新人公演⇒なし
⑤月組:『ピガール狂騒曲』新人公演⇒なし
⑥宙組:『アナスタシア』新人公演⇒なし
⑦雪組:『fff』新人公演⇒なし
⑧星組:『ロミオとジュリエット』新人公演⇒なし
⑨花組:『アウグストゥス』新人公演⇒なし

 

補足①
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』は、
観客がいない状態で東京宝塚劇場で、
新人公演をやらせてもらえた、とカフェブレイクで、
主演のさきくん(諏訪さきさん)が言ってました

 

補足②
『はいからさんが通る』と、
『ピガール狂騒曲』の新人公演は全配役発表済みでした

 

 

上記の2020年から、次回本公演までの作品数は9本です
そのうち、新人公演はない本公演は、
大劇場のみで6作
東京宝塚劇場に至っては8作です

 

通常の本公演数は1年9本ですから、
ほぼ丸1年分新人公演が行われていないことになります
現に、今のスケジュールでは、
本当に1年以上新人公演がない状態が続いています

 

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気の毒だった100期生

この状況はどの下級生にとっても痛手ですし、
残念な気持ちでいっぱいでしょう

 

その中でも、
特に2020年度が研7の長の学年だった100期生が、
ほぼ、丸々潰されたことが気の毒で仕方がありません

 

星組のまめちゃん(桜庭舞さん)は、
『眩耀の谷』の新人公演ヒロインに抜擢をされましたが、
今振り返ると、まさにギリギリセーフ!
…でも退団しちゃうんですよね…。・゚・(ノД`)・゚・。

 

それでも、
あれだけの技量を持つまめちゃんが、
新公ヒロインが出来たのは、本当に嬉しかったです

 

以前から何度も語ってますけど、
やはり新人公演の復活をして欲しいですし、
丸々棒に振った1年の犠牲となったのを、
なんらかの形で下級生に日の目を見れるようにして欲しいです

 

100期生は、
そのチャンスをほとんど潰された形になります
トップ娘役を2名出して、
大阪万博のアンバサダーを3名も出している期とはいえ、
ギリギリで駆け込んでくる路線スターというのは、
過去にも事例があります

 

その1人が、はなこくん(一之瀬航季さん)です

 

本公演主演のカレーくん(柚香光さん)にとっては、
すでに代表作ともなっている作品で、
新人公演の主演に抜擢されていたはなこくんは、
本当に気の毒でしかありません…
4人目の男として、グイグイ行くキッカケになるかもしれなかった、
とても大事な公演だったはず…

 

本当に残念無念で済まされることではないくらい、
重要さがあったように感じてなりません

 

101期・102期・103期も同様にチャンスが減っていた

また、
100期のすぐ下の101期生についても同様でしょう
今までは100期生のターンという感じでしたから、
いよいよ101期、そして102期、103期とチャンスを与える期間だったはず
例年そうやって、下級生を育成してきていますから…

 

101期は、
アンバサダー組のエース、ちさとくん(縣千さん)を筆頭に、
こってぃ(鷹翔千空さん)が続き、
さりおくん(碧海さりおさん)が駆け込みました

 

そこに、
月組が育成し始めて、
別箱でも活躍をしていたはるくん(礼華はるさん)が、
『ピガール狂騒曲』で続くはずでしたが、
新人公演は中止になってしまいました

 

101期生は2021年度が最後の学年ですから、
1作品でも多く新人公演が上演してくれることを願ってやみません

 

また103期からも、
そろそろ1人目が登場してもいい頃です
私的には、宙組のあのんくん(亜音有星さん)に期待を寄せていましたが、
『アナスタシア』では新人公演がありませんでした…

 

花組の大注目らいとくん(希波らいとさん)もおりますし、
他にも抜擢されそうなスターさんはいるので、
2021年には見てみたいです

 

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娘役育成も滞ってしまっている

娘役さんも同様です

 

男役さんよりは、
早くにトップ娘役に就任するのが娘役さんですから、
早期に育成を始めていかないと間に合わなくなります

 

昨年からの新人公演が止まった状態では、
予定が狂っている状態なのではないか、と心配してしまうほどです

 

104期の月組はねちゃん(きよら羽龍さん)は、
ようやく新人公演のヒロインに抜擢されたと思いきや、
上記のはるくん同様に流れてしまいました

 

同様なことが、花組のあわちゃん(美羽愛さん)もです
『はいからさんが通る』の新人公演ヒロイン抜擢というのは、
とても勉強になったことでしょう
演技力抜群の華ちゃん(華優希さん)から学べることは、
とても多かったはずです
過ぎてしまったこととはいえ、本当にもったいないです…

 

娘役さんは、
105期生も育成していかないといけませんし、
103期生もまだまだこれからです
106期生で早期の育成を始めたい娘役さんもおられるでしょう

 

1年という流れの残酷さを感じてしまいます

 

100の練習よりも1の本番、と言われてますが、
まさにその通りです

 

本公演や別箱で与えられた役を演じきることも大きな学びですし、
血となり肉となっていきます

 

それと同様に、
本公演の新人公演では、
若くして主演とヒロイン、また主要な役に抜擢されます
東西でたった1公演ずつだけの上演ですけど、
この公演を経て、大きく成長を遂げるというのも真実です
真ん中を演じるという大切さを、
舞台を通じて学ぶことができるのですから…

 

どうか1公演でも早く新人公演が復活できますように…

 

花組の次の本公演は、
月組の『桜嵐記』になります
これは、たまきちくん(珠城りょうさん)と、
さくらちゃん(美園さくらさん)の退団公演ですから、
まさに集大成の作品になるでしょう
しかも、作品はたまきちくんを知り尽くした上田久美子先生の作品

 

だいきほ退団公演の新人公演が叶いませんでしたが、
たまさく退団公演での新人公演は叶いますように…

 

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