真彩希帆&舞空瞳はイレギュラータイプ…トップ娘役就任までの過程

宝塚考察



昨日、公式HPにて、
あすかくん(聖乃あすかさん)主演のバウ公演、
『PRINCE OF ROSES』の一般前売の発売が中止になったと発表されました
こちらも先日より公表されているとおり、
座席定員の50%を超えないようにしているためのようです

 

バウも対象なんですね…
ライブ配信があればいいのですがアナウンスがなかったので、
やっぱりこのままないのでしょうか…
下級生のバウ公演なので配信されない方向なのかな?
どうなのでしょう

 

大尊敬のブロガーhappyさんが、
だいきほ『fff』で空席があったとお話されてました
代わりに観劇したい人はたくさんいるでしょうに、
直前で譲るのが難しいのが困りますね…(´・ω・`)

 

さて今回は、
雪組の娘役さんについて語ります

 

…と思ったのですが、
前置きの説明で長くなっちゃいましたので(笑)
一旦区切ります

 

今回はタイトルどおり、
トップ娘役の条件でもイレギュラーがあるよね
という点を語ります

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

過去の東上付きバウヒロイン

先日語りましたけど、
あーさちゃん(朝美絢さん)待望の東上付きバウ主演、
『ほんものの魔法使』のヒロインがひまりちゃん(野々花ひまりさん)に決定!
単なるバウヒロインではなく、
なにせ東上付きですから、やはり格が上がります
別箱ヒロインと同格ではないにせよ、
限りなく別箱ヒロインと言ってもいいでしょう

 

そもそも東上付きバウ公演自体が、
そんなにあるケースではありませんので、
過去の事例もちょっと遡ることになります

朝美絢が雪組2番手になるのかが気になるというお話【95期・神7】

 

上記でも触れましたけど、
近いところでいうとみりおくん(明日海りおさん)と、
たまきちくん(珠城りょうさん)のバウ主演作を思い浮かびます

 

それぞれ東上付きバウ公演を2回上演しているわけですが、
そのヒロインがこちら

『アリスの恋人』愛希れいか
『春の雪』咲妃みゆ
『月雲の皇子』咲妃みゆ
『Bandito』早乙女わかば

 

ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)も、
みゆ姫(咲妃みゆさん)も、
バリバリの路線娘役で、
そのままトップ娘役にGOという感じで就任

 

わかばちゃん(早乙女わかばさん)も当時はバリバリの路線でした
星組時代も月組時代もヒロインしまくりでした
ですが、
残念ながらトップ娘役にはなれず…

 

ヒロインしまくりでしたけど、
大器晩成を見込まれたちゃぴちゃんと、
元から演技力抜群だったみゆ姫とは、
少し技術的には難しかったのかもしれません…

 

ただ娘役の場合は、
技術的なものよりも運とタイミングがめちゃくちゃ大事ですので、
わかばちゃんの場合はその「運」の実力が欠けていた
ということなのかもしれません
運も実力といいますし、
宝塚歌劇の場合は「運」は特に大事な実力でしょう

 

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真彩希帆というイレギュラーな事例

上記が前置きなのですが…

 

今回、
ひまりちゃんが東上付きバウヒロインに抜擢されたということは、
雪組の中でのトップ娘役候補の一人になりました

 

ひまりちゃんは新人公演ヒロイン2回ですし、
今回の東上付きバウとなると、
雰囲気的にまあやちゃん(真彩希帆さん)のラインを思い出します
ただまあやちゃんと違って、
ひまりちゃんは学年からすると少し上級生気味ではあるので、
そこをどう判断するかということになります
ひまりちゃんは99期なので、2021年は研9ですから…

 

まあやちゃんは、
実力派で堂々としているため忘れがちですけど、
研6でトップ娘役に就任しています

 

ただトップ娘役就任する前は、非常にイレギュラーでした

■真彩希帆のトップ娘役への道
①新人公演ヒロインをせず、いきなり『鈴蘭』でバウヒロイン抜擢
②その後に『こうもり』 -初新人公演ヒロインに抜擢
③『燃ゆる風』で2度目のバウヒロイン抜擢
④トップ娘役就任

 

面白いことに、花組時代は新公ヒロイン抜擢なしの上、
すべて組替え後の星組で済ませて、雪組へ組替えしていきます

 

花組時代に新人公演で与えられる役は、
当時はちょっと別格よりでした
今では、まあやちゃんが花組で演じた本役さんは、
2人ともトップ娘役に就任するという逆の快挙…(^_^;)
本当にトップ娘役の人事はわからないものです…

 

こういうまあやちゃんの事例があるので、
いろんな想定があってしかるべきということなのでしょう

 

ただし大事なのは、やはりヒロイン経験があること
新人公演ヒロインはもちろんですが、
別箱ではなくても、
バウヒロインは最低ラインであることは確かです

 

やはり2幕を演じるということが大事ですから…

 

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舞空瞳というイレギュラーな事例

それすらもなくトップ娘役に就任するケースもあります
それが星組のトップ娘役のひっとん(舞空瞳さん)です

 

花組時代はトップスターのタイトルロール演じたり、
めちゃくちゃフィーチャーされていましたけど、
ヒロインの実績はわずか3本

■舞空瞳のヒロイン歴
①『MESSIAH』新人公演ヒロイン
②『メランコリック・ジゴロ』全ツヒロイン
③『GOD OF STARS』新人公演ヒロイン

 

ひっとんの何がスゴイといって、
バウや別箱のヒロインを演じていないため、
実質2幕通しでのお芝居のヒロインはやっていないということ
全ツヒロインは、お芝居ではヒロインでしたけど、
ショーは華ちゃん(華優希さん)でしたから…

 

さらにひっとんがスゴイのは、
上記でも触れましたけど、
圧倒的大人気のトップスターだったみりおくん(明日海りおさん)主演の別箱、
『ハンナのお花屋さん』のタイトルロールのハンナ役をわずか研2で務めたこと!
当時の花組2番手であるキキちゃん(芹香斗亜さん)の相手役でした…
実質娘2の役なのです

 

その後も、
マイティー(水美舞斗さん)主演の『Senhor CRUZEIRO』では、
大事なタンゴの相手役を務めますし、
『CASANOVA』でも目立った役でした

 

ひっとんの場合は、
まどかちゃん(星風まどかさん)並みに劇団愛が強い娘役だったこともあり、
本公演や別箱で目立った活躍をさせつつ、
仕上げていったのでしょう

 

ですが、まどかちゃんに比べると、
圧倒的に経験は少ないです
これでトップ娘役に就任できるとすれば、
ひっとんをカバーできる相手ではないと務まりません
だからこそ、ことちゃん(礼真琴さん)だったのでしょう
上手く出来ています

 

ちなみにまどかちゃんは、
新人公演ヒロイン2回
バウヒロイン2回
別箱ヒロイン1回と全部総なめしています
ちゃぴちゃんやみゆ姫同様の普通のバリバリの路線娘役でした

 

…とここまで語ったら長くなったので、
キリもいいので、一旦区切ります

 

次回雪娘を語りたいです

 

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